グッチとはどのようなブランドなのか?歴史と特徴を紹介していきます。
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グッチとはどのようなブランドなのか?歴史と特徴を紹介していきます。
現在、世界中の幅広い世代から愛されている「グッチ」
高級ファッションブランドとして最も有名なブランドの一つである「グッチ」とはどのようなブランドなのか?
歴史や特徴から「グッチ」を紹介していきます。
グッチの歴史
創業者である「グッチオ・グッチ」が1921年に高級皮革製品を取り扱う会社を設立したことがスタートと言われています。
1923年にイタリア フィレンツェに自らの名前である「グッチ」を店名に掲げた店をオープンします。
その後数年で成功を収め、新店舗のオープンや工房の拡張など事業を拡大させていきます。
グッチのおなじみのGGロゴは、品質保証の証としてグッチオ・グッチのイニシャルを商品に刻印したものです。
デザイナーの名前入り商品を販売したのが、当時のブランドでは世界初と言われており、元祖と言われています。
好調に成長していったグッチですが、第二次世界大戦にイタリアも参戦したのを機に、苦しい時代を迎えます。
戦時中は、皮革素材は統制品となり、使用できなくなりました。
素材の調達に苦しむ中、グッチオが代替素材として考案したのは、コーティングを施したキャンバス地でした。
代替素材とはいえ、その高級感あふれる仕上がりと配色にはグッチオ・グッチの洗練された生きた技術がうかがえ、これが思わぬ人気を呼ぶことになります。
同時期に代用品として竹素材も使用され、こちらもバンブーの名で今もアイコンとして認識されています。
1940年代後半にはロンドン、パリに、1950年代にはニューヨーク、ロサンゼルスへと店舗を展開していきます。
さらなる好機は、映画関係の仕事をしていたグッチオ・グッチの息子ロドルフォ・グッチが、映画の小道具にグッチ製品を用いると、それがたちまち世間の女性達の間で人気を呼び、大きな話題になりました。
エリザベス・テーラー、ジャクリーヌ・ケネディ、オードリー・ヘプバーンなど世界のセレブリティ達が愛用するブランドになったのでした。
そんな中、数々の偉業を成し遂げたグッチオ・グッチも1953年生涯の幕を下ろします。
そして死去したグッチオ・グッチの跡を三男のアルド・グッチが継承します。
その後1960年代~1980年初頭にかけて、グッチは最盛期を迎えます。
しかし、1984年にはグッチ一族による継承争いが起こり、ブランドのイメージも下がってしまいます。
1993年にクリエイティブディレクターに就任したトム・フォードによってグッチは回復を見せていきます。
1960年~1980年初頭の黄金期の商品をイメージしたコレクションを発表し、再びグッチブームを呼び起こしました。
現在はアレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターを務めており、GGロゴなどの伝統を守りつつも、派手なデザインやストリート要素を取り入れたデザインで、若者の最先端ファッションとして人気を博しています。
グッチの特徴
グッチの製品はバッグや財布、衣服やネクタイ、アクセサリーなど幅広いアイテムが揃っているトータルファッションブランドという点です。
その多くのアイテムに使われているアイコンモチーフは進化しながらも長く人々を魅了してきました。
ここでは代表的なアイコンモチーフを紹介していきます。
GGロゴ
まずはグッチと言えば初めに思い浮かべる方が多いと思われるGGロゴです。
創業者のグッチオ・グッチのイニシャルを品質保証の証として刻印したことが始まりです。
現在ではグッチのアイコンになっており、様々なアイテムに使用されています。
有名なGGロゴです。
現在も様々なアイテムに仕様されており、GGのパターンもいくつも存在しています。
GGゴーストは手書きのような見た目がカジュアルで主にアパレルやバッグ、財布などに使われています。
ホースビット
続いてはホースビットを見ていきます。
1950年代に発表されたホースビットは名前の通り、乗馬の世界からインスパイアされて作られました。
ホースビットの形は乗馬の際に馬に付ける轡(くつわ)がモチーフとなっています。
現在でもバッグや財布、靴などに使われているモチーフで、時代や流行に左右されないデザインは今なお人気があるグッチのアイコンの一つです。
ウェブストライプ
グッチのアイコンモチーフの中でGGロゴと同様に様々なアイテムに使用されているモチーフです。
1950年代にホースビットと同様に乗馬の世界からインスパイアされたモチーフで、鞍の腹帯から着想を得て作り出されました。
このウェブストライプも現在様々なアイテムに使用されています。
中には、GGロゴとホースビット、ウェブストライプ全て使用されているアイテムも存在し、アイコンを重ねる事でよりグッチというブランドを強調する事が出来るので人気が高いです。
バンブー
最後にバンブーを見ていきます。
バンブーはそのままの意味で「竹」を使用したアイコンです。
戦時中、皮革素材の使用が難しくなった際に、皮の持ち手に代用品として使用された事が始まりで、現在に至るまでグッチのアイコンの一つとして愛されています。
バンブーは持ち手で使われることが多いのでU字に加工されています。
この加工は竹を加熱してU字に曲げていくのですが、腕のいい職人でないと割れてしまったり、キレイに曲がらないなど、熟練の技術が必要な加工です。
バンブーは一時期人気の低下で、グッチのアイテムから遠ざかっていました。しかし、ここ数年のヴィンテージブームとリバイバルブームで復活し、現在では再び大きな人気を集めています。
最近ではバッグをはじめ、財布や靴などの幅広いアイテムに使用されています。
グッチ×ドラえもん
最近話題になったのが、グッチと日本が誇る漫画「ドラえもん」がコラボレーションしたことです。
ドラえもんは世界中で人気の漫画で50周年を迎えてもなお、人々に愛されている国民的キャラクターです。
そんなドラえもんとグッチがコラボレーションしたことに世間では衝撃が走り、発売前から大きな話題になりました。
今後も継続して発表されるようなので、気になる方は是非チェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
グッチの歴史と特徴を紹介させて頂きました。
GUCCIのクリエイティブディレクターが変わったことで、今までのグッチにはない大きな変化を見せ始めています。
その結果、グッチの魅力に今まであまり魅力を感じていなかった若い世代からも注目を集めるようになっています。
今後のグッチが作り上げていく展開に期待したいですね。
ブランド買取歴13年の田所が紹介させて頂きました。
またグッチのアイテムは様々な種類があり、今後各アイコンのアイテムを深堀りした記事も作っていきたいと思います。
弊社「ブランドレックス」はグッチのアイテムも高価買取しております。
グッチのアイテムの売却を検討されている方は、一度お問合せだけでもしていただけましたら幸いです。
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