ルイヴィトンのブランドグッズでは時計も大きな人気があります。

時計は買取専門店が扱う規模はバッグほど大きくはありませんが、100万円を超える高値で買い取られることもある魅力的な商品です。

では、どのような時計に最も高い買取価格が設定されるのでしょうか。本記事ではランキングを通してルイヴィトンの時計買取相場について、そして買取価格が高くなった理由を述べてゆきます。

ブランドレックス 鑑定士千藤

ブランドレックス 鑑定士千藤と申します。私がこれから時計を買い取ってもらいたい方はぜひご一読ください。

ルイヴィトンの時計をお持ちの方であれば参考になる記事になります。

 

ルイヴィトンの時計部門 高価買取金額ランキングBEST10

ルイヴィトン買取での時計の買取価格を比較

ルイヴィトンの時計を買取金額順に順位付けすると以下のようになりました。

 

順位 品名 買取価格 参考定価
第1位 タンブール  エッセンシャル ピンクゴールド(Q10260) 1,300,000円 24,900ユーロ(3,168,598円)
第2位 タンブール レガッタ スピンタイム(Q102R0) 1,200,000円 5,925,150円
第3位 タンブール エヴォリューション スピン タイムGMT (Q1BG10) 1,100,000円 4,374,000円
第4位 タンブールスピンタイムGMT (Q10C30) 950,000円 5,400,000円
第5位 タンブール ダイビング K18ピンクゴールド (Q103E) 751,000円 2,462,400円
第6位 タンブール インブラックMM

(Q131Q)

550,000円 1,701,000円
第7位 タンブールインブラック (Q109GO) 450,000円 787,500円
第8位 タンブールエヴォリューションクロノグラフ(Q10520) 380000円 1,155,600円
第9位 タンブールヴォワイヤージュ(Q102A) 350000円 840,000円
第9位 タンブールクロノグラフ ルイヴィトンカップレガッタ スティーマー(Q102M) 350000円 1,002,750円

 

第1位はタンブール エッセンシャル ピンクゴールドでした。

国内では1,300,000円と高価格で取引されるこの腕時計は、タンブールエッセンシャルのシリーズの中でも特に人気のあるカラーです。

海外では、タンブールエッセンシャルのその他のモデルの販売価格は最高でも11,000ユーロまでで、このモデルに飛びぬけて高い値段が付けられています。

その理由は使われているピンクゴールドという素材にあり、これは純金75%に銀と銅を混ぜ合わせた合金です。ピンクゴールドは華やかさを演出すると同時に気品も感じさせるため、人気があります。

 

第2位はタンブール レガッタ スピンタイムです。

レガッタとは数分間のカウントダウン機能のことで、元々はヨットレースでスタートタイムを見極めるための機能でした。タンブールのシリーズの中でもスピンタイムは高級モデルとなっており、国内でも品薄状態が続いています。

このモデルにはチタン製のケースが使われており、クールな輝きが高い人気を呼んでいます。

 

第3位はタンブール エヴォリューション スピン タイムGMTです。

タンブールエヴォリューションは都会的なイメージを込めて作られたモデルで、デイ&ナイトインジケータ(日中と夜の識別)機能搭載モデルとクロノグラフ(ストップウォッチ)機能搭載モデルの2種類が存在します。

タンブールエヴォリューションのケースはステンレスとピンクゴールドの2種類が用意されており、ピンクゴールドの方がはるかに高値で取引されています。このモデルもケースがピンクゴールドできているため、高価買取されました。

 

第4位はタンブールスピンタイムGMTです。

このモデルのケースはホワイトゴールドでできています。ホワイトゴールドとは、金に銀やパラジウムなどの白色金属を加えた合金です。

ケースが高価な材質であるため希少価値が高く、海外では今回第2位となったQ102R0より高値で取引されていることもあります。このモデルが今回の買い取り価格で第4位という結果になったのは、保存状態などの条件もあったためと思われます。

 

第5位はタンブール ダイビング K18ピンクゴールドです。

タンブールダイビングとは、ダイビングスポーツ向けに作られたモデルで、300m防水機能をはじめとして日付表示機能なども実装されています。

このQ103Eはタンブールダイビングの中でも高価で取引されるモデルで、ケースがピンクゴールドでできています。 文字盤の抜けるような青との対比がすばらしい一品です。

 

第6位はタンブール インブラックMMです。

MMとは「中型」という意味で、時計の大きさを表します。このモデルは黒を基調としたシックなデザインでまとめあげられており、人気の高いモデルです。あしらわれているダイヤモンドが美しく、高値で取引される一因にもなっています。

 

第7位はタンブールインブラックです。

第6位と同じシリーズのモデルで、こちらのモデルはダイヤモンドのような極めて高価な素材は使われていません。

そのため、定価には第6位と比べて大きな差があります。素材の価値こそ違うもののこのモデルも黒を基調とした上品さに定評のあるモデルで、市場では十分高値で取引されています。

 

第8位はタンブールエヴォリューションクロノグラフです。

このモデルも第2位と同じタンブールエヴォリューションのシリーズであり、クロノグラフ搭載モデルです。このQ10520はケースがステンレスで作られているため、第2位のモデルと比べて値段に大きな差があります。

 

第9位タンブールヴォワイヤージュです。

こちらは自動車をイメージして作られた腕時計で、赤と白で統一された外見が速度計を連想させます。

このモデルは世界で688本しか作られなかったという限定品で、買取価格にもその希少価値が現れています。100m防水、日付表示、クロノグラフ機能搭載と多機能なモデルでもあります。

 

同率第9位となったタンブール  ルイヴィトンカップレガッタ スティーマーは2006年に発売されたモデルです。このモデルは毎年開かれているヨットレースの大会「ルイヴィトンカップ」を記念して作られた限定モデルで、ステンレスとホワイトラバーで構成された爽やかなデザインが特徴的です。 レガッタ機能の他、100m防水に対応しています。

 

ランキングを終えて

ルイヴィトン時計買取ランキングのまとめ

ランキングを振り返ってみると、他のブランドグッズと同じく、定価の高い品物ほど買取価格も高かったです。

腕時計の場合は、高価な素材でできているモデルほど定価も高くなるため、それに従って買取価格も高くなると考えてよいでしょう。ランキングでも紹介したように、ケース素材がピンクゴールドやホワイトゴールドといった貴金属で作られていたり、ダイヤモンドなどの宝石が使用されていると買取価格も高価です。

他には、希少価値という観点からも腕時計の値段が上がっている状況が確認できました。例えば第9位のタンブールヴォワイヤージュは、高価な材料を使ったモデルには価格ではかなわないものの十分高い買取価格を実現しています。

定価と合わせて見てみると、腕時計は最大で定価の半分ほどの値段で買い取られていることがわかります。これはヴィトンの腕時計というジャンルの特性と見ることができそうです。腕時計は汚れや傷がつきやすく、状態が悪くなりやすいせいもあるのかもしれません。

いかがでしたでしょうか?

ブランドレックス 鑑定士千藤

ルイヴィトン時計の買取相場を知りたい方は千藤までお気軽にお問合せ下さいませ。

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