ルイヴィトンの買取価格が変動する理由は!?徹底解説!!
ルイヴィトンのブランド品の買取価格は日々めまぐるしく変動しています。おそらくルイヴィトンに普段から親しんでいる人の間では常識になっていることでしょうが、改めて考えるとその理由をよく知らない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ルイヴィトンの買取価格が一定していない理由について述べます。価格設定の仕組みを知って、買取価格を高くできるように工夫してみましょう。
ブランドレックス 鑑定士千藤がルイヴィトンの買取価格について詳しくご案内させていただきます。
ヴィトンを知りたい方にとっては参考になる記事になりますので是非ご覧くださいませ。
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ルイヴィトンの買取価格が上がる理由
ルイヴィトンのブランド品は、買取金額が一定ではありません。同じ品物であっても時期が違えば買取金額も違ってきます。買取金額が変わってくる要因としては、以下のものが挙げられます。
需要(人気)の変動
値段が上がる理由としては、最もポピュラーなものです、ルイヴィトンに限らず全てのブランド品にあてはまることですが、多くの人が欲しがればその分値段は上がります。
ルイヴィトンのブランド品も、人気があって誰もが欲しがるような商品は値段が高くなります。
例を挙げると、数あるルイヴィトンのブランド品の中でもバッグは特に人気の高い品目です。買取金額の高さで言えば、腕時計など他にも高いものはありますが、ジャンル全体の値段ではバッグが一番高くなっています。
バッグの中では、特にモノグラムとダミエの価値が高く、高値で取引されています。これも、モノグラムとダミエの柄がヴィトンを象徴するほど有名な図柄になっており、誰もが欲しがる品物となっているためです。
では、人気が高くなる要因とは何でしょうか。
人気モデルの生産終了
ルイヴィトンは毎年多くのブランドを新しく作り出しています。同時に、新ブランドの陰で生産終了となるブランドも存在します。生産終了となると品数も少なくなりますから、誰もが欲しがる品物であれば必然的に値段は釣り上がるわけです。
例えば、ショッピングサイトで販売されている「グラフィティ トートバッグ “M93703” ネヴァーフルGM グリーン」に税込30万円を超える値がつけられていたことがありました。
また、楽天では「モノグラム・チェリー スピーディ25」に20万円を超える値がつけられています。これらのバッグの値段は販売価格であり、買取価格はまた違ってきます。しかし、販売価格を見ると、買取金額が10万円を超える場合もあるのではないでしょうか。
限定商品
一時期だけ販売される限定商品は値段が上がりがちです。これもコラボ商品などが良い例です。2017年6月にはルイヴィトンとファッションブランドの「シュープリーム」がコラボを行い、コラボグッズを販売しました。
その時に販売されたポシェット「バムバッグPM」は定価が248,400円に対し、買取相場は50万円~60万円ほどでした。
その他にも 、ルイヴィトンとミュージシャンのカニエ・ウェストがコラボを行い「Kanye x Louis Vuitton Jaspers」というシューズを発売したことがありました。BUYMAに出品されていたものの販売価格は123万円を超えています。
買取金額は当社でも高額で買取した実績がございます。
円安
ブランドの動向とは関係がない、経済条件が買取価格に反映されることもあります。一般に円安の時には買取価格が上がりやすいと言われています。
円安とは、これまで1ドル=100円のレートだったのが1円=200円になったというように、円の価値が安くなった状態のことです(200円無ければ1ドルと交換できなくなった)。円安が起きると、舶来のブランド品は日本国内では値上げをするようになります。
これは、海外ブランドメーカーがそれまでと同じ利益を得るためにより多くの円が必要になったと考えれば分かりやすいはずです。
逆に、ブランド品を買い取ってもらう側からすると円安の時はチャンスです、買取金額は定価に左右されるため、定価が上がればその分買取金額も上がりやすくなります。
円安が起きる時とは 、円の人気が下がった時です。具体的には、国の将来性が危ぶまれた時、政情不安が起きている時、銀行の金利が低い時、他の国の通貨の価値が円よりも出てきた時などが挙げられます。
円レートの価値を追っていけば、買取金額が高い時にうまく買い取ってもらえるでしょう。
公式の新品価格の値上げ
買取価格は定価に比例しています。もしもルイヴィトンがブランド品の定価を値上げしたら、買取価格もその分上がるでしょう。
価格の値上げは様々な要因が関係して行われます。例えば、2013年4月にはルイヴィトンは商品の値段を14%値上げしました。この時には、それまで伸び悩んでいた売り上げを伸ばすべく、高級感を取り戻そうとしたと言われています。
その他、2014年2月にはルイヴィトンで扱う革製品の一部が平均7%値上げされたこともありました。この理由は、当時の円安や皮革価格の上昇によってコストがかさんだためと言われています。
価格の値上げは様々な理由で行われます。原料価格の高騰や輸送コストの増加なども関係するため、ニュースに気を配ると良い売却時期を狙えるでしょう。
値段が下がる理由
続いて、買取価格が下がる場合を解説します。
公式の値下げ
ルイヴィトンは高級感を失う一因となってしまうため、公式による値引きはほとんどされません。しかし、社会情勢などを理由として値下げがなされることがあります。
2018年7月には中国政府が経済の活性化を目指して、アパレル商品の平均輸入関税率を15.9%から7.1%に下げたことがありました。 この輸入関税率の低下を受けて、ルイヴィトンやエルメスなど名だたるブランドメーカーが値下げを行っています。ルイヴィトンはこの時に3~5%の値下げを行いました。
日本では、これからルイヴィトンをはじめとする舶来ブランド品の値が下がるかもしれません。2019年2月1日に日本とEUのEPA(経済連携協定)が締結されました。このEPAでは関税率が少しずつゼロに向けて減っていくため、ブランド品も値が下がる可能性があります。
EPA発効前は革製のバッグには8~16%の関税がかけられていましたが、2029年にはその間税はゼロになります。ただ、最終的に値引きがなされるかどうかはまだ分かりません。その他のコスト増加によって値引きと相殺されて結局変わらない可能性もあるそうです。
不人気
ルイヴィトンのブランド品はクオリティが高いものばかりですが、今ひとつ人気がない品物も存在します。不人気の理由としては、品物として使いづらい、柄がいまいち垢抜けない、なんとなく雰囲気が好かないなどがあります。
ルイヴィトンのブランド品で「モンスリ」というモデルがありました。これはモノグラムの柄をあしらったリュックサックで、レザー製でした。このモンスリの定価は15万円ほどでしたが、多くの場合3万円ほどで買い取られています。
人気モデルは定価の50%ほど、不人気商品は20%ほどで買い取られるため、買取店のサイトで紹介されている価格などで人気度を確かめてみましょう。
ニュースに気を配ろう
少しでも高い価格で売るためには、ルイヴィトンというブランドの動向を気にすると良いでしょう。新聞やインターネットニュースをチェックするところから始めてもいいですし、ファッション情報誌を読んでみるのも有益です。次にどのような価格変動は来るか予想しておけば、うまく高額買取の波を掴めるでしょう。予想にはギャンブルのような面白さもあるため、ぜひ最新情報を追ってみてください。
いかがでしたでしょうか?
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