ブシュロンはフランス・ヴァンドーム広場最古のハイジュエリーメゾンとして知られ、芸術性と格式を兼ね備えたブランドです。時計ブランドと比べると、ジュエリーはリセールが弱いと思われがちですが、ブシュロンは例外的に「シリーズ次第で資産価値を保ちやすい」特徴があります。特にキャトルやセルパンボエムは中古市場での流通量と需要のバランスが良く、近年は価格の下支えが明確になってきました。本記事では、国内中古市場データをもとに、ブシュロンの中でリセール率が比較的高いモデルをランキング形式で整理し、価格推移と評価の理由を鑑定士の視点で解説します。

ブシュロン リセール率ランキングTOP5

第1位:キャトル クラシック リング(スモール/Ref.JRG00290)

ブシュロンを象徴するキャトルシリーズの定番モデルです。定価約70万円に対し、国内中古販売価格は42万〜65万円前後で推移しており、買取相場も28万〜42万円水準が見込めます。5年前と比較すると中古価格は約10〜15%上昇しており、リセール率は約60%前後とジュエリーとしては高水準です。

第2位:キャトル ブラック リング(スモール/Ref.JRG01790)

ブラックPVDを用いた現代的なデザインが特徴で、男性需要も強いモデルです。定価約74万円に対し、中古販売価格は45万〜68万円前後。直近1年では価格が安定しており、リセール率は約60〜65%を維持しています。

第3位:セルパンボエム ペンダント(スモール/Ref.JPN00562)

スネークモチーフが象徴的なセルパンボエムは、女性人気が非常に高いシリーズです。定価約40万円に対し、中古販売価格は22万〜36万円前後で推移。5年推移で見ると価格は緩やかに上昇しており、安定感のあるモデルといえます。

第4位:セルパンボエム リング(Ref.JRG02744)

ボリューム感のあるリングで、定価約109万円に対し中古販売価格は65万〜98万円前後。買取相場も42万〜65万円と幅がありますが、状態次第では高水準での評価が期待できます。

第5位:セルパンボエム ペンダント(エクストラスモール)

定価約27万円に対し、中古市場では15万〜24万円前後で取引されています。エントリーモデルとして需要が高く、価格帯の割にリセールが安定している点が特徴です。

なお、実際の買取価格がどの水準で成立しているのかを知りたい方は、直近でお取扱いした買取事例も参考になります。モデルごとの評価のされ方や、査定時に重視されたポイントが分かりやすい内容です。

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ブランド品全体の買取相場がどのように形成されているかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ブランド品の買取相場について

査定額を左右するポイント

  • シリーズ(キャトル/セルパンボエムなど)
  • 素材構成(K18・セラミック・ダイヤ有無)
  • 付属品(箱・保証書)の有無

鑑定士コメント

ブシュロンは「デザイン重視のジュエリー」という印象を持たれがちですが、シリーズ選びを間違えなければ価格は安定しやすいブランドです。特にキャトルとセルパンボエムは国内外で需要が継続しており、相場が急落しにくい点が評価されています。

まとめ

ブシュロンのジュエリーは、モデルごとにリセール差がはっきり分かれます。売却を検討する際は、シリーズ特性と市場動向を踏まえた判断が重要です。現在の相場は安定しており、条件が揃えば納得感のある取引が期待できます。

ブランドレックス
鑑定士 千藤