ロレックスは保証書の種類によって査定評価が異なります。
今回のコラムを参考にしてください。

目次

1.保証書の種類

2.紙の保証書

3.旧保証カード

4.新旧保証カード

5.新保証カード

まとめ

1.保証書の種類

ロレックスの保証書には大きく分けて4種類の保証書が有ります。
種類を見れば何年に製造された物かある程度把握することも出来ます。

2.紙の保証書

2006年以前まで使用されていたのが紙ベースの保証書です。
偽造防止も施されていてお札のように透かしが入っています。

紙ベースの保証書には2種類あります。
日本語表記がされた保証書と英文で描かれた保証書です。

日本語表記の保証書は日本のみメーカー修理が出来る保証書で、国際保証書と比べて数は少ないです。


日本語表記の保証書
この保証書は海外ユーザーからはあまり評価をされておらず、国際保証書より査定評価が下がります。

 


国際保証書
英文で全て描かれた保証書は海外で発行された国際保証書で、どの国でも通用する
スタンダードな保証書です。

3.旧保証書

2007年以降はカード型の保証書に変わりました。
最初のカード型は、全体が濃い緑色をしており、両脇には金色塗装がされたデザインになります。

旧保証カード

製造国や時計の型番、シリアル、モデルの分類が記載された物で裏面には購入日と
購入した人の名前、販売店が記載されています。

査定評価としてはカード型の中で一番低い評価になります。

モデルや記載日付よって異なりますが、
旧保証書の有無で査定額は10万円~30万円ほど変わります。

 

4.新旧保証書

この保証書は旧保証書からデザインが変わり白ベースに緑色が入り、両脇は金色です。

記載されていることは旧保証書とほとんど変わりはないですが、表面には生産国とモ
デル名が無くなり、型番、シリアル、のみ記載されたシンプルなデザインになりました。

裏面には購入日と購入者名、購入店と生産国が記載されています。

デザイン以外では特に大きな変化は無く、偽造対策も特に変化はありません。


新旧保証カード

この新旧型のカードは近年2020年まで使われており、
旧保証書より査定評価は上がります。

 

5.新保証書

2020年6月頃から切り替わったのが新保証書です。
ロレックスカラーである緑一色で淵金の加工がされています。

表面はロレックスのロゴがセンターにあり時計の詳細は何も書かれていません。
裏面はロレックスのロゴのクラウンが左にあり、右側に型番、シリアル、購入日が記
載されています。
購入者名や生産国の記載は無くなりました。


新保証書

スマートフォンやアイフォンをカードに近づけると自動でロレックスの公式サイトにアクセスすることが出来ます。
これも偽造防止対策のひとつです。

現行品で保証書が無かった場合、査定額は20万円~40万円のマイナスになります。
しっかり保管しておくことで高額で査定ができます。

 

まとめ

ロレックスの保証書は他のブランドに比べて査定額に大きく影響されます。
今回写真付きで保証書である程度の年式も把握できます。

同じモデルで年式が一緒でも古い保証書は最低でも5万円は下がります。
ロレックスについて質問があればお気軽にご相談くださいませ。

 


鑑定歴10年の岡田です。

査定についてのご相談はお任せください。
皆様からのご連絡お待ちしております。