時計マニアには昔から知られているブランドですが、
最近時計に興味を持ち始めた方にはまだ聞き覚えがあまりないブランドかもしれません。
実は日本とゆかりも深いブランドなので、このコラムを通じて興味を持っていただけたら幸いです。
また、今年発表された注目の新作にも触れていきます。

ジラールペルゴ

1856年スイスのラ・ショード=フォンで創業
※ラ・ショード=フォンは時計製造という1つの産業に特化した街として、19世紀に時計産業のための町として再建された町で、ユネスコの世界遺産にもなっています※

社名の由来

創業者であるコンスタン・ジラールとマリー・ペルゴ夫妻の両家の名字からとった社名です。
※機械式時計のブランド名に夫婦の名前が使われることは珍しく、
これにちなんで結納返し、結婚記念のプレゼントとして送られることもあります※

日本とのゆかり

1860年

マリー・ペルゴの兄弟であるフランソワ・ペルゴが自社の時計を販売する為、日本に時計を持って移住しました。
実はこの時が日本に初めてスイス時計が持ち込まれたことになります。

1864年

日本初のスイス時計を販売するための会社、シュネル・アンド・ペルゴ社を横浜に設立。
日本は幕末の頃、時計販売だけではうまくいかなかったので 炭酸水販売も並行して行っていました。
余談ですがフランソワ・ペルゴは1871年横浜スイス射撃の会会長になったのですが、
その会員には西郷隆盛の名前もありました。

1877年

フランソワ・ペルゴはその生涯を日本で送り1877年12月18日に横浜外国人墓地に埋葬されています。
今でもその墓地は存在しており、日本のジラールペルゴファンはお墓参りに行かれる方もいます。

新作モデル

LAUREATO CHRONOGRAPH TI49

型番:81020-21-3263-1CM

定価:¥2,728,000-込

1975年に登場したアイコンコレクションの新作です。
ロレアート クロノ グラフ Ti49 はグレード 5 チタ ンというチタンの中でも優れた素材を使用しています。
ステンレス以上の硬さに加えて軽量で腐食しない特徴があります。
金属アレルギーを持っている方でも低アレルギー性が特徴の素材なので着用できる方も居ます。

LAUREATO 38 MM GREEN CERAMIC ASTON MARTIN EDITION

型番:81005-32-3080-1CX (38mm)
定価:¥3,509,000-

ロレアートの長い歴史の中でも初となるグリーンのセラミック ケースとブレスレットデザインのものが発表されました。
このモデルはイギリスの乗用車ブランドであるアストンマーティンとのコラボレーションです。
グリーンはアストンマーティンのロゴカラーをイメージして採用されています。
偶然にも今年腕時計の流行カラーはグリーンなので、注目度がより高くなっています。
サイズ展開は2種類の42 mm と 38 mmがあり、両方とも世界188本限定生産です。
まだ流通が少ないので市場価格ははっきりしていませんが、どちらも定価以上で取引がされる可能性が高いモデルです。

まとめ

1791年に創業されたジラールペルゴですが、日本での知名度はそこまで高くありません。
これはブランド自体が積極的にコーマーシャルをしていなことも理由です。
腕時計製造の技術、特にパーツ1つ1つに対するこだわりは時計ブランド随一と言っても良いほどです。
近年はご紹介したロレアートコレクションを中心に注目され始めていますが、まだまだ他にも魅力が多いブランドです。
是非ブティックや正規店に足を運んで世界観を体感してみてください。


鑑定歴10年の岡田です。
当店はジラールペルゴも積極的に買取しております。
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