セリーヌはファッション性の高さが魅力ですが、中古市場でのリセール(資産価値)はモデルやサイズ、素材によって大きく差が出るブランドです。すべての型が高評価というわけではなく、特に“需要が安定する定番モデル”ほど価格が守られやすい傾向があります。本記事では2026年時点で国内市場を基準に、セリーヌの主要モデルを比較し、定価・中古販売価格・買取価格からリセール率を算出。売却を検討される方に役立つ情報を丁寧に解説します。

セリーヌのリセール傾向とは

セリーヌは「ハイブランドの中でもリセールが高い」と一括りには言えません。しかし、一部の定番モデルは中古需要が強く、比較的高いリセール率を維持しています。逆にトレンドに偏ったモデルや状態の影響を受けやすい素材はリセール率が下がりやすい点が特徴です。そのため、モデル別に中古市場の実勢価格を理解することが重要です。

2026年最新版|セリーヌ リセール率ランキング(国内市場)

第1位:ラゲージ ナノ(ベビーカーフスキン)

定価:¥390,500
国内中古販売価格:¥250,000〜¥300,000
買取価格:¥220,000〜¥270,000
リセール率:約56%〜69%

セリーヌを象徴するラゲージのナノサイズは、実用性とデザイン性のバランスが良く、中古市場での需要が高いモデルです。人気色(ブラック・トープ系)は特に安定しており、状態が良ければ買取価格が相場上限に近づく傾向があります。

第2位:トリオンフ キャンバス/カーフ(トート)

定価:¥308,000
国内中古販売価格:¥200,000〜¥260,000
買取価格:¥180,000〜¥230,000
リセール率:約58%〜75%

トリオンフキャンバスはセリーヌにおける象徴的存在として人気が高く、とくにトート系は回転が早いモデルです。キャンバス素材は耐久性があり、状態が揃いやすい点も評価につながっています。

第3位:ミニ バーティカル カバ

定価:¥214,500
国内中古販売価格:¥150,000〜¥190,000
買取価格:¥130,000〜¥170,000
リセール率:約60%〜79%

ミニサイズのバーティカルカバは、ショルダーとしての使いやすさから人気が高く、比較的小さめサイズでの安定した需要が特徴です。トレンド性と実用性のバランスが良く、相対的にリセール率が高い傾向があります。

第4位:16(セーズ) スモール(カーフ)

定価:¥605,000
国内中古販売価格:¥300,000〜¥350,000
買取価格:¥260,000〜¥310,000
リセール率:約43%〜51%

16(セーズ)は上品なフォルムとブランド性の高さから評価されますが、購入価格が高いため、リセール率としては他の定番よりやや控えめです。ただし国内需要は一定しているため、条件が整うとしっかりした価格で成立する傾向があります。

第5位:カバ ファントム(カーフ)

定価:¥297,000
国内中古販売価格:¥180,000〜¥230,000
買取価格:¥150,000〜¥200,000
リセール率:約50%〜67%

カバ ファントムは日常使いがしやすい実用モデルとして人気ですが、流通量が多い一方で需要が分散しやすく、リセール率は中位に落ち着く傾向です。状態やカラーによる影響が評価に直結します。

ブランド品全体の買取相場がどのように形成されているかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ブランド品の買取相場について

リセール率を左右するポイント

・付属品の有無(保存袋・箱)
・外装の使用感(角スレ・革の型崩れ)
・素材の種類(カーフやキャンバス等)
・カラー(ブラック・ニュートープ系の安定需要)

鑑定士コメント|セリーヌは“モデル構造で評価が変わる”

セリーヌはブランドとしての人気は高いものの、すべてのモデルが同じように評価されるわけではありません。ラゲージやトリオンフといった定番は比較的高いリセール率で成立しやすい一方、16(セーズ)などの高価格帯モデルは、購入時の価格が高いため、リセール率としては控えめになりがちです。売却を検討する際は、状態だけでなく“どのモデルでどの条件なら成立するか”を整理することが大切です。

まとめ|セリーヌは“型番と状態”を見極めることが重要

セリーヌ全体のリセール率はモデルによって差が出ますが、定番性が高く中古需要が安定しているモデルほど成立価格が守られる傾向があります。売却を迷われる場合は、現在の相場と状態を整理したうえで判断することで、後悔の少ない選択につながります。

ブランドレックス
鑑定士 千藤