買取速報

オーデマピゲのロイヤルオーククロノグラフを買取させて頂きました。

買取方法は店頭での買取です。

 

早速、査定ポイントと一緒に見ていきましょう。

査定ポイントは全部で3つです。

1.状態
2.付属品
3.年式

1.状態

まずは状態です。

状態に関しては傷や腐食、経年劣化などを確認しています。

傷には使用傷という薄い線傷や凹み傷というぶつけた際に付く傷などもあります。

傷に関しては別でまとめていますので是非チェックしてください(URL)

 

特に今回買取させて頂いた時計はイエローゴールドを使用しているのでステンレスなどに比べて柔らかい素材です。

その為少し当たっただけでも深めの凹み傷や線傷がつきやすい物になります。

今回の時計もベゼル部分に深めの凹み傷がついておりポリッシュと言われる磨きだけでは完全に傷を消す事が出来ない物でした。

使用傷などの薄い傷であれば綺麗な状態に戻すことが出来ますが深い傷はそれだけでは難しいです。

傷を消す方法としては金を凹み部分に流して埋めてからポリッシュする方法はありますがメーカー修理になる為コストがかかります。

金の時計をお持ちの方は時計を付けたりすると簡単に深めの凹み傷が出来てしまうので気を付けてください。

 

傷以外の腐食や経年劣化は今回の時計ではありませんでしたので状態という面では傷のみのマイナスになりました。

2.付属品

次に付属品です。

オーデマピゲの基本的な付属品は3つで、箱、保証書、取説です。

特に保証書は査定の際に大事になってきます。

保証書は年式の把握やその商品の本物としての証明書としても利用することが出来る為、有るのと無いのとでは査定は大幅に変わってくるからです。

そんなオーデマピゲの保証書は２種類存在していて本タイプとカードタイプがあります。

評価としてはカードタイプの方が新しい保証書になる為同じモデルでもカードタイプの保証書が評価としては高いです。

今回の保証書はカードタイプの物で評価としては高くなりました。

付属品としては取説が不足していましたのでそこがマイナス査定でしたね。

3.年式

最後は製造、販売年式です。

年式に関しては保証書や時計のシリアルを見る事でオーデマピゲの時計は確認することが出来ます。

車と同じで同じモデルでも年式が古い物は評価が下がります。

シリアルでの年式の把握に関して現在はシリアルがランダムになり規則性が無くなった為に把握する事は出来ず、2019年にはすでに把握する事は出来なくなっています。

その為保証書で販売年数を把握する事で査定していてこの保証書が無いと販売年式の把握が現在はできないので査定も大きく下がるという事です。

本タイプの保証書であれば記載されているのですが、カードタイプの保証書は日付の記載はされていません。

ですがカードタイプについているQRコードを読み取る事で年式の把握は可能ですので査定の際は確認させて頂いています。

今回の時計に関しては2019年に販売された物でしたので、年式という面ではマイナス査定はそこまでしていません。

まとめ

以上のような所を確認させて頂き査定させて頂きました。

今回の時計では傷が一番査定に響いています。

ベゼルについていた深めの凹み傷がやはり綺麗に直す事が難しい為です。

金を使った時計は高級時計の醍醐味ではありますが、柔らかい素材の為ご使用される際は気を付けてご使用してください。

傷がある物は重なって深くなってしまう事もありますので定期的なメンテナンスをメーカーに出す事をお勧めいたします。