宝石で高額査定になる3種類をプロ鑑定士が紹介!
昨今では、パワーストーンブームもあってか今まで以上に多くの宝石を目にすることが多くなっています。
宝石は、資産価値が高いアイテムでもあるので、単に美しいということだけでなく価値という観点で選ぶことも重要です。
価値という観点で見た時に、特に高額で取引されることが多い宝石には、一体どんなものがあるのでしょうか?
ここでは、宝石として特に価値の高いものを3つに厳選して紹介します。
わたくしブランドレックス鑑定士千藤と申します。
宝石をお持ちの方であれば参考になる記事になりますので、是非読んでみてください。
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価値が高い宝石はこの3つ!
宝石と言えば、真っ先に思い浮かべることができるのがダイヤモンドではないでしょうか?
誰もが憧れる宝石の一つですし、ダイヤモンドの美しさは格別なものがあります。
もちろん、価値という観点で見てもダイヤモンドは欠かせない宝石の一つです。
その他では、ルビーとエメラルドが価値が高い宝石として人気を博しています。
宝石の王様であるダイヤモンド!
宝石の中でも、最も価値が高いものとしてダイヤモンドが挙げられます。
宝石の王様との異名もあるなど、その人気の高さは絶大です。
そのダイヤモンドにも、実はピンからキリまであって価格差が生じます。
主なダイヤモンドの価値を決める要素として、以下があります。
・カラット
・カラー
・クラリティ
・カット
これらは、4Cとも呼ばれていてダイヤモンドの評価基準としてメジャーな物となっています。
サイズを表すカラット!
ダイヤモンドでは、サイズを表す指標としてカラットが用いられています。
通常、サイズと聞くと見た目のサイズを連想するかもしれません。
確かに、ダイヤモンドでは質量は一定であれば見た目のサイズが大きいほど大きなサイズと見えるのですが、実際にはカラットは重量を示す指標です。
1カラットは02gで計算されていますが、見た目のサイズで言えば0.1カラットで約0.6mm〜0.8mmのサイズ差があるということになります。
単純に、カラット数が大きければ大きいほど、ダイヤモンドとしての価値が高いということになります。
価値は基本的に乗数で計算することができ、もし2倍大きなカラットのダイヤモンドがあれば、2の2乗で4倍の価値があるということになります。
これが3倍になると3の3乗で9倍の価値があるという計算で、カラット数が大きくなればなるほど、価値がより高まるのです。
無色透明さを評価したカラー!
カラーは、単純に訳すと色という意味になります。
ただ、ダイヤモンドの場合は無色透明さという観点で評価が下される傾向があります。
無色はDカラーと呼ばれていて、黄色く見えるZカラーまでの23段階に設定されています。
この基準は、プレートに照らし合わせて判定するのが一般的です。
また、通常環境下ではなかなか見極める事ができない場合は、標準北光線と呼ばれる4800度ケルビンの光源を用いて判定することもあります。
基本的に、無色透明である方が価値が高く、黄色みがかると価値が下がっていきます。
但し、女性にとって魅力的なピンクカラーに見えるダイヤモンドはピンクダイヤモンドと呼ばれて、無色透明ではないものの高い価値があります。
カラーとはまた違うクラリティ!
クラリティとは、透明度のことを指す評価項目です。
カラーが無色透明度を示すものであり、少し似たイメージに聞こえるかもしれませんが、実際にはクラリティはダイヤモンド内部に不純物などが混在していないかどうかをチェックします。
米国宝石学会が定めた6つのカテゴリーと11段階の評価で決まるのですが、劣悪な質にランクされない限りは、さほど価値として左右される項目ではありません。
その理由の一つとしては、内包物があるということは天然ダイヤモンドである証拠であるためです。
加工技術を表すカット!
せっかく美しいダイヤモンドを使用した宝石があっても、加工が雑ではその魅力も半減してしまうものです。
よって、評価項目としてカットというファクターが存在しています。
カットは、正確さを評価するプロポーション、表面の研磨具合を示すポリッシュ、カットの対称性を評価するシンメトリーによって評価されます。
ダイヤモンドのカット技法としては、ブリリアンシー、ファイア、シンチレーションがあり、それぞれの技法が適切に用いられているかどうかも重視されるポイントです。
ダイヤモンドに次ぐ人気のルビー!
ルビーとは、ミャンマー、スリランカ、タイ、ベトナム、カンボジア、タンザニア、マダガスカル、モザンビークなどで採掘される宝石です。
特に、ミャンマー産は世界的にも高く評価されており、価値が高くなっています。
ルビーを評価する上で、主に以下の3つが重視されています。
・カラー
・模様
・サイズ
最も重要なカラー!
ルビーで最も重視されるポイントは、カラーです。
実は、サファイアとルビーは同じ鉱石でありカラーリングによって分類されています。
正確に言えば、ルビーは赤みがかったカラーリングのものを指し、それ以外のものがサファイアとなります。
また、ルビーの中でも色が濃く、鮮やかなピジョン・ブラッドと呼ばれているカラーリングのアイテムが価値が高く人気です。
まるで鳩の血のように鮮明な色合いなものが、よりルビーとして映えるのです。
模様が美しいもの
ルビーの中で、特に人気が高いものとしてスタールビーがあります。
スタールビーとは、ルビーの内部に星が浮かび上がるものを指し、天然化である一定の条件によって生まれるものです。
偶然にしか生まれないために希少価値が高く、高値で買取されています。
カラット数の大きさ
他の宝石と違い、ルビーは性質上でどうしても大きな結晶になりにくい点があります。
よって、大きなカラットのルビーという時点で、高い価値があるのです。
年々採掘量が減っているエメラルド!
昔から一定の需要がありつつも、採掘量が減っていることで価値が高まっているのがエメラルドです。
エメラルドでは、次のファクターで価値が決まる傾向があります。
・生産地
・処理の有無
・カラー
生産地
エメラルドで特に重視されているポイントとして、生産地があります。
最も上質なエメラルドが採掘されている場所として、コロンビアがあります。
コロンビア産は品質クオリティがとても高く、美しいカラーリングで有名です。
処理の有無
エメラルドの弱点として、強度が弱いという点があります。
せっかく鉱山でエメラルドを発見しても、採掘時に破損させてしまっては何の意味もありません。
より安全にエメラルドを取り扱うために、強度アップを目的としてオイル処理するのが一般的ですが、エメラルドの美しさを多少なりとも失わせてしまっているのです。
よって、オイル処理されていないエメラルドの方がより価値が高まります。
カラー
エメラルドでは、深いグリーンで透明度が高いものが高価値となります。
また、内包物も重要な要素となっていて、通常深いカラーリングを引き出すためには内包物が必要となるのですが、深いグリーンで内包物が少ないという場合はより高く評価されます。
宝石の買取もブランドレックスにおまかせ!
今回は、宝石の中でも価値の高い3つの宝石を紹介しました。
ダイヤモンド以外でも、ルビーやエメラルドが高い価値があることをご理解いただけたかと思います。
ブランドレックスでは、高価な宝石であっても買取対応させていただいております。
宝石の鑑定スキルも高いスタッフが、納得いただける形での査定を行わせていただきます。
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