パテック フィリップの相場推移から今売るべきか持つべきか判断ガイド|1年・3年・5年推移【2026最新】
パテック フィリップは「一生モノ」「究極の資産時計」と言われる一方で、「今売るべきなのか、それとも持ち続けるべきなのか」と判断に迷われる方が非常に多いブランドです。ロレックスやオーデマ ピゲと比べても流通量が極端に少なく、モデルごとの評価差が大きいため、相場情報だけを見て判断してしまうと実態とズレが生じやすいのが特徴です。本記事では、検索数が比較的多く、資産価値の指標として語られることの多い代表的なモデルを中心に、販売当時の定価と現在の買取相場を整理しながら、直近1年・3年・5年という時間軸でパテック フィリップの相場推移を確認し、今売るべきか、持つべきかを判断するための考え方を鑑定士の視点で解説します。
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直近1年で見たパテック フィリップ相場の動きと現在地
直近1年のパテック フィリップ相場は、全体としては高水準を維持しつつも、モデルによる二極化がより明確になっています。ノーチラスやアクアノートといったスポーツ系モデルは、過去の急激な上昇局面からは落ち着きを見せているものの、依然として定価を大きく上回る評価を維持しています。例えばアクアノート 5167Aは販売当時の国内定価がおおよそ2,300,000円前後でしたが、現在の買取相場は9,000,000円〜12,000,000円前後と非常に高い水準で推移しています。一方で、1年前と比較すると上限価格は調整され、状態や付属品、製造年による差が以前より明確になっています。この1年を見る限り、パテック フィリップは急落局面ではありませんが、「どのモデルでも同じ評価が出る」フェーズではなくなっている点が重要です。
3年スパンで見る相場推移と評価の変化
3年スパンで相場を振り返ると、パテック フィリップが資産時計として評価されてきた背景がよりはっきりと見えてきます。アクアノート 5167Aは3年前の買取相場がおおよそ7,000,000円〜9,000,000円前後で、現在と比較すると評価が一段引き上げられてきたことが分かります。ノーチラス系モデルも同様に、3年前と比べると現在は高水準を維持していますが、上昇スピードは緩やかになっています。一方で、カラトラバや年次カレンダーモデルといったクラシックラインは、3年スパンで見ると大きな乱高下は少なく、安定した評価を維持してきた傾向があります。この期間は、短期的な話題性よりも「モデルそのものの価値」が評価に反映されやすかった時期と言えます。
5年スパンで見たパテック フィリップの資産価値
5年スパンで見ると、パテック フィリップが長期資産として語られる理由が数字として明確になります。アクアノート 5167Aは5年前には4,000,000円〜5,500,000円前後が買取相場の中心でしたが、現在はその水準を大きく上回っています。ノーチラス系モデルについても、5年前と現在を比較すると評価の積み上がりがはっきり見て取れます。一方で、クラシックモデルは急激な値上がりこそないものの、5年という時間軸で見ると定価を下回りにくく、価値を維持しやすい傾向が続いています。この5年の動きを見ると、パテック フィリップは短期的な投機対象ではなく、時間を味方につけることで評価が形成されてきたブランドであることが分かります。
今は売るべきか、それとも持つべきかの判断軸
ここまでの相場推移を踏まえると、パテック フィリップを今売るべきか、持つべきかは「価格が高いかどうか」だけでは判断できません。スポーツモデルについては、過去数年で評価が大きく積み上がっているため、条件の良い個体であれば評価が安定している今のうちに一度整理するという判断も現実的です。一方で、クラシックモデルや希少性の高い個体については、短期的な相場変動に左右されにくく、長期保有によって価値を維持しやすい側面があります。重要なのは「相場が高いかどうか」ではなく、「自分の個体が今どの条件で、どの水準で評価されるのか」を正しく把握することです。
ここまで相場推移と評価の考え方を整理してきましたが、実際の判断では数字だけでは見落としやすいポイントもあります。なお、実際の買取価格がどの水準で成立しているのかを知りたい方は、直近でお取扱いした買取事例も参考になります。モデルごとの評価のされ方や、査定時に重視されたポイントが分かりやすい内容です。
→ 買取速報はこちら
相場判断で見落としやすい注意点
パテック フィリップの相場を判断する際、表示されている価格だけを見てしまうと、実際の評価との差に戸惑うことがあります。買取相場はモデルの人気、製造年、付属品の有無、オーバーホール履歴などによって大きく幅が生まれるため、〇〇円〜〇〇円というレンジで考えることが現実的です。とくに保証書や付属品の完備状況は評価に直結しやすく、同じ型番でも査定額に大きな差が出るケースがあります。相場や価格、評価の仕組みを正しく理解することが、納得できる判断につながります。
ブランド品全体の買取相場がどのように形成されているかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ ブランド品の買取相場について
まとめ
パテック フィリップの相場推移を1年・3年・5年という時間軸で見ていくと、今すぐ売るべき人、まだ持っていた方がよい人、その中間で一度状況整理をした方がよい人が自然と分かれてきます。価格の高さだけに目を向けるのではなく、自分の時計が今どの位置にあり、今後どのような評価をされやすいのかを理解したうえで判断することが大切です。無理に結論を急がず、まずは現状を正しく把握することが、後悔のない選択につながります。
ブランドレックス
鑑定士 千藤
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