ルイヴィトンの査定ポイントをプロが教えます!
ルイヴィトンのブランドグッズの売却の際には、売却価格に関係する査定のポイントがいくつか存在します。そうした見積もりの際に、ショップの担当者はどこを見ているのでしょうか。
それらのポイントを知っておけば、ブランドグッズを多少なりとも高く売ることができます。
この記事ではの売却の際に担当者から見られるポイントを紹介します。もしあなたに売却したいグッズがあるなら、最後まで目を通すことをおすすめいたします。
ブランドレックス 鑑定士千堂と申します。
ルイヴィトンの品物をお持ちの方であればきっと為になる記事ですので、是非参考にしてみてください。
鑑定歴20年以上の千堂がお送りさせていただきます。
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査定で何を見ているか
ショップの見積もりの際には、大きく分けて商品が買い取れるかどうかをまず確かめて、それから買い取るうえでの価格を決定しています。この2つのプロセスでどのような判断が行われているかを以下に述べます。
買取可能かの見極め
買い取りの査定に入る前に、まずは買い取れるかどうかを判断する必要があります。ルイヴィトンのような高級品には偽物が紛れこんでいることがあり、もしも販売できないものを手に入れてしまえばお店としては大損です。そのため、査定の際にはまず以下の点に気をつけます。
偽ブランドではないか
ヴィトンの品物を買い取る店では、偽ブランドではないか注意して鑑定します。偽ブランドを判別するための最も有力な手掛かりは刻印です。
1980年以降のルイヴィトンの製品にはどこかに刻印が存在しています。
バッグなどであればポケットの内側など目立たない場所にありますが、必ずついています。洋服などには刻印はされていないので、本物であることを示すタグがその代わりになります。
もしも刻印やタグがなければ、その商品が本物である可能性は低いということになります。
盗品かも
刻印があったとしても、かすれたり薄くなったり傷がついて読み取りづらくなっていたら、買取を行ってくれない可能性もあります。
盗品などでは出所をわからなくするために刻印を読み取れなくする場合があるからです。もしも偶然の傷で刻印が読み取りづらくなっていたとしたら、購入記録を見せるなどして購入したものであることを示さなければいけないかもしれません。
もしもお店で扱うにはリスクが大きすぎる品物と判断されたら、買取が行われないこともあります。
そうならないためにも、過去に購入した記録があれば一緒に提出しておきましょう。記録としては商品購入時のレシートなどが該当します。
ルイヴィトンではギャランティーカード(保証書)を発行していないため、商品購入時のレシートがその代わりの役目を果たします。
その他の買取拒否の場合
盗品やコピー品の疑いが強い場合以外にも、商品の状態が著しく悪いと買い取りを拒否される場合があります。
例えば、ひどく汚れていたり強い匂いがついていたりする場合です。
少々傷がついていたくらいでは買い取り拒否されることはありませんが、使用に耐えないほど損傷していると最悪買取拒否されることもありえます。
価格決定のための査定
商品が買い取り可能であると判断されれば、次に価格決定のための査定がなされます。価格決定のためには主に以下の要因が重要になります。
人気・需要の有無
売却時の商品の売却金額はあなたが品物を持ち込む前からある程度決まっています。
ルイヴィトンの製品はアウトレット販売が行われないため値崩れが起こりにくくなっており、他のブランドグッズに比べて商品の値段はあまり動きません。
まず、商品の売却金額は定価によってある程度決定されています。一般的に、定価の高い品ほど売却金額も高くなりやすいです。
ただ、人気商品は定価に対して高い買い取り率(定価に対する買い取り金額の割合)が設定されていることが多く、例えば、バッグの中でベストセラーモデルとして知られているダミエシリーズなどは買い取り率が80%を超えているものも珍しくありません。
逆に、不人気の品物であればルイヴィトンの製品でも、売却金額は40%ほどに落ちます。基本的にバッグや財布などは高い売却金額がつきやすく、腕時計や洋服は定価の40%~50%で売却できる場合が多くなっています。
ただ、プレミアのついている商品などはこの限りではなく、発売当時の定価を超える金額で売買されている物も存在します。
損傷の確認
ヴィトン製品の売却では、人気や需要の次に重要な項目となります。損傷や劣化の度合いによって査定額が減らされるため、普段からきれいに使うよう心がけておきましょう。
バッグや財布といった皮革製品だとスレ(こすれた跡)、ベタ(接着剤の劣化によるベタつき)、ヨゴレなどが問題となります。その他、糸のほつれや金属メッキのはがれ、革のひび割れなども売却金額の値引きの原因になります。
時計の場合も基本的には同じで全体の傷や汚れを詳しく調べられます。文字盤やベルト部分の傷や汚れ、外れている部品がマイナス評価の原因となるでしょう。
洋服など服装品は日常の着用で劣化しやすい場所が査定のポイントとなります。洋服の場合は、生地のシワやシミ、色落ち、襟足や袖口の皮脂汚れ、ファスナーなどの金具の塗装のハゲなどが問題になりやすいです。
売却時には、できる限り汚れやほこりを落としておくと、良い値段がつきやすくなります。
付属品があるかどうか
買取の際には、購入時についてきた付属品をセットにして売却しましょう。付属品とは、バッグならミニポーチや予備のストラップ、時計の場合なら予備のベルトなどが該当します。
パッケージの内容物以外でも、袋や箱なども立派な付属品です。できる限り購入時の状況に近づけて、お店に出しましょう。
お店の状況
買取査定のその他のポイントとしては、お店の状況が関係してきます。お店の置かれている状況によっては、売却金額が変動する可能性があります。
まず、地方都市よりは大都市の方が良い値段がつきやすいです。宅配買取などのサービスを行っている大都市の取り扱い店もあるため、できるなら大都市のお店に持ち込みましょう。
その他、お店によっては得意分野があり、状態の悪いヴィトンのバッグでもその他のお店より高い値段で買い取っているところもあります。
さらに、ヴィトンなど特定ブランドの買取に強いお店を選べば高く買い取ってくれるでしょう。また、競売に出品する、海外に販売するなど独自の販売ルートを持っている店もあり、高価で買い取っているところもあります。
高額見積もりしてもらうためには?
ブランドグッズの売却金額には、普段からの使用状況が関係してくるため、査定を依頼する段階ではもうあまりできることは無いと思います。
落とせる汚れを除去したり、ほこりを払ったり、箱や袋を揃えて、可能な限り購入時の状況に近づけてください。
もしもお店で適正な価格をつけてもらえるかどうか不安なら、あらかじめ複数の買取会社に見積もりを取ってみてください。近年ではスマートフォンアプリ「LINE」を使った査定を受け付けているところもあります。
いかがでしたでしょうか?
少なくないお金を使って購入したブランドグッズなので、可能な限り手を尽くして悔いのない交渉を行いましょう。
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