ロレックス デイトナはなぜ特別なのか|型番別に見る資産価値と価格が崩れにくい理由
ロレックスの中でも「資産価値」という言葉が最も自然に使われるモデルがデイトナです。ただし、デイトナであれば何でも同じ評価になるわけではなく、型番によって相場の安定性や価格の動き方には明確な差があります。本記事では、代表的なデイトナの型番をもとに、なぜデイトナが特別とされ続けているのかを整理します。
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デイトナの資産価値は「型番」で決まる
デイトナの評価を語る上で外せないのが、ステンレスモデルの存在です。現在の取引現場で資産性が最も安定しているのは、以下の系統になります。
- Ref.116500LN(白文字盤・黒文字盤)
- Ref.126500LN(白文字盤・黒文字盤)
これらはデイトナの中でも流通量が限られており、かつ需要が極端に集中している型番です。資産価値の話をする場合、まずこの2型番を外して考えることはできません。
Ref.116500LNが評価を確立した理由
116500LNは、旧世代ながら現在も中古市場の基準価格を作っている型番です。定価は100万円台前半で案内されていた時期もありましたが、その後の定価改定と需要の集中により、中古市場では300万円前後を中心としたレンジで安定した取引が続いています。
重要なのは、後継モデルが登場した後も価格が大きく崩れていない点です。通常、モデルチェンジ後は旧型の評価が下がりやすいですが、116500LNは「完成度が高い世代」として需要が残り続けています。
Ref.126500LNが作る新しい基準
現行モデルにあたる126500LNは、定価が170万円前後まで引き上げられたことで、市場全体の基準価格を押し上げました。定価ベースで見ると、旧世代から約1.4倍前後の上昇になります。
中古市場では、導入直後から高水準で取引されており、結果として116500LNの価格下落を防ぐ役割も果たしています。新旧が共存しながら相場を支えている点は、デイトナ特有の構造です。
なぜサブマリーナやGMTとは違うのか
同じロレックスのスポーツモデルであるサブマリーナ(Ref.124060など)やGMTマスターII(Ref.126710BLROなど)も人気ですが、流通量が比較的多く、文字盤やベゼルの違いで評価が分散しやすい傾向があります。
一方デイトナは、評価が集中する型番と仕様が限られているため、相場が分散しにくく、結果として価格が崩れにくい構造になっています。
素材違いのデイトナは資産になるのか
デイトナにはゴールドモデルやコンビモデルも存在しますが、資産性という観点では評価が分かれます。これらは定価が高い分、中古市場では値動きが出やすく、相場が安定するまでに時間がかかるケースが多く見られます。
資産として考える場合、誰が見ても価値が分かりやすいステンレスモデルが基準になります。
資産としてデイトナを見る際の注意点
デイトナは価格が高水準で安定している一方、購入価格によっては体感リターンが小さくなるケースもあります。また、付属品の欠品やブレスの状態、オーバーホール履歴などは数十万円単位で評価に影響することもあります。
「高いから資産」ではなく、「条件が揃っているか」を見ることが重要です。
鑑定士としてのまとめ
ロレックス デイトナが特別とされる理由は、ブランド力だけではありません。Ref.116500LN・126500LNといった特定の型番に需要が集中し、定価改定と中古市場が連動して価格構造を作っている点にあります。
すべてのデイトナが資産になるわけではありませんが、型番と条件を正しく理解すれば、今なお「価格が崩れにくい選択肢」であることは間違いありません。
ブランドレックス
鑑定士 千藤
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