ロレックスのレディースは資産になる?鑑定士が語る人気モデルとリセールの現実
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ロレックスのレディースは資産になるのか
「レディースのロレックスって、資産になるんですか?」これはここ最近、店頭でもLINEでも本当に増えた質問です。結論から言うと、選び方と条件が揃えばレディースでも資産性は十分に期待できます。ただし、メンズのスポーツモデルのように“何でも上がる”という話ではありません。レディースは投資というより、日常で使いながら価値を残していく時計です。実際の買取現場では、レディースはスペック表に出ない部分──サイズ感の普遍性、使われ方の綺麗さ、付属品の揃い方、そしてモデルの「売り先の多さ」で評価が決まりやすい傾向があります。だからこそ、同じロレックスでも“資産になりやすい一本”と“好きで買ったけど売る時に伸びにくい一本”に分かれます。この記事では、鑑定士目線で「どのモデルが安定しやすいか」「どういう条件だと価値が残りやすいか」「売る・持つの判断はどうするか」を、できる限り具体的に整理します。
レディースロレックスが値崩れしにくい理由
レディースが安定しやすい理由は大きく3つあります。1つ目はロレックスというブランドの世界需要です。レディースは日本だけの人気ではなく、海外でも「小径を上品に着ける」需要があり、一定の流通が続きます。2つ目はデザインの普遍性です。レディースは定番系が中心で、流行で評価が極端に上下しにくい。3つ目は“状態が良い個体が多い”ことです。現場感覚として、レディースは擦り傷が少なく、ブレスの伸びも少ない個体が比較的多いです。ここが資産性を支えます。逆に言えば、レディースで大きく損をするパターンは「状態が悪い」「付属品がない」「好みが尖りすぎた仕様」のいずれかが重なる時です。
資産性が高い主要モデルと相場レンジの考え方
ここからは資産性が安定しやすい代表モデルを、買取目線の“レンジ感”で見ていきます。相場は時期・状態・付属品で動くため断定はしませんが、レンジで把握できると判断が一気に楽になります。
レディ デイトジャスト(現行28mm)
レディースの王道で、資産性の安定感が最も出やすいのがレディ デイトジャストの28mmです。代表的な型番としては、SS×WG系(例:279174)や、コンビ系(例:279171/279173)が挙げられます。現行28mmは需要層が広く、売却時に「買い手が付きやすい」ため価格が崩れにくいのが強みです。国内の流通レンジ感としては、おおむね約90万〜180万円前後が中心になりやすく、文字盤やダイヤ仕様、ブレス形状(ジュビリー/オイスター)で上下します。ここで大事なのは“派手=高い”ではないこと。ダイヤ入りは上振れしやすい一方、好みが分かれると売却時の相手が限定されるため、安定性という意味では定番仕様が強いこともあります。資産性を重視するなら「定番の組み合わせ」を選ぶのが最もブレません。
ヨットマスター37(レディース枠で資産性が強い)
レディースで資産性を語るなら外せないのがヨットマスター37です。代表型番は268621(いわゆるチョコ系)や268622など。スポーツラインに属するため、レディースの中でも「欲しい人の熱量」が強く、相場の下支えが出やすいモデルです。流通レンジ感としては約150万〜230万円前後が中心になりやすく、状態が良く付属品が揃う個体は評価が崩れにくい。レディースで“資産時計らしさ”を求めるなら、このモデルは候補に入れやすいです。ただし、スポーツ系は外装の打痕やブレスのコンディションが評価を左右しやすいので、購入時から丁寧に扱う前提があるとより強い一本になります。
オイスターパーペチュアル31(実用性と安定性のバランス)
シンプルな3針モデルのオイスターパーペチュアル31(例:277200系)は、資産性と実用性のバランスが良い選択肢です。流通レンジ感としては約60万〜120万円前後で、文字盤カラーや年式、コンディションで変動します。オイパペは“主張しすぎない”時計なので、日常使いに向き、結果として「綺麗に残りやすい」=「売却時に評価されやすい」という循環が起きます。資産性だけで見ると派手なモデルに目が行きがちですが、実際の査定では「状態の良い定番」が最後に強い、という場面を何度も見ます。
旧型デイトジャスト26mm(資産性は条件付き)
旧型の26mm(例:69173など)は、価格帯としては比較的手に取りやすく、流通レンジ感は約40万〜90万円前後に収まりやすい一方で、資産性は“条件付き”です。理由は明確で、サイズトレンドが28mm寄りになっていること、そして個体差が大きいこと。ブレス伸び、文字盤劣化、メンテ履歴、付属品の有無で評価が大きく変わります。つまり、安く買っても状態が悪いと売却時に伸びにくい。逆に、状態が良く付属品が揃った個体はしっかり評価されます。ここは「買う時点で勝負が決まる」タイプのモデルです。
資産価値を分ける“査定の判断軸”
レディースの資産価値を分けるポイントは、モデル名よりも“中身の条件”です。まずサイズは重要で、現行需要は28〜31mmが中心になりやすい。次に文字盤・装飾。シェルやダイヤは魅力ですが、リセールの安定性は定番仕様が優位になりやすい場面があります。そして一番現実に効くのが付属品です。箱・保証書・余りコマが揃うだけで、査定のブレが小さくなり、評価が安定します。さらにメンテナンス。オーバーホール歴があると安心材料になりますが、過度な研磨でエッジが痩せているとマイナスになることもあるため、整備は“やれば良い”ではなく“どう残すか”が大切です。ここまでが「相場」「価格」「評価」「判断軸」の核心で、レディースは特にこの差がそのまま金額差として表れます。
なお、同ブランド全体のリセール傾向や、どのモデルが評価されやすいかについては、別記事で詳しくまとめています。
→ リセール率ランキングはこちら
鑑定士コメント
現場で強く感じるのは、レディースは“モデル名で勝つ”というより、“残し方で勝つ”ということです。例えばレディ デイトジャストは定番ですが、同じ型番でも「ブレスの伸びが少ない」「ガラス傷がない」「コマが揃っている」だけで、売却時の納得感がまったく変わります。逆に、購入時に気に入って選んだ仕様が、売却時に「好みが限定される仕様」になってしまうこともあります。資産性を狙うなら、最初から“売る時の相手が多い仕様”を意識しておくのが一番ブレません。
なお、実際の買取価格がどの水準で成立しているのかを知りたい方は、直近でお取扱いした買取事例も参考になります。モデルごとの評価のされ方や、査定時に重視されたポイントが分かりやすい内容です。
→ 買取速報はこちら
結局どうすればいいか:売る・持つ・様子見の基準
最後に「結局どうすればいいか」を整理します。まず、これから購入する方で資産性も意識したいなら、28〜31mmの定番サイズで、定番素材(SS、SS×WG、王道コンビ)を選ぶのが最も安全です。次に、すでに持っている方で売却を迷う場合。判断基準はシンプルで、①使っていない期間が長い、②付属品が揃っている、③状態が良い(ブレス伸びが少ない・打痕が少ない)なら、売却時の条件が良いので一度査定に出して相場感を掴む価値があります。反対に、保証書がない・状態が荒れている場合は、焦って売るより整えてからの方が納得感が出ることもあります。ただし、修理や研磨はやり方次第で評価が変わるため、自己判断で大きく手を入れる前に、現状のまま一度相談した方が安全です。レディースロレックスは「好きで持てて、結果として価値が残る」時計です。投資として無理に振り切るより、普遍性のある一本を丁寧に使い、売る時にきちんと評価される状態を作る。その積み重ねが、最終的に一番資産性を高めます。ロレックスのレディースは、選び方と残し方を間違えなければ、十分に“資産になる可能性が高い”カテゴリーです。ご自身のモデルが今どの位置にいるのか、相場の波の中で「売るべきか、持つべきか」を一緒に整理したい方は、無理のない範囲で付属品や状態を教えてください。ブランドレックス 鑑定士 千藤
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