ブランドレックス銀座
鑑定士 千藤
買取速報
鑑定士プロフィール
- 鑑定士
- ブランドレックス千藤
- ブランド査定歴
- 20年以上
長年、銀座を拠点にロレックス・高級時計・ブランド品の買取査定に携わってきました。
これまで数万点以上の査定経験をもとに、実際の買取現場の相場感や査定のリアルを分かりやすくお伝えしています。
多くの現場を経験する中で、莫大な広告費や一等地の家賃が「買取価格」を圧迫している現状に疑問を感じ、現在は固定費を極限まで削った『鑑定特化型オフィス』を運営しています。
削ったコストはすべて査定額に上乗せし、大手チェーンには真似できない「直通の最高値」をご提示します。
「まずは相場だけ知りたい」「売るか迷っている」という段階でのご相談も大歓迎です。
無理な勧誘は一切ございませんので、プロの視点が必要な際はお気軽にお声がけください。
査定現場のリアルを見る
実際に成立したブランド品の買取事例を公開しています。
ロレックスを中心に・時計・バック・ジュエリーなどの査定現場の価格感を知りたい方は参考にしてください。
査定のみのご相談も歓迎しています。
相談料・査定料が無料!
はじめての方でもお気軽にご連絡ください!


お電話でお問い合わせ
03-6361-1433

鑑定士からのコメント
1970年頃から1980年代後半まで製造され、第3世代の手巻きデイトナとして金属製タキメーターベゼルを搭載した金字塔、Ref.6265。
プッシャーをネジ込み式の「オイスターケース」へと進化させ、現行デイトナの強固な礎を築いた歴史的傑作です。
世界的なアンティーク・ロレックスの市場再評価、および長引く為替の円安基調が強烈な相乗効果を生み、2026年上半期も本体の状態や付属品の有無によって9,000,000円〜22,000,000円という驚異的なプレミアム相場を維持しています。
本稿では、2026年1月から5月までのブランド全体・相場指数(平均値)の推移とともに、コンディションに応じた具体的な最高値目安の変遷、そしてプロの鑑定士が実務現場で注視する極めて専門的な査定ポイントを解説いたします。
2026年1月〜5月 ブランド全体・相場指数(平均値)の推移
2026年1月:平均相場指数 14,200,000円 (前月比 +250,000円)
年初に行われた現行高級時計ブランドの国内価格改定(一斉値上げ)に伴い、資産の絶対的な逃避先として「現存数が決まっているヴィンテージの最高峰」へ富裕層の資金が集中。
市場の基準値が一段と底上げされてスタートしました。
2026年2月:平均相場指数 14,500,000円 (前月比 +30,000円)
外為市場での円安ドル高傾向がさらに強まったことで、世界的なトップバイヤーや欧米のコレクターによる日本市場への買い付けが活発化。
国内セカンドマーケットの流通量が極限まで絞られ、続伸を記録しました。
2026年3月:平均相場指数 15,300,000円 (前月比 +80,000円)
春の国際的オークションシーズンの開幕と、企業の決算期に伴うコレクター需要がリンク。
海外オークションでの手巻きクロノグラフ高額落札のニュースが国内相場を刺激し、当期間における記録的な最高値を叩き出しました。
2026年4月:平均相場指数 14,900,000円 (前月比 -40,000円)
第一四半期の劇的な暴騰に対する一時的な自律調整局面を迎えたものの、「売り手市場」の絶対的な優位性は変わらず、世界的な実物資産への信頼感を背景に高水準を維持したまま推移しています。
2026年5月:平均相場指数 15,400,000円 (前月比 +50,000円)
初夏に向けたヴィンテージ・スポーツウォッチの国際的需要が本格化。
特に未研磨かつパーツの一致度が高い個体に対するオークションでの競り合いが激化し、さらなるプレミア化の兆しを見せています。
状態別の具体的な買取最高値目安の推移
Ref.6265は、外装の研磨歴やパーツのオリジナル性によって査定額が1,000万円以上変動します。
確実な市場取引データをベースに、各月の需要動向と連動させた最高値目安の推移は以下の通りです。
新品同様(極美品・未研磨・パーツ完全一致個体)
最高値目安:16,000,000円 〜 22,000,000円
1月:19,500,000円 / 2月:20,000,000円 / 3月:22,000,000円 / 4月:21,000,000円 / 5月:22,000,000円
美品(傷が少なく、外装・機械ともに状態良好な優良品)
最高値目安:13,000,000円 〜 16,000,000円
1月:14,500,000円 / 2月:15,000,000円 / 3月:16,000,000円 / 4月:15,500,000円 / 5月:16,000,000円
良品(日常使いによる擦れ等がある一般的な中古品)
最高値目安:9,000,000円 〜 13,000,000円
1月:11,500,000円 / 2月:12,000,000円 / 3月:13,000,000円 / 4月:12,500,000円 / 5月:12,800,000円
※インデックスが星型のエキゾチックダイヤル(ポールニューマン)などの超希少仕様である場合は、上記の状態別目安を遥かに超越した数千万円規模でのASK対応となります。
ロレックス全体の買取実績を知りたい方はこちらもぜひご覧ください。
デイトナの買取実績はこちら
デイトナの最新相場も参考になります コラム
プロの鑑定士による市場動向・査定コメント
2026年1月〜5月における「Ref.6265」の市場動向は、単なる中古ブランド時計の査定ではなく、歴史的絵画や骨董の真贋を見極める最高峰の専門知識が求められる局面にあります。
ドル建て・ユーロ建てに対する歴史的な円安基調が続く中、日本国内のファーストオーナーが大切に保管してきた個体は、海外のトップディーラーが莫大な資金を投じてでも獲得したい最優先ターゲットとなっており、これが「2,200万円」という最高値買取を実現している強力な背景です。
実務において、この数千万円規模の最高値を勝ち取るための鑑定基準は、傷の有無以上に「文字盤の仕様」と「時代整合性」に集約されます。
約20年間にわたり製造されたRef.6265には、文字盤のバリエーションが豊富に存在します。
12時位置のROLEX表記の下に「OYSTER」がない最初期の「ノンオイスターダイヤル」や、6時位置のインダイヤルの上に赤い「DAYTONA」の文字が大きく印字された通称「ビッグデイトナ」、逆に表記が小さな「スモールデイトナ」、さらには文字盤外周の「SIGMA(シグマ)マーク」の有無など、仕様によって価値が激変します。
これらの文字盤が後年から精巧に作られたリプリント(偽物)ではなく完全な純正であること、そして12箇所のトリチウム夜光ドットが崩れずに美しくクリーム色へ「ヤケ」ているかを、専用の顕微鏡を用いて徹底的に鑑定します。
次に注視するのは、外装パーツの「マーク(世代)の一致」です。
Ref.6265の最大の特徴であるステンレス製タキメーターベゼルは、フォントの違いによって「マーク1」から「マーク4」まで分類されます。
また、リューズ上下のネジ込み式プッシャーも、溝のない初期の「マッシュルームプッシャー(マーク1)」から、現行に近い「溝ありプッシャー(マーク2以降)」が存在します。
これらがシリアルナンバー(製造年)と完全に一致している「オリジナル個体」であれば、それだけで査定額は跳ね上がります。
過去の過度な研磨(ポリッシュ)によってラグのエッジが痩せておらず、がっしりとした金属の肉厚さを保っている個体は、未研磨(ノンポリッシュ)として2,000万円オーバーの限界上限価格を即座にご提示いたします。
最後にお持ち込みの際の実務的なアドバイスですが、この第3世代手巻きデイトナにおいて、査定現場で最も劇的な増額トリガーとなるのが「当時のクラスプ(バックル)に刻印された年代コード」です。
ブレスレット(Ref.78350など)のコマのヨレや伸びも確認しますが、バックルの内側に刻まれたアルファベットと数字のコードが、ケースの製造年と完全に一致している場合、後からブレスだけを買い足した個体ではない「完全無欠のファーストオーナー個体」としての証明になり、数百万円規模のプレミアム価値が上乗せされます。
たとえ長年の放置によって油が乾き、クロノグラフ針が動かない不動品であっても、パーツ自体の価値だけで十分に高価買取が可能です。
高級時計全体のリセール率については
【時計 リセール率ランキング|1年・5年の価格推移でわかる“本当に強いモデル”5選】
の記事も参考になります
【ロレックスのモデル別リセール率ランキング一覧もぜひご覧ください。】
売却前に無理に一般の修理店へ出してパーツを磨いたり交換したりせず、当時のオイスターブレスや、もし残っていれば当時の箱・保証書といった付属品をそのままの状態で全てお持ち込みいただくことが、世界最高峰の最高値を引き出すための唯一の鉄則です。