ブランドレックス銀座
鑑定士 千藤
買取速報
鑑定士プロフィール
- 鑑定士
- ブランドレックス千藤
- ブランド査定歴
- 20年以上
長年、銀座を拠点にロレックス・高級時計・ブランド品の買取査定に携わってきました。
これまで数万点以上の査定経験をもとに、実際の買取現場の相場感や査定のリアルを分かりやすくお伝えしています。
多くの現場を経験する中で、莫大な広告費や一等地の家賃が「買取価格」を圧迫している現状に疑問を感じ、現在は固定費を極限まで削った『鑑定特化型オフィス』を運営しています。
削ったコストはすべて査定額に上乗せし、大手チェーンには真似できない「直通の最高値」をご提示します。
「まずは相場だけ知りたい」「売るか迷っている」という段階でのご相談も大歓迎です。
無理な勧誘は一切ございませんので、プロの視点が必要な際はお気軽にお声がけください。
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鑑定士からのコメント
優美な極薄ドレスウォッチの系譜「チェリーニ Ref.4112」
ロレックスの「チェリーニ Ref.4112」は、1970年代から1990年代にかけて製造された、同社を代表する気品溢れるドレスウォッチです。スポーツモデルに採用される強固なオイスターケースとは一線を画し、薄型でエレガントなフォルムを追求しているのが最大の特徴です。ケース素材には18金イエローゴールド(YG)やホワイトゴールド(WG)といった高級感溢れる金無垢素材のみが贅沢に使用されており、径32mmの控えめなラウンドケースは袖元に美しく収まります。無駄を削ぎ落としたサンレイ仕上げの文字盤や気品あるバーインデックス、そして信頼性の高い手巻きムーブメント(Cal.1601など)の組み合わせは、クラシックロレックスの至高の形として今なお色褪せない魅力を放っています。ここでは、実際の市場データから精査した2026年6月から1月までのリアルな買取相場推移と、査定のポイントをプロの鑑定士視点で詳しく解説いたします。
ロレックス Ref.4112 買取最高値目安・相場推移(2026年6月〜2026年1月)
2026年6月
【買取最高値目安】435,000円
平均相場指数:325,000円
前月比(推移幅):+5,000円
市場の主なトピックス:世界的な金相場の高騰がダイレクトに影響。18金無垢ケースを持つRef.4112は、時計としての価値に加えて貴金属としての価値も強力にサポートされ、最高値目安を微増させる形で堅調に推移しています。
2026年5月
【買取最高値目安】430,000円
平均相場指数:320,000円
前月比(推移幅):+15,000円
市場の主なトピックス:ドル円相場の円安基調が定着したことで、海外のコレクターやバイヤーによる買い付け意欲が活発化。特に文字盤のコンディションが良いホワイトゴールド(WG)モデルへの需要が相場を押し上げました。
2026年4月
【買取最高値目安】415,000円
平均相場指数:305,000円
前月比(推移幅):+10,000円
市場の主なトピックス:春のブライダルシーズンやフォーマルシーンでの需要期を前に、上品なドレスウォッチへの注目度アップ。市場の流通量が限られる中、状態の良い個体の奪い合いが起きています。
2026年3月
【買取最高値目安】405,000円
平均相場指数:295,000円
前月比(推移幅):+15,000円
市場の主なトピックス:現行ロレックスの国内定価改定(値上げ)が行われ、現行スポーツモデルの価格高騰を背景に「手の届きやすいクラシックな金無垢ロレックス」としてチェリーニへの資金流入が加速しました。
2026年2月
【買取最高値目安】390,000円
平均相場指数:280,000円
前月比(推移幅):+5,000円
市場の主なトピックス:クラシック回帰のトレンドが時計市場全体で顕著になり、大ぶりなスポーツウォッチから32mm径のようなスマートなヴィンテージドレスへ乗り換えるユーザーが増加。ベース相場が底上げされました。
2026年1月
【買取最高値目安】385,000円
平均相場指数:275,000円
市場の主なトピックス:年始の為替の乱高下により市場全体がやや様子見ムードとなったものの、金無垢の安定性とロレックス特有のステータス性が実物資産として再評価され、手堅い相場環境からスタートを記録。
プロの鑑定士による市場動向・査定コメント
Ref.4112(チェリーニ)は、製造終了から年月を経た「ネオヴィンテージ」に位置づけられるモデルでありながら、近年のクラシックドレスウォッチ人気の高まりと金相場の爆発的な上昇により、非常に安定したリセール価値を維持しています。本モデルの査定において、買取金額の命運を分ける最大のポイントは「文字盤のコンディションとインデックスの仕様」です。
シャンパンカラーやシルバーが定番ですが、汚れやシミ、日焼けによる変色がない「ミントコンディション」の文字盤は極めて高く評価されます。また、バーインデックス以外に、ブラックペイントのローマンインデックスが施された仕様は市場での見かける頻度が低く、希少性からプラス査定に繋がることがあります。さらに、針やインデックスの金素材に一切のサビや腐食がない美しい個体であれば、相場上限である35万円〜40万円オーバーの強気な限界最高値を提示することが可能になります。
実務視点において最も厳しく精査するのは、「パーツの純正度合い」と「ホールマークの残存率」です。チェリーニはレザーベルトモデルであるため、ベルトが社外品に交換されているケースは多いですが、18金製の「ロレックス純正尾錠(バックル)」が当時のまま残っているかどうかで、査定額は大きく変わります。社外尾錠になっているとマイナス評価になりやすいため、純正尾錠の有無は非常に重要です。また、金無垢ケース特有の「ホールマーク(刻印)」が、過度なポリッシュ(研磨)によって擦れて消えかかっていないかも重要な査定ポイント。ラグのエッジが立ち、刻印がクッキリ残っているノンポリッシュに近い個体は、コレクション価値として上限いっぱいの高価買取をお約束できます。
最後に「為替の変動と売り時」についてです。本モデルは海外(特にヨーロッパやアジア圏)でもスマートなドレスウォッチとして非常に高い流動性を誇るため、ドル円が円安に大きく振れているタイミングは、高額査定を最も引き出しやすい絶好のチャンスです。革ベルトがボロボロになっていたり、長年オーバーホールをしておらず手巻きリューズが重い・不動であるといった状態でも、自社メンテナンス体制が完備された専門店であれば、修理コストを最小限に抑えてパーツ価値そのものを最大限に評価できます。眠らせているチェリーニがあれば、今の相場環境の強さをぜひご活用ください。
チェリーニ Ref.4112 買取に関するよくある質問
Q. 同じRef.4112でも、「イエローゴールド(YG)」と「ホワイトゴールド(WG)」で買取金額にどのくらい具体的な差が出ますか?
A. ケース素材による価格差は、個体のコンディションや文字盤の組み合わせによって約3万円〜7万円ほどの具体的な差が生じます。一般的には華やかなイエローゴールド(YG)の流通数が多く安定していますが、ホワイトゴールド(WG)の持つシックで控えめな高級感は現代のビジネスシーンでも非常に人気が高く、文字盤の劣化がない良質個体であれば、ホワイトゴールドの方が数万円高値で取引されるケースもございます。
Q. ベルトが社外品に換装されていても高く売れますか?
A. 問題なく高価買取が可能です。チェリーニのようなレザーストラップのモデルは、消耗品であるため社外ベルトに交換されていても、時計自体の価値が大きく下落することはありません。ただし、ベルトの先についている「ロレックス純正の金無垢尾錠(バックル)」が残っているかどうかが極めて重要であり、純正尾錠が欠品している場合は約2万円〜5万円ほどの減額要因となりますので、売却の際は必ず一緒にお持ち込みください。
Q. 当時の箱や保証書がない「本体のみ」ですが、買取額は大幅に下がりますか?
A. いいえ、大幅に買い叩かれることはありませんのでご安心ください。当時の保証書(ギャランティ)が揃っていれば、コレクション価値として約3万円〜6万円の具体的なプラス査定になりますが、Ref.4112において何よりも重視されるのは「金無垢ケースの状態」と「文字盤のオリジナル性」です。付属品がない本体のみの状態であっても、最新の市場データに基づいた正当な最高値目安での買取が可能です。
Q. 18金素材のケースに細かい傷(使用感)が多くありますが、そのまま売却した方が良いですか?
A. ぜひそのままの状態で査定にお出しください。ご自身で費用(目安:約2万円〜4万円)をかけて磨き(ポリッシュ)に出されても、その費用以上に買取額が上がることは稀です。また、ドレスウォッチはケースの厚みが非常に薄く設計されているため、過度な研磨はケース自体の価値を損ねる原因にもなります。査定士は細かな擦れ傷であれば自社工房での再仕上げを前提に見込みますので、現状のままでお持ちいただくのが最もお得です。
Q. 手巻きをしても動かない不動品や、ガラス(サファイア風防)に傷がある状態でも売れますか?
A. 全く問題ありません。Ref.4112に搭載されている手巻きのキャリバー(Cal.1601等)は構造がシンプルかつ堅牢で、自社に修理工房を持つ時計専門店であれば容易に修復が可能です。サファイアクリスタルガラスの傷や内部の油切れによる不動であっても、パーツ価値や金無垢としての価値を正確に算出し、過剰な差引をすることなく高額査定を提示させていただきます。
チェリーニの買取実績も参考になります
ロレックス全体の資産性を知りたい方は、モデル別のリセール傾向も参考になります。
リセール率が高いロレックスランキングはこちら
ロレックス全体の買取相場も参考ください
高額査定につながる重要ポイント
■ 文字盤(ダイヤル)の状態と希少性
チェリーニは防水性能が高くないため、湿気によるシミや腐食が発生しやすいモデルです。そのため、ダメージの少ない完全オリジナル文字盤は特に高評価となります。定番のホワイトやゴールド系に加え、「ブラック文字盤」や特殊テクスチャーダイヤルなどはコレクター人気が高く、数万円単位のプラス査定となるケースがあります。
■ ケースコンディションと刻印
薄型ケースのため、過度な研磨でケース痩せを起こしている個体も少なくありません。18金の証明となるホールマーク(刻印)が鮮明に残るノンポリッシュに近い個体は、プロ査定でも極めて高く評価されます。
■ ムーブメントの状態
搭載される手巻きキャリバー「Cal.1601」「Cal.1602」の動作状態も重要です。巻き上げ感がスムーズで、内部状態が良好な個体は査定面で有利となります。
■ 純正パーツ・付属品の有無
純正18金尾錠が残っているかどうかで査定額は大きく変動します。また、「外箱・内箱」「保証書(ギャランティ)」など当時の付属品が完備されている場合は、コレクター価値が高まり、40万円超クラスの査定も十分狙えます。
Ref.4112は現在、世界的なドレスウォッチ人気再燃の流れを受け、「今が売り時」といえる相場環境を迎えています。ご売却をご検討中の場合は、地金価値とヴィンテージ価値の両面を正確に見極められる専門鑑定店での査定がおすすめです。
鑑定士:千藤