ワイルドワンズの魅力的な財布をプロ鑑定士が紹介
高級ブランド品と聞くと、どうしても海外系のブランドに目が行きがちです。
確かに魅力的なブランドが多いのですが、日本のブランドも負けていません!
特に、レザー系のアイテムを多く製造しているワイルドワンズは、上質なアイテムを数多く提供しています。
では、ワイルドワンズとは一体どのようなブランドなのでしょうか?
ここでは、ワイルドワンズの歴史や魅力、そしておすすめの財布を紹介します。
わたくしブランドレックス 鑑定士千藤と申します。
わたしもプライベート用でワイルドスワンズを使用しています。
参考になる記事を書きましたので是非参考にしてみてくださいませ。
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ワイルドワンズの歴史
ワイルドワンズが誕生したのは、1994年のことです。
職人の鴻野三兄弟によって創立されているのですが、ファッション界で兄弟で立ち上げたブランドは数多いのですが、3兄弟が揃って立ち上げたのは非常に珍しいですね。
創業当初は財布の製作がメインとなっていましたが、徐々にラインナップを拡大してバッグ、手帳など革小物をトータルに手がけています。
ブランドネームの由来は、鴻野の「鴻」が中国の「野生の白鳥」を意味しているためです。
ワイルドワンズの特徴
ワイルドワンズは、創業当初から財布にこだわってデザインしてきました。
また、基本的には丈夫で長持ちすることをテーマにデザインされていることもあって、長持ちさせやすいという点が魅力的です。
また、次のような特徴があるブランドであります。
オーソドックスで使いやすい!
ワイルドワンズは、単に長持ちさせやすいということだけに注力しているわけではありません。
普段使いの財布として、飽きが来ないデザインを取り入れています。
また、オフシーンだけでなくオンシーンでも使用できることを想定しており、シックな装いのアイテムが多くなっています。
常に持ち歩く中で、より頑丈で使いやすさを追求しているということになります。
長く使えるというとファジーに聞こえるかもしれませんが、ワイルドワンズでは具体的に10年以上は使える財布づくりを標榜しています。
オールレザーで構成している!
よりラグジュアリー感が強い財布を作りたい場合、オールレザーで構成するのが手っ取り早いです。
ただ、どうしても重量感がアップしてしまうという弱点がありますし、価格的にも高価となってしまいがちです。
外はレザーでも、内部はナイロンなどを使用している財布が多い中で、ワイルドワンズではあくまでもオールレザー仕上げの財布にこだわっています。
重厚感がアップしてしまいますが、これがまた高級感を演出することに寄与しています。
使用しているレザーにもこだわりがある!
ワイルドワンズでは、あえて時代の流れに逆行しているこだわりがあります。
その中でも、使用しているレザーへのこだわりはとても強いのです。
モデルによっては、牛のショルダー部分のレザーを使用しているモデルもあります。
牛の肩ということで、より可動域が広く柔軟性があって強度もあるレザーを採取できるのですが、希少価値が高くなかなか入手できないものです。
そのレザーを、ワイルドワンズではあえて厚みがある状態で財布に仕立てています。
これによって、より頑丈な財布に仕上がっているのですが、トレンドとは全く真逆の流れであります。
一言で表現すると無骨という言葉がぴったり合うような財布が多いのですが、実際に手にとってみるとどこが落ち着きがあるものとなっています。
日本製に徹底的に拘っている
ワイルドワンズは、他のブランドではなかなか取り扱わないレザーも使用しているのですが、それをうまく財布に仕立てるためには相当な技術力が必要です。
それを確保するためにも、ワイルドワンズは徹底的に日本製に拘っています。
日本の職人が、一個一個の財布をハンドメイドで仕立てているのですが、どれも最高のクオリティを確保しています。
また、機械仕立てでは得ることができないコパの美しさがあります。
職人が丁寧に磨き込むことで、独特な流線型のデザインと光沢を放っています。
他にも、細部にまで手を抜くことなく作り出しており、使い続けることでその良さを実感できます。
アフターサービスが充実!
ワイルドワンズは10年以上使える財布作りを標榜していますが、一生使うことも意識して徹底したアフターサポートを実践しています。
もし破損してしまった場合は、リペアサービスを利用することで修理対応してくれます。
残念ながら有料サービスとなりますが、愛着ある財布を使い続けることができるのですから嬉しいサービスですね。
郵送で送って対応してもらえる点も評価できます。
ワイルドワンズでは、他にもエイジングサービスという制度があります。
エイジングサービスとは、直営店に持ち込んでその場で清掃などのケアを行ってくれるサービスです。
また、コマのケアや塗料を塗布することによる艶の回復、オイルメンテナンスを行うことで、新品の状態に近づけてくれます。
実際に手にとってどのようにメンテナンスするか相談しながら行ってくれるので、仕上がり状態もイメージしやすいのも素晴らしいです。
このように、他のブランドではなかなかないサービスを展開していて、高く評価されています。
ワイルドワンズのおすすめモデル
ワイルドワンズでは、多くの魅力的な財布を提供しています。
その中で、特におすすめしたいモデルを紹介します。
TONGUE(タング)
タングは、外装にシェルコードバン、内装にサドルプルアップ贅沢に使用したコインケースです。
多機能さが売りで、小銭以外でも様々なものを収納することができます。
ホーウィン社のシェルコードバンを使用しており、重厚があって優しい光沢で上品な印象を与えることができます。
経時変化によって、また違った表情を見せてくれる点も良いですね。
WAVE (ウェイブ)
ウェイブは、その名の通り財布の蓋の部分が波立つような流線型のデザインとなっている長財布です。
ワイルドワンズの財布の中でも、最も大容量ですので財布としての機能がとても高いです。
ベルギー牛革のサドルプルアップを贅沢に使用しており、タンニン鞣しの自然な仕上げを施しています。
これによって、皮革の表面に血筋、小傷なども発生していますが、これも良い味となっています。
GROUNDER(グラウンダー)
イギリスの老舗タンナーとして有名な存在である、ベイカー社のフルグレインブライドルレザーを使用した財布です。
小銭入れ付き2つ折り財布であり、ポケットにも収納しやすいサイズ感です。
オークバーから抽出したタンニンを使用しており、また伝統的な技術を用いて作られたレザーは、新品状態でもどこか格式の高さがあります。
CLAM(クラム)
イタリアのボナウド社が作り出す、美しくもどこかワイルドなゴートを使用した財布です。
しなやかで耐久性が高いので、長持ちする財布として重宝できます。
手のひらに入るコンパクトサイズですが、ワイルドワンズの中では最も小さいサイズとなります。
それでも、カードも収納できるスペースがあり実用性も非常に高い財布に仕上がっています。
絶妙な型押しがラグジュアリー感を高めています。
ワイルドワンズの買取もブランドレックスで!
今回は、ワイルドワンズというブランドの魅力について紹介しました。
日本の技術力が光るブランドでありますが、アフターサービスも充実していて愛着を持って利用できますよ。
ブランドレックスでは、魅力的なワイルドワンズの財布の買取も行っています。
しっかりとその価値を判断して、納得していただける形での買取となるように、スタッフ一同日々努力を重ねています。
相談料・査定料が無料!
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