ルイヴィトン財布の買取金額ランキング

ルイヴィトンのブランドでは、買取金額ではバッグなどに負けるものの財布も人気のあるジャンルです。ルイヴィトンの財布はシックな美しさを持ち、なおかつ実用面でも優れているため多くの人に愛されています。もしもルイヴィトンの財布を買い取ってもらおうと思ったら、高額の商品はどれなのでしょうか。今回はルイヴィトンの財布の高額買取商品をランキング形式で紹介していきます。

わたくしブランドレックス 鑑定士千藤と申します。

ルイヴィトンの鑑定歴は20年以上のベテランとなります。

その中でも高額で買取をした財布のご案内をさせていただきます。

ルイヴィトンの財布部門 高価買取金額ランキングBEST10

ルイヴィトンの財布の買取金額を高価な順に並べると以下のようになりました。

結果として、モノグラムとダミエだけがランクインしており、あらためてこの2種類の人気の高さを思い知らされました。個々の品物の人気の理由については後述します。

第1位はモノグラム アンプラント ジッピー ウォレットでした。

モノグラムアンプラントとは、ルイヴィトンのバッグの中でも一番の人気を誇るモノグラムのバリエーションの一つで、アンプラントには「刻印」といった意味があります。

その意味の通り、モノグラムの柄を印刷ではなく刻印で表しています。

人気の理由は、素材として使われているカーフレザー（生後6ヶ月までの子牛の皮）の柔らかな質感、そして防水性を備えた使い勝手の良さです。

第2位はダミエ グラフィット ジッピー オーガナイザーNMです。

シンプルな色で愛されているブランドです。グラフィットとは英語のグラファイトに通じ、黒鉛という意味です。ダミエ グラフィットは黒鉛のようなくすんだ灰色の市松模様が特徴となっています。

シンプルなモノトーンの作品が多いのに野暮ったさを感じさせないのはルイヴィトンが愛されるゆえんでしょう。

なお、ジッピーオーガナイザーはジッピーウォレットよりも一回り大きく、筆記用具など様々なものを入れられるスペースが作られています。

NMとはニューモデルの略で、それまでのモデルから変更が加えられていることを意味します。

第3位はモノグラム ジッピー オーガナイザーNMです。

ルイヴィトンの代表的な柄であるノーマルのモノグラムです。

1896年に発表されてから100年以上経つにもかかわらず、モノグラムは高い人気を得続けています。

モノグラムという名前を知らなくても、柄は誰もがどこかで見たことがあるはずです。

人気の秘訣は、使い続けても飽きがこないという完成されたデザインのためでしょうか。今後もルイヴィトンブランドの中で高い買い取り価格を維持し続けていくでしょう。

第4位はダミエ ジッピー オーガナイザーNMです。

ダミエ柄も、モノグラムと並んで高い評価を得ています。

ダミエ（damier）とはフランス語でチェッカーボードの意味で、名前の表す通り似た色同士の市松模様がきれいなブランドです。

ダミエ柄の誕生はモノグラムに遡るのですが、現在でも高い価格で取引される人気商品です。

人気の秘訣は、モノグラムと同じく使い続けても飽きないデザインを持つためでしょう。

第5位はモノグラム アンプラント ポルトフォイユ サラです。

ジッピーウォレットと並んで、人気のある構造の財布です。

ポルトフォイユとは財布の意味で、カバーをハトメで留める点がジッピーウォレットと異なっています。

カバーを外すと札入れもしくはカード入れの部分とジッパー式の小銭入れの部分に分かれており、この使いやすさがポルトフォイユサラが人気を得ている部分です。

ポルトフォイユサラとジッピーウォレットの大きさはほぼ同じで、どちらも持ち運びやすさに優れています。

第6位 はダミエ グラフィット ジッピーウォレット ヴェルティカルです。

ジッピーウォレットヴェルティカルはジッパーを開けると大きく開く点でジッピーウォレットと異なっています。

人気ではジッピーウォレットに負けるものの、その使いやすさに少なくないファンがついています。

第7位モノグラム ジッピーウォレットは柄も構造もルイヴィトンの財布の中でスタンダードなものです。

そのシンプルさを愛する人もおり、安定して高い買い取り価格を実現しています。

第8位ダミエ ジッピーウォレットもルイヴィトンの財布ブランドの中でスタンダードなモデルです。

第7位のモノグラム ジッピーウォレットと並んで、変わらないデザインがもたらす安心感で評価を得ています。素朴な柄なのに見飽きない上質な作りなので、買取価格も落ちることはそれほどありません。

第9位はダミエ アズール ジッピーウォレットです。

アズールとは青色の意味ですが、なぜかダミエ アズールは白のダミエ柄を指します。白とグレーで作られたダミエ柄は気品ある雰囲気を演出してくれるでしょう。ダミエ アズール ジッピーウォレットは白色であるため汚れが目立ちやすく、買取査定でも低い評価になることがあります。だからこそ、美品には需要があります。

第10位モノグラム エクリプス ジッピーウォレット ヴェルティカルが入りました。

エクリプスとは天体現象の「蝕」のことで、影のようなモノトーンの色合いが特徴的なブランドです。色味がダミエグラフィットと似ているため、買取金額がそれほど変わりません。モノトーンでまとめられたモノグラム柄がかっこよく、男性向けの長財布です。

ランキングを終えて

ランキングの傾向を見ると、定価の高いものが買取金額の高さに直結していました。少しでも高くルイヴィトンの財布を売却したい場合は、定価の高いものを狙うと良いでしょう。ランキングを見ると、美品であれば定価の80%は狙えます。

また、財布の構造でもランキングの上位と下位が分かれていた点が印象的でした。

単純に設定された定価のせいかもしれませんが、上位はジッピーウォレットとオーガナイザーが多く、下位にジッピーウォレット ヴェルティカルが入る面白い結果となりました。

このランキングが、お手持ちの財布を少しでも高く売る手助けになれば幸いです。

また詳しい詳細を知りたい方はわたくし千藤までお問合せくださいませ。

【ルイヴィトン買取について詳しい情報はこちらです】