ロレックス ミルガウスは、スポーツロレックスの中でも独自性が強く「生産終了・再評価」で相場が動きやすいモデルです。派手に見えて一部の層に刺さる一方、相場は“急騰して急落”というより、ある日突然ベースが切り上がる動きが出やすいのが特徴です。本記事では主要型番(特に116400系)を中心に、過去→現在の数字差で相場の現実を整理します。

ミルガウス相場の全体像

 ミルガウスは、ロレックスの中でも「生産終了・廃盤」が材料になりやすいモデルです。数年前は70万円台〜100万円前後のゾーンにいた個体が、現在は110万円〜180万円帯が見えるようになり、条件次第で“資産寄り”に評価されやすくなっています。

116400(ブラック文字盤)の評価

 数字が一番はっきり出るのが116400です。平均水準で見ると、2021年約71万円→2025年約115万円で、約44万円(約62.0%)上昇しています。短期で一気に跳ねたというより、2022年以降に帯が切り上がり、そのまま高水準が続いている整理です。

116400GV(グリーンサファイア)の評価

 116400GVは、文字盤カラーや個体条件で幅が出ますが、直近の平均帯としては約150万円〜180万円前後が視野に入り、通常の116400より“上の帯”で成立しやすい傾向があります。特に状態と付属品が揃う個体は、比較の中で評価が伸びやすいゾーンです。

査定額を左右するポイント

・保証書と付属品(箱、コマ)の完備
・ガラス(グリーンサファイア)の傷、外装打痕
・研磨歴(輪郭が落ちると印象が変わりやすい)
・文字盤色(人気色)と夜光・針のコンディション

なお、実際の買取価格がどの水準で成立しているのかを知りたい方は、直近でお取扱いした買取事例も参考になります。査定時に重視されたポイントが分かりやすい内容です。→買取速報はこちら

まとめ

 ミルガウスは「再評価で帯が切り上がる」タイプのモデルです。116400は2021年約71万円→2025年約115万円で約62%上昇しており、数字で見ても水準が一段上に移行しています。売るか持つかの判断は、過去の最高値よりも“いま成立している帯”と個体条件で決めるのが重要です。ブランドレックス 鑑定士 千藤