パネライを売却する際、「昔は高かったが今はどうなのか」「ブームが終わったと聞いて不安」という声を多く耳にします。確かにパネライは一時期、圧倒的な人気を誇り相場が急上昇したブランドですが、その後調整を経て、現在は“落ち着いた評価軸”で取引される段階に入っています。ただし、評価が下がった=価値がない、というわけではありません。現在の中古市場では、モデル・サイズ・年代によって成立価格がはっきり分かれ、条件次第では安定した評価が付くブランドです。当店では、過去のイメージではなく、今どの水準で成立しているのかを基準に、誠実な買取をご提案しています。

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2026年4月 パネライ買取相場|代表モデル・型番別の市場価格

イタリア海軍の軍用時計をルーツに持つパネライは、近年でもコアな時計ファンから根強い支持を集めているブランドです。特に大型ケースと高い視認性を特徴とするデザインは唯一無二で、ロレックスやオメガとはまた違った“ファン層の濃さ”があるブランドと言えるでしょう。

2026年4月現在の中古市場では、ルミノール・ラジオミール・サブマーシブルといった定番コレクションを中心に安定した相場が形成されています。爆発的な高騰というよりは、モデルごとに評価が分かれる“選別相場”になっているのが特徴です。

特に1950ケース・GMTモデル・サブマーシブルなどは海外バイヤーからの需要もあり、状態の良い個体は相場上限に近い価格で取引されるケースも少なくありません。

パネライ代表モデル 型番別買取相場(2026年4月)

ルミノール マリーナ PAM01312

買取相場レンジ 60万円〜68万円

買取実績 65万円

ルミノール マリーナ PAM00104

買取相場レンジ 40万円〜46万円

買取実績 44万円

ルミノール ベース PAM00112

買取相場レンジ 38万円〜44万円

買取実績 42万円

ルミノール ベース PAM00560

買取相場レンジ 46万円〜52万円

買取実績 50万円

ルミノール GMT PAM00088

買取相場レンジ 44万円〜50万円

買取実績 48万円

ルミノール GMT PAM01320

買取相場レンジ 66万円〜72万円

買取実績 70万円

ラジオミール 8デイズ PAM00190

買取相場レンジ 70万円〜78万円

買取実績 75万円

ラジオミール ブラックシール PAM00388

買取相場レンジ 33万円〜38万円

買取実績 36万円

ラジオミール カリフォルニア PAM00424

買取相場レンジ 44万円〜50万円

買取実績 48万円

サブマーシブル PAM00683

買取相場レンジ 72万円〜78万円

買取実績 76万円

サブマーシブル 1950 PAM01305

買取相場レンジ 63万円〜70万円

買取実績 68万円

サブマーシブル PAM00024

買取相場レンジ 48万円〜54万円

買取実績 52万円

ルミノール 1950 PAM00321

買取相場レンジ 43万円〜48万円

買取実績 46万円

ルミノール 1950 GMT PAM01321

買取相場レンジ 55万円〜61万円

買取実績 59万円

ルミノール クロノグラフ PAM01303

買取相場レンジ 115万円〜125万円

買取実績 122万円

鑑定士・千藤コメント(2026年4月 パネライ相場)

「2026年4月現在のパネライ市場は、以前のような急激な高騰は落ち着きましたが、コレクター需要が安定しているブランドという印象です。特にルミノールやサブマーシブルは海外バイヤーからの引き合いも多く、状態の良い個体は想定以上の価格になるケースもあります。」

「実際の査定では、同じ型番でもコンディションや付属品の有無によって価格差が出やすいブランドです。箱・保証書・替えベルトなどが揃った“フルセット”は評価が上がりやすく、またチタンケースやカーボン素材などパネライらしいモデルは海外市場で動きが早い傾向があります。」

「ブランドレックス銀座店でもパネライは継続して買取強化しているブランドです。特にサブマーシブルや1950ケースなど人気モデルは常に探している状況ですので、ご売却をご検討の方は一度相場の目安として査定してみるのも良いタイミングかと思います。」

【2026年3月28日最新】パネライ買取相場・実績まとめ

📊 買取相場・実績一覧(2026年3月28日更新)

ブランドレックスが世界中のパネリスティ(愛好家)市場から算出した、最新の買取指標です。

モデル名 / 型番 参考定価 中古販売相場 買取実績(2026) リセール率
ルミノール マリーナ 44mm (PAM01312) ¥1,174,800 ¥950,000〜 ¥780,000 66%
ルミノール ロゴ 44mm (PAM01084) ¥772,200 ¥580,000〜 ¥450,000 58%
ラジオミール クアランタ 40mm (PAM01292) 白 ¥862,400 ¥720,000〜 ¥560,000 65%
サブマーシブル クアランタクアトロ (PAM01229) ¥1,320,000 ¥1,050,000〜 ¥850,000 64%
ルミノール ドゥエ 42mm (PAM01274) 青 ¥1,029,600 ¥820,000〜 ¥640,000 62%
ルミノール 8デイズ (PAM00510) 手巻き ¥950,000 ¥680,000〜 ¥520,000 55%
ルミノール 1950 3デイズ GMT (PAM00321) ¥1,080,000 ¥750,000〜 ¥580,000 54%
サブマーシブル 1950 ブロンゾ (PAM00382) ¥1,200,000 ¥3,800,000〜 ¥3,200,000 266%
ルミノール ベース (PAM00002) A番/トリチウム ¥350,000 ¥1,200,000〜 ¥950,000 271%
ルミノール マリーナ (PAM00001) B番 ¥380,000 ¥950,000〜 ¥750,000 197%
ラジオミール 8デイズ (PAM00190) JLCムーブ ¥1,100,000 ¥1,350,000〜 ¥1,100,000 100%
ルミノール クロノグラフ (PAM01109) 黒 ¥1,386,000 ¥1,050,000〜 ¥820,000 59%

🎙 鑑定士・千藤の一言

「本日、2026年3月28日のパネライ相場を分析すると、一時の投機的な動きが落ち着き、真に価値のある個体への評価が一段と厳選されています。昨日のデータ更新以降も、特に『PAM01312』のような現行定番モデルの需要は堅調ですが、それ以上に熱視線を浴びているのが『プレ・ヴァンドーム期』や初期のトリチウム夜光モデルです。

パネライの査定において私が最も重視しているのは、その個体が持つ『歴史的背景とエイジング』です。例えば、本日実績を更新した『PAM00002』のA番(トリチウム)などは、夜光の焼け具合によって査定額が10万円単位で変動します。ブランドレックスでは、単に『古いパネライ』として処理するのではなく、こうしたパネリスティが泣いて喜ぶヴィンテージポイントをミリ単位で査定に反映させます。その結果、リセール率が270%を超えるという、本家ロレックスにも劣らない数字をご提示できるのです。

また、近年のトレンドである『ルミノール ドゥエ』のような薄型・小径化モデルや、ブロンゾ(PAM00382)のような素材特化モデルについても、ブランドレックス独自の強力な海外オークションルートがあるため、国内相場の枠に囚われない高額回答が可能です。パネライはストラップの交換を楽しむブランドゆえ、純正ベルトのコンディションも重要ですが、弊社では社外製ベルトが装着された状態でも、本体の価値を最大化して評価いたします。本日も、パネライの軍用時計としてのルーツを尊ぶ鑑定士として、皆様の愛機を最高値でお迎えいたします。」

なぜパネライはブーム後も一定の需要を維持しているのか

パネライの中古評価がゼロにならなかった理由は、ブランドの個性が非常に明確だからです。大型ケース、視認性の高い文字盤、独特のリューズガードといったデザインは、好みが分かれる一方で、強いファン層を形成しています。また、ルミノールやラジオミールといった定番ケースは長年ラインナップされており、「パネライらしさ」が揺らぎにくい点も需要を支えています。ブームが去った現在は、投機的な動きが減り、実需中心の市場に戻ったことで、相場が安定しやすくなっています。

数字で見るパネライの価格推移(1年・5年)

具体的な数字で整理すると、現在のパネライの立ち位置が見えてきます。例えばルミノール マリーナ PAM01312(44mm)の場合、5年前の中古販売価格は約650,000円前後が一つの目安でしたが、現在では約500,000円前後で成立するケースが多く見られます。金額にすると約-150,000円、率にして約-23%の調整です。ただし、直近1年で見ると、約480,000円前後だった水準が現在約500,000円前後となり、約+20,000円、約+4%程度の持ち直しが見られます。

もう一つ代表例として、ラジオミール 1940 PAM00512を見ると、5年前の中古相場が約600,000円前後だったものが、現在では約460,000円前後で取引されるケースがあります。こちらは約-140,000円、率にして約-23%前後の調整です。ただし直近1年では、約450,000円だった水準が約460,000円前後となり、約+2〜3%程度で安定しています。これらの数字から分かるのは、パネライはピーク後に一度調整を終え、現在は“底を固めて推移している”ブランドだという点です。

パネライ買取価格を左右する現実的な評価ポイント

パネライの買取では、同じシリーズでも条件による差がはっきり出ます。実務で特に重視されるのは、・ケースサイズ(42mm/44mm/47mm)・モデル世代(ETA時代か自社ムーブメントか)・リファレンス番号・付属品の有無(保証書、箱、替えベルト)・外装状態(ケースの打痕、ポリッシュ歴)といった点です。特に保証書の有無と年代は評価に直結しやすく、条件が整っている個体は、相場が落ち着いた今でも成立レンジの上側で評価されやすくなります。

パネライを売るタイミングの考え方|ブームの記憶に引きずられない

パネライの売却でよくあるのは、「昔はもっと高かったから売りたくない」と判断が止まってしまうケースです。しかし、実務では過去のピーク価格は基準になりません。現在どの価格帯で成立が続いているか、流動性があるかを見ることが重要です。現在のパネライは、相場が安定している分、条件が良い個体であればスムーズに売却しやすい局面にあります。付属品が揃い、状態が良好なうちに動く方が、結果として納得感のある取引につながりやすくなります。

鑑定士としての見解

パネライ買取で大切なのは、「ブームが終わった」というイメージだけで判断しないことです。確かにピークは過ぎましたが、現在は評価が整理され、適正な成立レンジが見えている状態です。モデルと条件を正しく整理すれば、今でも十分に安定した結果が期待できます。当店では、過去の相場ではなく、現在の市場で成立している価格を基準に、誠実な査定を行っています。

なお、実際の買取価格がどの水準で成立しているのかを知りたい方は、直近でお取扱いした買取事例も参考になります。モデルごとの評価のされ方や、査定時に重視されたポイントが分かりやすい内容です。

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鑑定士 千藤