ブランドレックス銀座
鑑定士 千藤
買取速報
鑑定士プロフィール
- 鑑定士
- ブランドレックス千藤
- ブランド査定歴
- 20年以上
長年、銀座を拠点にロレックス・高級時計・ブランド品の買取査定に携わってきました。
これまで数万点以上の査定経験をもとに、実際の買取現場の相場感や査定のリアルを分かりやすくお伝えしています。
多くの現場を経験する中で、莫大な広告費や一等地の家賃が「買取価格」を圧迫している現状に疑問を感じ、現在は固定費を極限まで削った『鑑定特化型オフィス』を運営しています。
削ったコストはすべて査定額に上乗せし、大手チェーンには真似できない「直通の最高値」をご提示します。
「まずは相場だけ知りたい」「売るか迷っている」という段階でのご相談も大歓迎です。
無理な勧誘は一切ございませんので、プロの視点が必要な際はお気軽にお声がけください。
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実際に成立したブランド品の買取事例を公開しています。
ロレックスを中心に・時計・バック・ジュエリーなどの査定現場の価格感を知りたい方は参考にしてください。
査定のみのご相談も歓迎しています。
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鑑定士からのコメント
1970年頃から1972年頃までのわずか数年間しか製造されず、手巻きデイトナの歴史においてプラスチックベゼル仕様の最終形態として君臨するRef.6264。
次世代のバルジュー社製Cal.727をいち早く搭載した「過渡期(トランジショナル)」の傑作であり、その極めて短い製造期間ゆえに、ヴィンテージロレックス市場における希少価値は現行モデルを遥かに凌駕しています。
世界的なアンティーク・スポーツウォッチの歴史的再評価、および長引く為替の円安基調が強烈にリンクし、2026年上半期は通常ダイヤルで8,000,000円〜15,000,000円以上、コレクター垂涎のポールニューマン・ダイヤル(エキゾチック・ダイヤル)であれば数千万円〜数億円規模の超プレミア価格という、時計界最高峰の相場を形成しています。
本稿では、2026年1月から5月までのブランド全体・相場指数(平均値)の推移、仕様に応じた具体的な最高値目安の変遷、そしてプロの鑑定士が実務で注視する極めて専門的な査定ポイントを徹底解説いたします。
2026年1月〜5月 ブランド全体・相場指数(平均値)の推移
2026年1月:平均相場指数 12,500,000円 (前月比 +250,000円)
年初における現行高級時計ブランドの国内定価改定(一斉値上げ)を機に、世界的な投機資金が「現存数が決まっている究極のヴィンテージ・ピース」へ一斉に回帰。
市場全体のベースが一段と底上げされ、衝撃的なスタートを切りました。
2026年2月:平均相場指数 12,750,000円 (前月比 +250,000円)
外国為替市場での円安ドル高基調が一段と強まったことで、日本のセカンドマーケットに眠る最高峰のアンティークを狙う海外のメガ・コレクターや国際的バイヤーの買い付けが活発化。
国内流通量が極限まで絞られ続伸しました。
2026年3月:平均相場指数 13,400,000円 (前月比 +650,000円)
ジュネーブ等で開催される春の世界的な高級時計オークションシーズンの開幕と連動。
海外オークションでの手巻きデイトナの落札熱が国内の業者間取引にダイレクトに波及し、当期間における記録的な最高値を叩き出しました。
デイトナの最新相場も参考になります コラム
2026年4月:平均相場指数 13,100,000円 (前月比 -300,000円)
第一四半期の劇的な暴騰に対する一時的な自律調整局面を迎えたものの、「売り手市場」の絶対的な優位性は変わらず、世界的な実物資産への信頼感を背景に高水準を維持したまま推移しています。
2026年5月:平均相場指数 13,500,000円 (前月比 +400,000円)
初夏に向けたヴィンテージ・クロノグラフの国際的需要が本格化。
特に当時のオリジナルパーツを高水準で維持した個体が市場に出現したことで指数を再び押し上げ、さらなるプレミア化の兆しを見せています。
仕様別の具体的な買取最高値目安の推移
Ref.6264は文字盤の仕様によって桁違いに価値が変動します。
ご提示いただいた市場データをベースに、各月の需要動向とリンクさせた買取最高値目安の推移は以下の通りです。
通常ダイヤル(シルバー / ブラックなど)
最高値目安:約15,000,000円以上
1月:13,500,000円 / 2月:14,000,000円 / 3月:15,000,000円 / 4月:14,500,000円 / 5月:15,000,000円以上
※文字盤のコンディションに加え、最初期に見られる「DAYTONA」表記がないコンツァー文字盤仕様などの場合は、上記目安を大きく超える最高値のご提示が可能です。
ポールニューマン・ダイヤル(パンダ・エキゾチック仕様含む)
最高値目安:数千万円〜数億円規模(ASK対応)
1月:45,000,000円 / 2月:48,000,000円 / 3月:55,000,000円 / 4月:52,000,000円 / 5月:55,000,000円以上
※白文字盤に黒のインダイヤルを配した「パンダ」や、外周の1/5秒目盛り部分が一段下がった独自のステップ意匠は、オークションハウスでの競り合い次第で数千万円から1億円を軽く突破するポテンシャルを秘めています。
ロレックス全体の買取実績を知りたい方はこちらもぜひご覧ください。
デイトナの買取実績はこちら
プロの鑑定士による市場動向・査定コメント
2026年1月〜5月における「Ref.6264」の市場動向は、時計の査定という枠組みを完全に超越した「美術品・歴史的遺産」の領域に達しています。
歴史的な為替の円安基調が続く今、日本国内で大切に保管されてきたヴィンテージ・デイトナは、世界中のトップディーラーが「いくら積んででも確保したい」と熱望する最高レベルのターゲットです。
実務における鑑定プロセスにおいて、私たちが何よりも爪の先ほどの狂いも許さず徹底確認するのは「文字盤の真贋と完全なオリジナル性」です。
特に高額なポールニューマン・ダイヤルに関しては、後年から精巧に作られた社外パーツやリプリント文字盤、あるいは通常モデルから文字盤だけを載せ替えた個体などを厳格に見極めるため、文字盤のフォント、インクの立体感、夜光塗料(トリチウム)の質感、裏面の刻印に至るまで顕微鏡レベルでの精密鑑定を行います。
夜光が当時のまま純正で残り、12箇所の夜光ドットが崩れずに美しくクリーム色へヤケている個体は、それだけで数百万円以上のプラス評価へと直結します。
次に注視するのは、外装の「肉厚さ」と「パーツの一致」です。
Ref.6264の象徴であるプラスチック製のタキメーターベゼル(オリジナルベゼル)にクラック(ひび割れ)や大きな傷がないか、後年のサービスパーツに交換されていないかを厳しくチェックします。
また、プッシャー(リューズ上下のボタン)が「ネジ込み式ではない(ノンオイスター)」当時のオリジナル仕様(溝あり・溝なしの整合性)を保っているかも命です。
過去の過度な研磨(ポリッシュ)によってケースのラグ幅が痩せておらず、製造当時のシャープな面構成とがっしりとした太さを留めている「ノンポリッシュ個体」であれば、一撃で買取限界値を突破いたします。
最後に、このクラスの時計をお持ちの方への実務的なアドバイスですが、不動品であるからといって、売却前にご自身で磨いたり、メーカーや一般の時計店に「オーバーホール」へ出すことは絶対におやめください。
高級時計全体のリセール率については
【時計 リセール率ランキング|1年・5年の価格推移でわかる“本当に強いモデル”5選】
の記事も参考になります
【ロレックスのモデル別リセール率ランキング一覧もぜひご覧ください。】
メーカーの修理によって当時の貴重な文字盤や針、ベゼルが現行のパーツ(交換部品)に差し替えられてしまった場合、オリジナリティが失われ、価値が1/10近くまで暴落する致命的なリスクがあるからです。
当時のままであえて手を加えず、当時のリベットブレス(Ref.7205等)や、当時の箱・保証書といった付属品が1点でも残っていれば、付属品だけで軽々と数百万円単位の価値が加算されます。
アンティークウォッチとしての生きた歴史をそのままに、すべてのパーツを揃えてお持ち込みいただくことが、世界最高峰の買取最高値を引き出すための唯一絶対の鉄則です。