エルメスの名モデル!ケリーの魅力を再認識
エルメスは、多くの人を魅了するバッグを多く提供しています。
その中で、最も人気があるモデルと言っても過言ではないのが、ケリーです。
すべての女性を魅了するケリーは、いつの時代も憧れの存在です。
では、ケリーとは具体的にどんなバッグなのでしょうか?
ここでは、ケリーの魅力や特徴を余すところなく紹介します。
わたくしブランドレックス鑑定士の千藤と申します。
エルメスの鑑定歴は20年以上ございます。
ケリーについての魅力を書いていきますので、是非参考にしてみてください。
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ケリーの特徴
ここでは、ケリーというラインについてより詳しく解説していきます。
ケリーの歴史
ケリーというラインを語る上で、欠かせない存在としてオータクロアがあります。
オータクロアは、馬の腰に取り付けて、人間が座ることができる椅子のような存在である、鞍を持ち運ぶためのバッグとして誕生しました。
独特な縦長のデザインが印象的で、当初は鞍用のバッグであったのに対して、徐々に旅行用のバッグとしてのニーズが高まり、爆発的な人気を誇りました。
そのオータクロアをベースとしたバッグが続々と誕生していくのですが、その一つとしてケリーがあります。
ケリーは、1935年に誕生しているのですが、当初はサック・ア・クロアという名前でした。ケリーというネーミングは当時のモナコ王妃であったグレース・ケリーさんをちなんで付けられています。
このケリーが一躍有名になったのが、グレース・ケリーさんが妊娠中にマスコミのカメラからお腹を隠すために使用するバッグであったことです。
それを期に、ケリーというネーミングに変更されて今でも伝説のバッグとして語り継がれています。
勿論、今でも新作が登場しております。
ケリーの特徴
ケリーの特徴として、全体的なフォルムの美しさがあります。
オータクロアの場合、少々縦長でちょっと癖があるデザインとなっていますが、ケリーはより柔らかくデザインされており、幅広いシーンで使用することができます。
そのすっきりしたフォルムをより際立たせるために、縫い方として内縫いと外縫いを併用しています。
外縫いの場合は、縫い目が見えていて全体的なフォルムとしてはガチッとした印象があります。
一方で、内縫いの場合は外縫いを裏返しにして縫い目を見せないようにしていることもあって、全体的なフォルムとしては丸みを帯びているのが特徴です。
自分自身でお好みのスタイルのバッグを、縫い方に着目して見つけやすいのが良いですね。
ケリーは、機能面も優れているという点も注目されています。
底面には、自立させやすくするための金具が4箇所取り付けられており、床に置きやすいように工夫されています。
特にビジネスシーンでありがたい機能であると言えます。
他にもハンドルだけでなくストラップも取付可能で、2wayで使用できるアイテムも多数あります。
ハンドバッグの場合、どうしても片手がふさがってしまいますし、置き忘れてしまうなどのリスクもあります。
その点で、ショルダーバッグとしても活用できるのは魅力的ですね。
他にも、クロアと呼ばれるベルトがあったり、カデナもあるのでセキュリティ面も申し分ありません。
ビジネスシーンで大切な資料を入れて持ち運ぶのにも向いたバッグであると言えます。
エルメスの中で双璧をなす存在であるバーキンとの違いとしては、サイズラインナップが多い点があります。
最も小さな18サイズは、ちょっとしたコスメアイテムやスマートフォン、財布を収納することができます。
いい意味で存在感がないサイズ感ですので、様々なシーンで活用することが可能です。
このサイズでも、ストラップを付けることができるのでショルダーバッグとして活用できます。
定番サイズという観点で言えば、32サイズが最も種類が多くなっています。
仕事などで持ち運ぶことが多いタンブラーも十分収納できるサイズであり、また移動中に読む文庫本なども入ります。
ビジネスシーンでも持ち運びできるデザインの物が多いのも特徴です。
旅行バッグとして活用できる50サイズは、最も大きいのですが流通量が少なくレアモデルとして位置づけられています。
重量感があるので、どちらかと言えば男性向きなモデルであると言えます。
素材としては、トゴやトリヨンクレマンス、フィヨルド、ネゴンダ、エバーカラーなどの自然な型押しが入ったものから、人工型押しされているエプソンなども人気です。
とにかくバリエーションが多いのですが、ヴァッシュなどの使用している中で色合いが変化していく素材も人気です。
ケリーの価格
ケリーは、時代に応じて定価も微妙に変化しています。
例えば、使用している材質の価格高騰などによっても値段は変化します。
ケリーにおいても、2019年2月に価格の改定が行われました。
主なモデルの定価を見てみると、ケリー28は120万円前後、32ですと130万前後の定価となります。
決して安い価格ではありませんが、それでもオータクロアなどと比較すると比較的手の届きやすい設定となっています。
材質によっての価格差はあまりないという点が、ケリーの特徴でもあります。
ケリーのおすすめモデルを紹介
ケリーの中でも、特におすすめしたいモデルを厳選して紹介します。
エルメス ケリー 32 内縫い
ケリーの中でも最も需要の高い32サイズで、しかも内縫いで丸みを帯びたデザインが特徴です。
女性らしさがありつつも、凛とした印象もあるので、ビジネスシーンで持っているとできる女性をアピールできます。
カラーリングは、トゥルティエールグレーと並んで人気の高いエトゥープを取り入れており、ワンランク上のファッションを楽しみたい方におすすめです。
トリヨンクレマンスを使用していることで、多少くたびれた感じは、内縫いのデザインにもぴったり合います。
独特な凸凹のデザインも素晴らしく、長い間愛用することができす。
ケリードール
より個性が強いバッグがほしい方に人気なのが、ケリードールです。
バッグ全体を見ると人形のようなデザインとなっていて、キュートな印象があります。
すでに廃盤となっていますが、その人気は絶大で買取市場では今でも定価以上で取引されています。
買取価格も200万以上の相場になります。
ケリープルシエ
こちらもレアケリーとして名を馳せています。
より横長なデザインで、ムートン素材がサイドに取り付けられていて特に冬に活躍するバッグです。
ポシェットタイプで、すっきりと持ち運びできる点も評価できます。
ケリー28 外縫い ジョーヌアンブル エプソン C刻印
ジョーヌアンブルのカラーリングが目を引くモデルです。
材質はエプソンを使用していることもあって、色あせしにくくこのカラーリングをいつまでも楽しめます。
バッグ重量がそこそこあるのですが、それもこのケリーというバッグの重厚感を実感できるものとなっています。
ハンドルがしっかりしていますし、28サイズですので少々重めの荷物もスマートに持ち運びできます。
シックなファッションの中で、明るさを取り入れたい時に特におすすめしたいバッグです。
ケリーのバッグもブランドレックスにおまかせ!
今回は、エルメスの人気ラインであるケリーのバッグについて紹介しました。
人気バッグだけに、多くの種類がありますし、ケリードールなどの遊び心に溢れているモデルも存在しています。
ブランドレックスでは、ケリーのバッグもより高い金額で買取させていただいております。
圧倒的な取引実績数を誇っており、お客様のケリーについても親切丁寧に査定します。
また、ホスピタリティも重視しておりますので、気軽にお店に足を運んでいただけると幸いです。
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