【2026年最新】ロレックス相場は暴落していない|買い時・売り時を鑑定士が整理解説
ロレックスの相場について語られるとき、「暴落した」「もう終わった」「今は買い時だ」「いや売り時だ」といった断片的な情報が先行しがちですが、実際の市場はそれほど単純ではありません。特に2022年の急騰とその後の調整を経験した現在、2025年から2026年にかけてのロレックス相場は、いわゆるバブル崩壊ではなく、市場が成熟段階に入った結果としての“正常化”と捉える方が実態に近い状況です。本稿では、買取・査定の現場で日々相場と向き合っている立場から、ロレックス相場の現状、暴落と呼ばれた局面の正体、そして今が買い時なのか売り時なのかという判断軸を整理します。
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ロレックス相場は本当に暴落したのか
まず前提として整理すべきなのは、「ロレックスが暴落した」という言葉の定義です。2022年春頃まで続いたロレックス相場は、世界的な金融緩和、過剰流動性、投機マネーの流入により、明らかに実需を超えた価格形成がなされていました。特にステンレス製スポーツモデルでは、正規定価の2倍から3倍という水準が常態化し、時計としての価値というよりも、短期売買の対象として扱われていた側面が強くありました。
その反動として2022年後半から2023年にかけて価格調整が起きたことは事実ですが、これはブランド価値の低下や需要消失によるものではありません。むしろ、過剰に膨らんだ相場が落ち着き、本来の需要と供給のバランスに近づいた結果と見るべきです。実際、多くのモデルはピーク時から20〜30%程度の調整に留まっており、長期で見れば依然として高水準を維持しています。
2024年以降の相場が示しているもの
2024年以降のロレックス相場は、モデルごとに明確な差が生まれています。全体としては「横ばいから緩やかな回復」という表現が最も近く、全モデル一律で下がり続けるような状況ではありません。デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターIIといった定番モデルは、調整後の価格帯で安定し、一部仕様ではじわじわと上昇する動きも見られます。
一方で、過去の勢いだけで買われていた一部モデルや、流通量が急増したモデルについては、調整後も価格が伸び悩むケースがあります。この差こそが、現在のロレックス市場が“選別の時代”に入ったことを示しています。
なぜ「暴落」という印象が残りやすいのか
ロレックス相場が「暴落した」と感じられやすい理由の一つは、2022年のピークが異常に高かったことにあります。ピーク時の価格を基準にすれば、現在の価格は確かに下がっています。しかし、少し時間軸を引いて見れば、2019年や2020年と比べて現在の相場は明らかに高い水準にあります。このギャップが、感覚的な“暴落”という言葉を生んでいるに過ぎません。
査定現場でも、「あのときはもっと高かったのに」という声をよく耳にしますが、それは一時的な異常値と比較しているケースがほとんどです。重要なのは、現在の価格が“売れない水準”ではないという点です。
今はロレックスの買い時なのか
購入の観点で見た場合、現在の相場環境は過去数年の中でも比較的健全です。過剰なプレミアが落ち着き、モデルごとの適正価格が見えやすくなっています。特に、長く使う前提で購入を検討している方にとっては、価格と満足度のバランスが取りやすい局面といえます。
ただし、どのモデルでも買い時かといえばそうではありません。重要なのは、需要が安定している定番モデルを選ぶことです。短期的な値上がりを狙うのではなく、数年後に売却する可能性も視野に入れるのであれば、流通量と需要のバランスが取れているモデルが結果的にリスクを抑えます。
売り時はいつなのか
売却についても、「今すぐ売るべきか」「もう少し待つべきか」という相談は非常に多く寄せられます。2025年から2026年にかけての相場環境では、全体として大きな上昇を待つよりも、条件が整ったタイミングで売却するという考え方が現実的です。
具体的には、ボーナスシーズンや円安局面など、需要が一時的に強まるタイミングでは、査定条件が良くなりやすい傾向があります。また、モデルチェンジや仕様変更の前後も、相場が動きやすいポイントです。重要なのは、「最高値を当てにいく」ことではなく、「納得できる水準で確実に売る」ことです。
為替とロレックス相場の関係
ロレックス相場を語るうえで、為替の影響は無視できません。円安局面では、海外バイヤーから見た日本市場の価格競争力が高まり、国内買取価格が底上げされやすくなります。逆に、急激な円高が進行すると、相場が調整される可能性もあります。
ただし、為替だけで相場が決まるわけではありません。ロレックスの場合、ブランド力と世界的な需要が価格の土台となっているため、為替はあくまで調整要因の一つと考えるべきです。
これからのロレックス相場をどう見るべきか
2026年に向けたロレックス相場は、「再び異常な高騰に戻る」というよりも、「高水準で安定する」方向に進む可能性が高いと見られています。認定中古プログラムの拡充や、正規店の供給体制の変化など、市場構造は確実に変わりつつあります。
その中で、全モデルが一律に評価される時代は終わり、モデルごとの特性、仕様、状態によって価格差がより明確になるでしょう。売る側にとっては、より“見極め”が重要になる時代といえます。
結論:今は暴落ではなく判断の時代
現在のロレックス相場は、決して暴落ではありません。2022年の異常な高騰が収束し、市場が成熟段階に入った結果としての調整局面です。買うにしても、売るにしても、「全体相場がどうか」より、「自分のモデルがどう評価されているか」を軸に判断することが、後悔しない選択につながります。
相場が読みにくいと感じる今だからこそ、冷静な視点で状況を整理し、自分にとって最適なタイミングを見極めることが重要です。
ブランドレックス
鑑定士 千藤
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