ブランドレックス銀座
鑑定士 千藤
買取速報
鑑定士プロフィール
- 鑑定士
- ブランドレックス千藤
- ブランド査定歴
- 20年以上
長年、銀座を拠点にロレックス・高級時計・ブランド品の買取査定に携わってきました。
これまで数万点以上の査定経験をもとに、実際の買取現場の相場感や査定のリアルを分かりやすくお伝えしています。
多くの現場を経験する中で、莫大な広告費や一等地の家賃が「買取価格」を圧迫している現状に疑問を感じ、現在は固定費を極限まで削った『鑑定特化型オフィス』を運営しています。
削ったコストはすべて査定額に上乗せし、大手チェーンには真似できない「直通の最高値」をご提示します。
「まずは相場だけ知りたい」「売るか迷っている」という段階でのご相談も大歓迎です。
無理な勧誘は一切ございませんので、プロの視点が必要な際はお気軽にお声がけください。
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鑑定士からのコメント
2026年6月〜1月 ロレックス最新買取相場推移コラム
ロレックスの買取相場は、世界的な需要、為替相場、そして国内定価の改定など、複数の要因が絡み合い常に変動しています。2026年6月から1月までのエクスプローラーII(Ref.1655)に完全に特化した、各月ごとの相場指数および具体的な買取最高値目安の推移を解説します。
各月ごとの買取相場推移と市場トピックス
2026年6月
【買取最高値目安】エクスプローラーII(Ref.1655):3,800,000 円 〜 4,500,000 円
平均相場指数:4,150,000 円
前月比(推移幅):+ 50,000 円
市場の主なトピックス:世界的な主要オークションにおいて「マーク1ベゼル」を維持した超希少個体の落札額が一段と高騰。国内市場でも熱狂的なコレクターの指名買いが相次ぎ、上限値が450万円に到達しました。
2026年5月
【買取最高値目安】エクスプローラーII(Ref.1655):3,750,000 円 〜 4,450,000 円
平均相場指数:4,100,000 円
前月比(推移幅):+ 120,000 円
市場の主なトピックス:大型連休のインバウンド実需を見据え、高級時計専門店が希少なヴィンテージロレックスの確保を最優先に動いたため、買取基準額の大幅な底上げが進展しました。
2026年4月
【買取最高値目安】エクスプローラーII(Ref.1655):3,600,000 円 〜 4,350,000 円
平均相場指数:3,975,000 円
前月比(推移幅):- 25,000 円
市場の主なトピックス:春の新作見本市が発表された直後、市場のスポットライトが現行・新作ラインに集まったため、約40〜50年前のクラシック市場は一時的な見極めムードによる足踏みを見せました。
2026年2月
【買取最高値目安】エクスプローラーII(Ref.1655):3,700,000 円 〜 4,370,000 円
平均相場指数:4,035,000 円
前月比(推移幅):+ 85,000 円
市場の主なトピックス:外国為替市場における強烈な円安基調が追い風となり、海外バイヤーの購買力が大幅にブースト。日本国内の良質なヴィンテージ個体がターゲットとなり、相場が続伸しました。
2026年1月
【買取最高値目安】エクスプローラーII(Ref.1655):3,600,000 円 〜 4,300,000 円
平均相場指数:3,950,000 円
前月比(推移幅):± 0 円
市場の主なトピックス:年明け早々のメーカー正規定価改定(値上げ)に呼応する形で、二次流通市場のベースアップが開始。圧倒的な個性を放つ当リファレンスも強気の上昇基調で1年がスタートしました。
プロの鑑定士による市場動向・査定コメント
2026年上半期のアンティークロレックス市場において、Ref.1655の存在感は唯一無二の領域に達しています。現行のサブマリーナーやGMTマスターとは一線を画す固定ベゼルの無骨な佇まいは、コアな収集家を惹きつけて離しません。状態維持された個体が地球上から完全に減少し続けている事実が、250万円〜450万円という非常に大きな価格幅を支える強固な原動力です。
鑑定の実務において、最高上限額での買取を勝ち取るために欠かせない最大の追い風が、現在の「歴史的な円安トレンド」です。Ref.1655ほどのミュージアムピースになると、売却先のターゲットは必然的に海外のトップディーラーや世界中の富裕層コレクターになります。ドル建てベースで世界水準の価値が計算されるため、円安が進行している現在の環境は、国内売却において限界値の査定額を叩き出す最大のチャンスと言えます。
高額査定に直結する具体的な個体条件として、Ref.1655では文字盤のマーク分類だけでなく、「ベゼルのフォント仕様(マーク1〜マーク4)」が査定額を劇的に左右する非常にシビアなチェックポイントとなります。24時間目盛りが刻印された固定ベゼルは、世代によってフォントの太さや数字の配置が異なります。
1970年代初頭の製造初期にのみ見られる「マーク1ベゼル」は、数字がベゼルの内側(文字盤側)に寄って刻印されているのが特徴で、現存数が極めて少ないため、これ単体だけでも美術品としての別格のプレミア価値が認められます。中期の「マーク2ベゼル」はフォントが太く力強い印象を与え、後期の「マーク3ベゼル」「マーク4ベゼル」へと進むにつれて、文字のバランスがスマートに洗練されていきます。
ここで実務上、最も注視されるのが「文字盤の年代(シリアル)とベゼルの世代が完全に合致しているか」という整合性です。例えば、初期のマーク1文字盤に対して、後年のサービスパーツや後期型のマーク4ベゼルが装着されている場合、オリジナル性が損なわれていると判断され、査定額のベースから数十万円単位のマイナス要因となります。逆に、すべてのパーツが当時のオリジナルのまま合致している個体は、現在の枯渇市場において文句なしの最高上限値450万円の提示対象となります。
売却に際しての実務的なアドバイスとしては、ベゼルの刻印の墨抜けや細かな擦り傷があっても、決してご自身で再研磨をしたりパーツを交換したりせず、当時のありのままのコンディションで「当時の国際保証書」や「巻きブレス(Ref.7836など)」とともにお持ち込みいただくことが、パーツの真価値を最大限に評価し、最高値を引き出す絶対条件です。
ロレックス買取に関するよくあるご質問(FAQ)
Q1. エクスプローラーII(Ref.1655)の「マーク1ベゼル」や「マーク2ベゼル」などのフォント違いは、買取額にどのくらい影響しますか?
A1. コレクターの間で最も重視されるポイントの一つであるため、非常に大きな価格差が生じます。時計本体のキズや全体の年式、付属品の条件が全く同じであっても、希少な初期の「マーク1ベゼル」や太字の「マーク2ベゼル」が当時の仕様のまま現存している場合、通常のマーク3以降のベゼルが付いた個体に比べて、買取金額において「約30万円〜70万円以上」の具体的なプレミアム価格が上乗せされるケースがあります。
Q2. 買取価格が「250万円〜450万円」と200万円もの莫大な価格幅が存在する理由は何ですか?
A2. 生産終了から40年以上が経過した歴史的モデルゆえに、個体の「オリジナル度」と「ベゼル・文字盤のマーク整合性」で評価が完全に二分されるからです。国際保証書(ギャランティ)が紛失しており、ベゼルが後年のサービスパーツ(マーク4など)に交換され、ケースが過度に研磨されて痩せている個体は「約250万円〜280万円」付近のスタートとなります。一方で、文字盤の年代とベゼルのフォント仕様が当時のまま完璧に整合し、当時のパンチングギャランティカードや箱が完璧に揃った極上品であれば、「約400万円〜450万円」の最高峰の価格を引き出すことが可能となるためです。
Q3. ベゼルの目盛りに塗られている黒い塗料(墨)が抜けていたり、薄くなっている場合は大幅な減額になりますか?
A3. いいえ、ヴィンテージロレックスにおいては致命的な減額にはならないケースがほとんどです。むしろ、フォントそのものの形状が当時のオリジナル(マーク1やマーク2など)であることの価値が圧倒的に高いため、経年変化による墨抜け程度であれば年式相応のエイジングとして許容され、高価買取が可能です。
Q4. この初代エクスプローラーIIの将来性と、損をしない売却のタイミング(売り時)はいつでしょうか?
A4. 現行のラインナップ(Ref.226570など)とは全く異なる唯一無二の意匠を持つため、今後世界的な現存数が減ることはあっても増えることはなく、資産価値が急落するリスクは極めて極小です。売り時としては、記録的な円安によって海外のコレクター資金が日本国内へ集中的に流入している「現在」が、国内売却において最も有利な最高額を引き出しやすい最高の転換期と言えます。
Q5. 高額なビンテージ時計なので、売却前に正規店や時計修理店でベゼルを磨き(ポリッシュ)に出した方が査定は高くなりますか?
A5. いいえ、絶対にそのままの状態で査定にお持ち込みください。ベゼルのエッジ(角)や24時間目盛りのシャープさが研磨によって少しでも失われてしまうと、アンティーク時計としての価値は数拾万円単位で暴落してしまいます。ご自身で手を加えずにお持ち込みいただくのが、手元に残る純利益を最も多くする賢い選択です。
1.買取した1655の査定ポイントを画像で解説いたします。
2.年式
3.付属品
1.状態
まずは状態です。
今回の時計はアンティークのジャンルに入るもので、査定のほとんどをこの状態が決めると言っても良いです。
今回の1655という時計は1971年から1984年まで発売されたモデルで、
現在も発売されているエクスプローラーⅡの初期型モデルです。
今から約50年前に販売された時計ですので、状態が良い物は高評価の査定が可能です。
ロレックスのアンティークは、アンティークウォッチの中でも人気が高い市場で、綺麗な状態が出てくることがほとんどないのですが、まれにそういった時計が出てきた場合、相場以上の金額でもマニアが欲しがるほどです。
アンティークウォッチで、傷がついているのは仕方が無い事です。
その為、査定基準が現行の時計とは少し違います。
メインで査定基準になるのは経年劣化や腐食です。
特に、アンティークウォッチで劣化しやすいのは文字盤です。
シミが出ていたり、割れていたりとその症状は様々ですが、
劣化が少ない物ほど評価は高くなります。
ですが、ここで気を付けて頂きたいことがあります。
それはオリジナルの状態で綺麗かという事です。
ロレックスはカスタマーサービスがありますので、ロレックスで製造されている時計であればメーカーで修理する事ができます。
しかし、ここで落とし穴がひとつあります。
それが、パーツ交換です。
補足なのですが、定期メンテナンスでメーカーへオーバーホールをお願いする際に勘違いをしてしまう事が有るのですが、
「オーバーホール」というのは修理するという事ではありません。
時計でのオーバーホールは「分解清掃」の事を指します。
時計を構成しているパーツをネジの1本まで分解して綺麗に清掃し、また組み上げながらパーツ事に潤滑油を付けて、組みあがったら制度を調べるというのが一連の流れです。
清掃する際に、摩耗しているパーツや破損しているパーツが見つかった場合、別途で故障しているパーツを交換します。
このパーツ交換をアンティークウォッチはしないで欲しいのです。
理由としては、より当時の状態に近い物ほど評価が高いからです。
当時と同じパーツを使って交換するという事であれば問題は無いのですが、パーツ交換には文字盤も含まれます。
50年という歴史の中で時計の技術は大きく発展している為、
強度が高いパーツや発光が強い夜光などが開発されている為、
最新パーツに交換する事でより高いパフォーマンスを腕時計がする事が出来るようになります。
使用者からすると良い事なのですが、当時の状態を大事にするアンティークウォッチマニアからは評価を下げる原因になってしまうのです。
例え50年経っていても定期的に分解清掃をしていれば当時のパーツでもきちんと動くのが機械式時計の良い所です。
定期的にメーカーメンテナンスに出すというのは、所有している時計の価値を保つためにも重要なことですので、メンテナンスは出していただくようにしてください。
今回の時計は全て当時のパーツを使っている物で、状態も非常に良い物でした。
2.年式
次に年式です。
50年販売され続けていた中で、1655は細かくモデルチェンジしています。
秒針の形状が変わったり、文字盤のデザインが少し変更されたりしていたのですが、最初のデザインをマークⅠ、次をマークⅡという風にマニアの間では言われています。
今回買取させて頂いた1655はマークⅡです。
秒針の先に丸いドットが付いていると思いますが、これがマークⅡの特徴で、その前のマークⅠはドットが付いていない「ストレート針」と言われる秒針です。
マークⅢでは、文字盤のデザインが少し変わります。
このマーク何なのかによっても査定額は変わり、
ロレックスはシリアルで年式を把握できるのですが、今回の時計は73番台のもので、1981年から1982年頃に製造された物でした。
3.付属品
最後は付属品です。
アンティークウォッチで付属品がある事はプラス査定の対象です。
特に保証書は大きくプラス査定されることが多いです。
ロレックスの保証書はアンティークですと紙ベースの物なので、経年劣化でボロボロになってしまう事があり、
当時は現在のように購入した物を売却するという事は買取してくれるお店も少なかったこともあり、ほとんどありませんでした。
その為、保証書はメーカー保証が終わった時点で必要が無くなり、処分されてしまう事も多かったです。
今回の時計は保証書が残っていました。
紙の変色は多少ありましたが、非常に綺麗な状態のものでした。
今回は上記3点を確認して査定させて頂きました。
アンティークウォッチは査定が難しい物ではありますが、知識ある査定員が見れば大きな価値になる事がありますので、アンティークウォッチをお持ちの方で売却を考えている方は、お店選びはお気を付けください。
1655を画像で査定ポイントを解説
アンティークウォッチは傷が付いている物がほとんどです。
その為、ある程度の傷は査定では影響しません。
赤丸部分に傷の確認ができました。
この傷はマイナス評価にはなりません。
ガラス(風防)の状態
古いロレックスのガラスはプラスチック製です。
若干の傷であれば磨くことで綺麗にできます。
深い傷や変形していた場合は交換になります。
赤丸部分に傷が多く付いており、 深い傷も見受けられたので交換対象になります。
文字盤
発売当時の状態が保たれているかが査定に影響します。
よく見られるのが、文字盤や針が交換されています。
これはロレックスにメンテナンスを出した際交換されてしまいます 。
文字盤や針が交換されていると、 アンティークウォッチとしての付加価値がないので
査定では大きなマイナスになってしまいます。
内容によっては30万円以上減額になる場合があります。
今回文字盤と針が交換されていました。
オリジナルの状態では無いので減額対象になります。
2.付属品
年式の古いモデルは付属品がない事が多いです。 有り無しで30万円以上査定金額が変動します。
特に保証書は重要で、
ロレックスのリセールや価格について
ロレックス全体の価格帯を知りたい方はこちらもぜひご覧ください。
【ロレックスのモデル別リセール率ランキング一覧もぜひご覧ください。】
エクスプローラーの買取実績も参考になります。
実際の査定ではその場で査定ができないお店が多く存在します。
できるだけ実績のあるお店で査定することが高く売却ができるポイントになります。
鑑定士:千藤