ルイヴィトンを買取店で売るべきかフリマアプリで売るべきか検証

今日ではメルカリやヤフオクといったウェブサイトもブランド品の重要な売却先として認知されています。

ブランド品買取店での買取と比べると、それらのサイトでの売却は異なる特徴を持ちます。中でも気になる点は、どちらがブランド品を高く売れるかでしょう。

ルイヴィトンのブランド品の買取金額では、ブランド買取店とメルカリやヤフオクではどのように違ってくるのでしょうか。本稿では高値で売れる売却方法を明らかにしながら、どのような時にそれぞれの買取先を使えばお得かという点にも触れていきます。

ブランドレックス 鑑定士千藤と申します。

ルイヴィトンのお品物をお持ちであれば参考になる記事となりますので、

是非参考にしてみて下さい。

メルカリ・ヤフオクって？

メルカリとは株式会社コウゾウが2013年から運営するフリマアプリ（フリーマーケットアプリ）です。

メルカリはユーザーが自由に出品し、また、他のユーザーの出品物を自由に購入できるというシステムで人気を呼んでいます。

ヤフオクはヤフーオークションの略で、ヤフー株式会社が1999年から始めているオークションサービスです。

本やDVDといった小さなものから車、不動産といった大きなものまで多様な品物を取り扱っている点に特徴があります。

メルカリとヤフオクの最大の違いは、その購入形式です。メルカリはフリーマーケットの形式で、ヤフオクはオークションの形式で物品の販売を行います。

つまり、メルカリでは早い者勝ちで購入できますが、ヤフオクでは原則入札を行って商品を競り落とさなければいけません。

また、メルカリとヤフオクは手数料のシステムも違っています。メルカリは利用料は無料ですが、手数料として価格の10%が売り上げから差し引かれます。

ヤフオクの場合も落札金額の10%（Yahoo!プレミアム会員は8.64%）を手数料として、売上金額から払わなければいけません。

また、メルカリでは購入候補者からの値引き交渉が持ちかけられることがありますが、ヤフオクでは値引き交渉が発生しないなどの違いもあります。

結論から言えば、メルカリ＆ヤフオク

結論から言えば、メルカリおよびヤフクで売った方が売上利益を上げることができます。

その理由として、メルカリまたはヤフオクだと、お店を仲介しない分だけ利益を得られるためです。

例えば、ルイヴィトンのバッグ「ダミエ チェルシー（N51119）」はルイヴィトンのブランド品買取専門店では最高の状態で8万円ほどの買取価格ですが、メルカリでもヤフオクでもやや傷がある状態の「ダミエ チェルシー」が同程度の値段で出品されています。

さらに別の例を挙げれば、時計の「タンブールQ1122」は買取専門店での買取価格は150000円ほどです。一方、メルカリでは小さな擦り傷があるものが160,000円の価格で出品され、購入されていました。

ヤフオクでは落札まで残り3日を残した状態で、100000円を超える内容の入札が入っていました。ヤフオクの値段の推移が気になるところですが、おそらく定価の手前までは上がるのでしょう。

その他のルイヴィトンのブランド品を調べたところ、買取専門店での買い取り価格、ヤフオクの入札額、メルカリの出品額は以下のようになっていました。

買取専門店の価格・ヤフオク入札額・メルカリ出品額まとめ！

このように、 買取専門店よりもヤフオクやメルカリの方が高い価格でブランド品を売ることができます。

買取専門店は買い取ったブランド品を販売しなければならないため、中古価格の相場の50～80%ほどでしか買い取れません。

専門店が買い取ったブランド品は中古価格として販売され、別の購入者の手に渡るわけです。

一方、お店を介さずに販売側が購入者に直接ブランド品を売れば、購入者は買取専門店が得る利ざやを抜いて安く購入できます。

販売価格を専門店の買取相場と同程度の金額にすれば、販売側も利益を得られます。しかも、 ヤフオクやメルカリでの販売なら多少の傷や汚れがあっても買取専門店での買取ほど値打ちを下げられることがありません。

手にできるお金だけに注目すれば、メルカリおよびヤフオクを利用した方が圧倒的にお得です。

メルカリ・ヤフオク出品時の注意

メルカリ及びヤフオクを利用する主なメリットは高値で売れることです。ただ、出品に際しては以下の条件に気をつける必要があります。

本物証明が必要

メルカリおよびヤフオクでは、出品したブランド品が本物である証明をしておかないと、まず買ってもらえません。メルカリやヤフオクではブランド品の偽物を出品するケースが多く、購入希望者は偽物を警戒しています。

ルイヴィトンのブランド品を本物と証明する方法としては、購入時のレシートを写真に撮って商品のページにアップロードする方法が挙げられます。

ルイヴィトンのブランド品は他のブランドのようにギャランティカードはありませんが、購入日時などが詳しく載ったレシートがついてきます。

もしもレシートが見つからない場合は、シリアルコードを写真に撮ってアップロードしましょう。

シリアルコードはアルファベット2文字と数字4文字の組み合わせで、品物のどこかに刻んであります。

例えば、 「モノグラム ヴァヴァンPM（M51172）」の場合は持ち手の留め具の内側に、「ダミエ アルマ（N53151）」の場合はポケット内側の横隅に刻んであります。モデルによってはわかりにくい場所に刻んであるため、よく探しましょう。

写真撮影スキルが問われる

ブランド品を出品するにあたっては、写真写りも重要です。

とはいえ、ヤフオクは写真1枚が最大5MBまで、メルカリは写真のサイズが720×720ピクセルに決まっているため、スマートフォン付属のカメラなどでも十分です。

むしろ、照明や被写体の角度に気を使って、人目を引きやすい明るい写真を撮るように心がけましょう。テーブルクロスやシーツなど白いものを背景にして、自然光の中で撮るだけでもだいぶ違ってきます。

メルカリやヤフオクでは、わざと画像を暗くしたり、解像度を荒くして傷や汚れを目立たなくする悪質な手法を使うユーザーもいます。余計な疑いをかけられないためにも、なるべく明るくてクリアーな写真を撮りましょう。

また、細部やダメージを受けやすい場所を写真に写しておけば、購入者から信頼されやすくなります。

現金化に時間がかかる

最後に、メルカリやヤフオクを使って出品すると、現金化に時間がかかるため注意が必要です。例えばヤフオクに出品すると、最長で1週間、最短で13時間の入札期間を経て、落札者から発送先を教えてもらい、続けて入金もしてもらいます。

出品者は入金を確認したら商品を発送し、落札者から受け取った報告が届けば、取引は終了です。落札から取引終了までの期間は最短で3日間ほどですが、1週間くらいはかかると見ておきましょう。

つまり、ヤフオクを使った取引はどんなに早くても、1週間弱はかかります。

メルカリの場合はヤフオクと違い、出品したら買い手を待つより他ありません。

買い手はすぐつくこともあれば、なかなかあらわれないこともあるでしょう。

いずれにせよ、出品物を購入してもらった後は、購入者から支払ってもらった金額を運営に振り込んでもらいます。運営から売上金を振り込んでもらうためには、操作から最短で4営業日かかります。

ブランド買取店は時間もかからず、安全

メルカリとヤフオクではブランド買取店よりも高い値段で売却できます。

その反面、多少のリスクがあり、現金化までに時間がかかります。

ブランド買取店を使った売却方法はその逆で、査定が速く終わり、安全に取引ができます。売却方法ではどちらも一長一短なので、目的に合わせて賢く使い分けましょう。

いかがでしたでしょうか？

ルイヴィトンについて詳しい詳細を知りたい方は千藤までお気軽にお問合せくださいませ。

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