ブランドレックス銀座
鑑定士 千藤
買取速報
鑑定士プロフィール
- 鑑定士
- ブランドレックス千藤
- ブランド査定歴
- 20年以上
長年、銀座を拠点にロレックス・高級時計・ブランド品の買取査定に携わってきました。
これまで数万点以上の査定経験をもとに、実際の買取現場の相場感や査定のリアルを分かりやすくお伝えしています。
多くの現場を経験する中で、莫大な広告費や一等地の家賃が「買取価格」を圧迫している現状に疑問を感じ、現在は固定費を極限まで削った『鑑定特化型オフィス』を運営しています。
削ったコストはすべて査定額に上乗せし、大手チェーンには真似できない「直通の最高値」をご提示します。
「まずは相場だけ知りたい」「売るか迷っている」という段階でのご相談も大歓迎です。
無理な勧誘は一切ございませんので、プロの視点が必要な際はお気軽にお声がけください。
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鑑定士からのコメント
2026年6月〜1月 ロレックス最新買取相場推移コラム
ロレックスの買取相場は、世界的な需要、為替相場、そして国内定価の改定など、複数の要因が絡み合い常に変動しています。2026年6月から1月までのGMTマスター(Ref.16753)に完全に特化した、各月ごとの相場指数および具体的な買取最高値目安の推移を解説します。
各月ごとの買取相場推移と市場トピックス
2026年6月
【買取最高値目安】GMTマスター コンビ(Ref.16753):1,400,000 円 〜 1,900,000 円
平均相場指数:1,650,000 円
前月比(推移幅):+ 25,000 円
市場の主なトピックス:世界的な金相場の沸騰に伴い、金無垢モデルに続き貴金属を用いたコンビ仕様への注目が急増。希少なジュビリーブレス個体の品薄感が強まり、上限値が190万円に達しました。
2026年5月
【買取最高値目安】GMTマスター コンビ(Ref.16753):1,380,000 円 〜 1,870,000 円
平均相場指数:1,625,000 円
前月比(推移幅):+ 50,000 円
市場の主なトピックス:大型連休中に国内外の富裕層や海外バイヤーによるビンテージロレックスの実需が高まり、国内の流通在庫がさらに逼迫したことで相場指数が続伸しました。
2026年4月
【買取最高値目安】GMTマスター コンビ(Ref.16753):1,350,000 円 〜 1,800,000 円
平均相場指数:1,575,000 円
前月比(推移幅):- 15,000 円
市場の主なトピックス:春の新作時計発表会が開催され、市場の関心が現行・新作ラインへ一時的にシフトしたため、40年前のクラシックコンビ市場は取引ペースがやや落ち着きを見せました。
2026年3月
【買取最高値目安】GMTマスター コンビ(Ref.16753):1,370,000 円 〜 1,810,000 円
平均相場指数:1,590,000 円
前月比(推移幅):- 35,000 円
市場の主なトピックス:年度末の決済期や資産整理に伴う個人コレクターからの換金売りがスポット的に発生し、極度の品薄状態がわずかに緩和されたことで指数に微調整が入りました。
2026年2月
【買取最高値目安】GMTマスター コンビ(Ref.16753):1,380,000 円 〜 1,870,000 円
平均相場指数:1,625,000 円
前月比(推移幅):+ 75,000 円
市場の主なトピックス:外国為替市場における円安基調が一段と強まったことで、アジア・欧米の外国人バイヤーによる国内流通品の買い付けが激化。ドル建て評価の恩恵により買取基準額が跳ね上がりました。
2026年1月
【買取最高値目安】GMTマスター コンビ(Ref.16753):1,300,000 円 〜 1,800,000 円
平均相場指数:1,550,000 円
前月比(推移幅):± 0 円
市場の主なトピックス:年明けのメーカー正規価格改定に呼応し、アンティーク・セミビンテージ市場の貴金属コンビモデルも連動してベースアップ。2026年の強気なスタートを切りました。
プロの鑑定士による市場動向・査定コメント
2026年上半期の時計市場において、Ref.16753は単なるステンレスと金のコンビネーションモデルという位置付けを超え、ノスタルジックな気品を持つ「セミヴィンテージの象徴」としての市場価値を完全に確立しています。生産終了から40年近くが経ち、状態を保った個体が地上から激減している事実が、120万円〜190万円という極めて手堅い価格帯を支える要因です。
実務上、最高額での査定を引き出すために絶対的なプラス要素となるのが現在の「円安・ドル高の為替環境」です。この年代のクラシックスポーツは海外での収集家需要が非常に高く、ドル建て評価がベースとなります。海外バイヤーの購買力が最大化している現在の円安局面は、国内での買取提示額を限界まで押し上げるための決定的なアドバイス要素となります。
また、昨今の世界的な金相場の歴史的高騰も、このモデルの価値を裏付ける大きなファクターです。同世代の「金無垢」モデル(Ref.16758など)が数百万円規模まで急騰した結果、同じく18Kイエローゴールド特有の絢爛な輝きを手軽に楽しめるコンビ仕様(ロレゾール)へ実需層の資金が大きく流れ込んでいます。
個体の詳細な鑑定において、金額差を最も分かつのが「文字盤のディテール」と「ブレスレットの仕様」です。特に前期型のフジツボインデックスは別格の扱いであり、文字盤に目立つ経年劣化や割れがない状態であればそれだけで査定の土台が引き上げられます。インデックスや針に採用されている「トリチウム夜光」が、後年の修理でルミノバに交換されず当時のまま残り、美しい小麦色やカボチャ色に焼けている個体はヴィンテージとしてのプレミア価値が上乗せされます。
さらに、中央の3連にイエローゴールドを贅沢にあしらった「ジュビリーブレスレット(Ref.62523Hなど)」のコンディション判定も実務上きわめて重要です。ジュビリーブレスはその緻密な構造上、長年の使用によってコマとコマの隙間が広がり、独特の「伸び(ヨレ)」が発生しやすい傾向があります。金無垢や貴金属を用いたブレスは素材がデリケートなため、ケースも含めて傷消しのための過度な外装研磨(ポリッシュ)が施されていると、ラグのエッジ(角)が丸まり価値を落としてしまいます。
磨きの手が入っていないノンポリッシュに近い状態や、ジュビリーブレスの伸びが少なく良好なコンディションを保っている個体は、現在の枯渇市場において文句なしの最高上限値190万円での引き取りへと直結します。
実務的な視点から助言を差し上げるならば、売却時は「当時の国際保証書(ギャランティ)」の有無が、まさに査定の最終的な到達点を決定づけます。保証書が残っている個体はコレクション価値が跳ね上がるため、欠品状態に比べて数十万円以上の明確な価格差を生むケースがほとんどです。アンティークの真価値を精査できるプロの鑑定士へ委ねることで、現在の円安の強みを最大限に活かした理想的な売却が実現いたします。
ロレックス買取に関するよくあるご質問(FAQ)
Q1. GMTマスター(Ref.16753)のブレスレットが「ジュビリーブレス」か「オイスターブレス」かで、買取金額に違いはありますか?
A1. はい、現在のヴィンテージ市場ではラグジュアリーな雰囲気を醸し出す5連の「ジュビリーブレス」の需要が非常に高く、評価されやすい傾向にあります。時計全体のコンディションや製造年式、付属品の条件が全く同じであっても、オイスターブレス仕様に比べてジュビリーブレス仕様の方が、買取金額において「約10万円〜25万円」ほど高い査定額になるケースが多く見られます。
Q2. 買取提示額が「120万円〜190万円」と、これほど大きな幅があるのはなぜですか?
A2. 40年近く前のポストヴィンテージモデルであるため、個体ごとのコンディションの差と付属品の有無が、現行モデル以上に査定額を左右するからです。保証書がなく、ケースや18Kイエローゴールド部が過度に研磨されてブレスレットに強いヨレが見られる個体は「約120万円〜135万円」付近からのスタートとなりますが、未研磨に近く、当時のギャランティカードや箱が完璧に揃ったジュビリーブレス仕様の極上品であれば「約175万円〜190万円」の最高上限価格を提示できるためです。
Q3. 最近の「金相場の高騰」は、コンビモデルであるRef.16753の査定額にも好影響を与えていますか?
A3. はい、非常に大きな追い風となっています。金無垢モデルの相場が大きく引き上げられたことで、同じく18Kゴールドを使用したロレゾールモデルにも資産防衛目的の買いが集中しています。時計としての歴史的価値に加え、含まれる貴金属(イエローゴールド)そのものの価値がベースアップしているため、全体的な買取底値が大きく底上げされています。
Q4. この第3世代コンビGMTマスターの今後の将来性と、賢い売却のタイミング(売り時)はいつでしょうか?
A4. すでに製造終了から長い年月が経過しており、市場流通総数が完全に固定されているため、資産価値が暴落するリスクは極めて極小です。手放すタイミングとしては、歴史的な円安によって海外のコレクター資金が日本国内の個体へ集中的に流入している「現在」が、国内売却において最も有利な上限値を引き出しやすい最高の転換期と言えます。
Q5. 年式が古い時計ですが、売却前に高額な費用を払ってメーカーに修理やオーバーホール(分解掃除)に出した方が査定は高くなりますか?
A5. いいえ、現状のままお持ち込みいただくのが最も手元に残る金額が多くなり賢明です。古い金コンビモデルをメーカー修理に出すと高額な修理費用がかかるだけでなく、価値のある当時のオリジナル文字盤やトリチウム針が現代のパーツに強制交換されてしまうリスクがあり、そうなるとコレクション価値(査定額)が大きく下落してしまうためです。
ロレックス全体の価格帯を知りたい方はこちらもぜひご覧ください。
GMTマスターの買取実績も参考ください。
より高く売るためのコツ
このモデルを少しでも良い条件で売却するためには、事前に過度な研磨を避け、現状を正確に伝えることが重要です。コンビモデルの場合、「綺麗に見せよう」と思ってポリッシュを重ねてしまうと、逆に評価を落とすケースも少なくありません。また、付属品が揃っている場合は必ず一緒に提示し、ブレスの状態についても正直に相談することで、実際の市場に即した査定が受けやすくなります。
今回の査定コメント
査定現場で16753を拝見すると、見た目が似ていても評価が分かれるケースが非常に多いモデルだと感じます。状態の良い個体については「コンビは弱い」という先入観を超えた評価が可能ですが、一方でブレスの伸びやケース痩せが進んでいる場合は、どうしても厳しい判断にならざるを得ません。だからこそ、事前にポイントを理解したうえで相談いただくことで、無理のない、納得感のある価格提示につながりやすいモデルです。
ブランド品全体の買取相場がどのように形成されているかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ ブランド品の買取相場について
リセール率の視点から見たGMTマスターII
なお、同ブランド全体のリセール傾向や、どのモデルが評価されやすいのかについては、ランキング形式で別記事にまとめています。
→ リセール率ランキングはこちら
まとめ|16753は「状態を理解して売る」ことが重要な一本
ロレックス GMTマスターII 16753は、相場だけを見て判断すると誤解されやすいモデルですが、実際の査定では状態次第で評価が大きく変わります。コンビモデルならではのポイントを押さえ、現物を丁寧に確認したうえで判断することで、無理のない形での売却が可能になります。売却を迷われている方は、まずは現状を正しく把握し、納得できる説明を受けたうえで進めていただくことをおすすめします。
売却のタイミングによって評価が変わる理由については、下記の記事も参考になります。
→ ブランド品を売る時期・タイミングについて
ブランドレックス 鑑定士 千藤