ロレックスのリセール率が高い事はメディアでも取り上げられているので知っている方
も多いと思います。
しかし、他のブランドもモデルによってはリセール率が高く定価以上で売買されています。

リセール率が高くなる条件

数千種類とある腕時計の中から探すのは困難を極めます。
少しでも高くなるものを探したいという方は、まず需要と供給のバランスを見極める事が必要です。
供給に対して需要が高い物、つまり品薄状態になっている物がリセール率が高くなる条件になります。
極端に品薄になっている物は中古市場では定価以上で売買されている物もあります。

下記にリセール率が高いモデルをまとめました。

パテックフィリップ

高級時計ブランドの最上位に位置するスイスのブランドです。
定価は最低でも300万円以上で、敷居が高いブランドです。
そんなパテックフィリップでリセール率が良いコレクションはノーチラスです。
スポーツラグジュアリーに位置するコレクションで、薄状態の為、定価で入手するのは困難なコレクションです。

代表現行モデル

スペック
型番:5712/1A
モデル名:ノーチラス ムーンフェイズ
ムーブメント:自動巻き
定価: ¥ 7,678,000-
買取相場:1150万円~1300万円

オーデマピゲ

スポーツラグジュアリーモデルの腕時計を初めて製造、発表したスイスのブランドです。
このブランドも定価は高いですが、全体的にリセール率が高い事でも知られています。

特に代表コレクションのロイヤルオークはブティックに行っても紹介されることが稀な
希少コレクションになっています。

代表現行モデル

スペック
型番:15510ST.OO.1320ST.06
モデル名:ロイヤルオークオートマティック
ムーブメント:自動巻き
定価: ¥3.685,000
買取相場:600万円~850万円

オメガ

NASA公認の腕時計であるムーンウォッチを製造したり、オリンピックの公式オフィシャルタイムキーパーを1932年以降ずっと務めている事で認知している方も多いブランドだと思います。

定価以上で取引されている現行品は現在ありませんが、リセール率が高いモデルは存在します。

代表現行モデル

型番:310.30.42.50.01.001
モデル名:ムーンウォッチ プロフェッショナルコーアクシャル
ムーブメント:自動巻き
定価: ¥1,078,000
買取相場:60万円~75万円

現在リセール率が高い物をピックアップしました。
ロレックス以外にも高くなる可能性がある物は数多く存在します。

リセール率が高くなるモデルの特徴

リセール率が上がりやすいモデルには特徴があります。

1.ステンレスモデル

ステンレス製のモデルは比較的定価が安価になる事が多いので、購入する人が多く
なることが多いです。

2.ブレスレットのモデル

革ベルトは消耗品で夏場はつけない人が多いですが、ブレスレットは年中使用できる
ので需要が高いです。

3.スポーツモデル

腕時計のカテゴリーには大きく分けて2つあり、革ベルトを使用したクラシックモデルと
ブレスレットやラバーを使用したスポーツモデルです。
クラシックモデルはフォーマルスタイルの方が合うので用途が限られますが、カジュア
ルスタイルでも使用しやすいスポーツモデルの方が需要は高くなります。

4.流行の文字盤カラー

最後はその年に流行っているカラー文字盤のモデルです。
一昨年はブルー、昨年はグリーンとその年によって変わりますので、新作発表などを
チェックして確認しておくようにしましょう。

まとめ

腕時計は現在投資としても注目が高いアイテムです。
これには課税対象にならないなどの理由もありますが、現在市場価値が高い事が大きな要因だと思われます。

現行品だけでなく、数十年前に発売されていた物も現在価値が高騰している物もありますので、今お持ちの時計もビックリするような価格の可能性もあります。

現在の相場を知りたい方や売却でお悩みの方は是非当店へご相談ください。


鑑定歴10年の岡田です。査定についてのご相談はお任せください。
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