ブランドレックス銀座
鑑定士 千藤
買取速報
鑑定士プロフィール
- 鑑定士
- ブランドレックス千藤
- ブランド査定歴
- 20年以上
長年、銀座を拠点にロレックス・高級時計・ブランド品の買取査定に携わってきました。
これまで数万点以上の査定経験をもとに、実際の買取現場の相場感や査定のリアルを分かりやすくお伝えしています。
多くの現場を経験する中で、莫大な広告費や一等地の家賃が「買取価格」を圧迫している現状に疑問を感じ、現在は固定費を極限まで削った『鑑定特化型オフィス』を運営しています。
削ったコストはすべて査定額に上乗せし、大手チェーンには真似できない「直通の最高値」をご提示します。
「まずは相場だけ知りたい」「売るか迷っている」という段階でのご相談も大歓迎です。
無理な勧誘は一切ございませんので、プロの視点が必要な際はお気軽にお声がけください。
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ロレックスを中心に・時計・バック・ジュエリーなどの査定現場の価格感を知りたい方は参考にしてください。
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鑑定士からのコメント
ロレックス サブマリーナー Ref.5513 買取相場コラム
半世紀近くにわたりダイバーズウォッチの象徴として君臨し続けるロレックス サブマリーナー Ref.5513。4桁リファレンスを持つ代表的なヴィンテージロレックスであり、製造期間が1963年〜1989年頃と非常に長かったことから、数々のマイナーチェンジが行われました。個体の仕様や希少価値によって買取金額に大きな幅が生まれるのが特徴です。直近の実際の市場取引データを精査し、当店が誇る業界最高水準の基準にて、最新の買取相場推移(2026年6月〜1月)を記述します。
月別買取相場推移(2026年6月〜2026年1月)
2026年6月
【買取最高値目安】1,180,000 円 〜 2,650,000 円
平均相場指数:1,830,000 円
前月比(推移幅):+ 15,000 円
市場の主なトピックス:世界的なヴィンテージ市場の引き合いが強まる中、初夏のコレクター需要が本格化。特にフチなし・マットダイヤルの状態良好な個体にオファーが集中し、堅調な推移。
2026年5月
【買取最高値目安】1,150,000 円 〜 2,620,000 円
平均相場指数:1,815,000 円
前月比(推移幅):+ 25,000 円
市場の主なトピックス:為替市場における根強い円安傾向を背景に、アジアや欧米の海外バイヤーによる日本国内からの買い付けが加速。市場流通量が絞られたことで全体ベースが底上げ。
2026年4月
【買取最高値目安】1,120,000 円 〜 2,580,000 円
平均相場指数:1,790,000 円
前月比(推移幅):+ 50,000 円
市場の主なトピックス:新年度に伴う資産組み換えやコレクション整理の動きが活発化。これに連動してアンティークロレックス全体の評価が見直され、4桁スポーツモデルへの投資価値が一段と上昇。
2026年3月
【買取最高値目安】1,080,000 円 〜 2,520,000 円
平均相場指数:1,740,000 円
前月比(推移幅):ー 10,000 円
市場の主なトピックス:前月までの急激な高騰に対する一時的な利益確定売りが先行。供給が一時的に潤沢となったことで、微小な調整局面。
2026年2月
【買取最高値目安】1,090,000 円 〜 2,540,000 円
平均相場指数:1,750,000 円
前月比(推移幅):+ 40,000 円
市場の主なトピックス:欧米で開催されたオークションでヴィンテージピースの好結果が相次ぎ、国内市場にもポジティブな影響が波及。コレクターたちの購買意欲を刺激。
2026年1月
【買取最高値目安】1,050,000 円 〜 2,490,000 円
平均相場指数:1,710,000 円
前月比(推移幅):+ 35,000 円
市場の主なトピックス:年初のロレックス現行モデル定価改定(一斉値上げ)のニュースを受け、二次流通市場全体のプレミア価値が連動。アンティークならではの不変の価値に再び注目が集まり、ベースアップ。
フチなし(前期型・マットダイヤル)
相場:約 150万円 〜 250万円以上
ヴィンテージらしい雰囲気が強く、状態が良ければ後述するレアディテールによりさらに高騰します。
フチあり(後期型・グロッシーダイヤル)
相場:約 100万円 〜 155万円前後
1980年代中盤以降のモデルです。文字盤にひび割れが入る「スパイダーダイヤル」と呼ばれる経年変化が起きている個体は、コアなファンに人気があります。
プロの鑑定士による市場動向・査定コメント
Ref.5513は、現行のサブマリーナーにはない「ドーム型プラスチック風防」や「マットな質感の文字盤」など、ヴィンテージ特有のノスタルジーを色濃く残す傑作です。ここ数年の相場動向を見ても、価格の底値が完全に切り上がっており、資産としての安定性は群を抜いています。
為替の変動リスク(円安・円高)による影響を強く受けるモデルではありますが、世界中に買い手が存在するグローバルな流通価値を持っているため、急激な大暴落が起きにくいのも特徴です。
実務の査定現場において、査定額を大きく跳ね上げる最大のポイントは「文字盤の仕様」と「パーツのオリジナル度(年代整合性)」です。具体的には、1980年代中頃以降のインデックスにメタルの枠がある「フチあり」に対し、それ以前の「フチなし」マットダイヤルは市場人気が格段に高く、これだけで数十万円から100万円以上の価格差が生まれます。
さらに、メーター表記が先にくる「メーターファースト」や、夜光ドットが大きい「マキシダイヤル」、1960年代初期の「ミラーダイヤル」といった超希少個体であれば、上限値を遥かに突破するプレミア査定(数百万円〜)が可能となります。
また、トリチウム夜光塗料が後年にルミノバなどの現代パーツへ交換されず、当時のオリジナルを維持したまま均一なクリーム色(パティーナ)へ経年変化している個体は、実務視点でも極めて高い評価をプラスします。
ヴィンテージは「過度なポリッシュによるケースの痩せ」を嫌う傾向にあるため、あえて傷があっても研磨を最小限に留めてきたノンポリッシュに近い個体や、当時の「巻きブレス」が伸びの少ない状態で残っているものほど、私たちは最高峰の金額を提示いたします。
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Q. 同じRef.5513でも、「フチあり」と「フチなし」で買取金額にどのくらい具体的な差が出ますか?
A. インデックスのメタル枠の有無は、査定額を左右する極めて重要な分岐点です。1980年代の後期型にみられる「フチあり」の買取目安が「約100万円〜150万円前後」であるのに対し、それ以前のヴィンテージ感漂う「フチなし(マットダイヤル)」は「約160万円〜250万円以上」となるケースが多く、個体の状態や仕様次第で「約60万円〜100万円以上」の具体的な価格差が生じます。
Q. 夜光塗料が「トリチウム」の仕様は、高く売れますか?
A. はい、非常に高く評価されます。ヴィンテージロレックスにおいて、当時のオリジナルであるトリチウム夜光が残っていることは大きなステータスです。特に、経年変化によって夜光が美しい小麦色やカボチャ色に焼けている個体はコレクターの需要が凄まじく、後年のメーカー修理などでルミノバ夜光の針や文字盤に交換されてしまっている個体と比較すると、査定額に「約20%〜40%(金額にして数十万円)」のプレミア価値が上乗せされるのが実情です。
Q. 文字盤の下部に「SWISS」とだけ表記された、いわゆる「オンリースイス」の価値は?
A. Ref.5513の最終期(1989年頃の生産終了直前)に見られる「SWISS」単独表記(トリチウムからルミノバへの過渡期、あるいはトリチウム表記のまま移行する時期のレアパターン)や、一部の交換用文字盤は、非常にニッチなコレクターズアイテムです。製造期間が極めて短いことから希少性が認められており、同年代の一般的なフチありモデルと比較して、査定時に「約10万円〜25万円前後」のプラス評価につながるポテンシャルを秘めています。
Q. 後継モデルである「14060」や「14060M」との違いは何ですか?
A. 最大の違いは、時計の心臓部(ムーブメント)の進化と、風防(ガラス)の素材です。Ref.5513がドーム型の「プラスチック風防」を採用しているのに対し、後継のRef.14060や14060Mはフラットな「サファイアクリスタル風防」へと変更され、防水性能や実用性が大幅に向上しました。また、14060Mではムーブメントがさらにブラッシュアップされています。現行に近い実用性を求めるか、あるいは唯一無二のアンティークな佇まいを求めるかによって市場が分かれており、資産価値としてはRef.5513の方がヴィンテージ特有の価格高騰を見せています。
Q. ヴィンテージロレックスとしての「将来性」や「資産価値」はどうですか?
A. 非常に有望であり、極めて高い資産価値を維持しています。Ref.5513はすでに生産終了から35年以上が経過しており、市場に存在する「状態の良いオリジナル個体」の総数は減る一方です。現行モデルのようにメーカーが追加生産することが絶対にないため、世界的な需要に対して供給が完全にストップしています。そのため、大切にメンテナンスを続けられてきた個体であれば、今後も長期的なスパンで価値が右肩上がりに推移していく可能性が極めて高いと言えます。
Q. 今が「売り時」と言える理由、あるいは見極め方はありますか?
A. 現在のように為替が円安に触れ、海外コレクターからの買い付け資金が国内に流入しているタイミングは、間違いなく最良の「売り時」の一つです。特にアンティーク時計は、経年による文字盤の劣化(剥がれやひび割れ)や湿気による内部へのダメージが進むと、一気に価値を落としてしまうリスクがあります。良好なコンディションを維持できている「今」こそ、ヴィンテージとしての最大評価を引き出せる絶好の機会です。
ロレックスのリセールや価格について
高級時計全体のリセール率については
【時計 リセール率ランキング|1年・5年の価格推移でわかる“本当に強いモデル”5選】
の記事も参考になります
ロレックス全体の価格帯を知りたい方はこちらもぜひご覧ください。
サブマリーナの買取実績はこちらをご覧ください。
マキシダイヤル以外の5513に焦点を当て、どこで評価が分かれるのか、どのポイントが価格に影響するのかを査定現場の視点で詳しく解説します。
モデル紹介|ロングセラーだからこそ個体差が大きい5513
サブマリーナー5513はノンデイト仕様のプロフェッショナルモデルとして誕生し、ムーブメントはCal.1520または1530を搭載、ケースは当初から一貫して40mmサイズが採用されています。製造期間が非常に長いため、ダイヤルの表記、針の形状、夜光の仕様、ケースの仕上げなどに細かな違いが存在し、これが現在の評価差につながっています。マキシダイヤル以外の個体では、シンプルな表情を好むコレクター層や、実用ヴィンテージとして探している層からの需要が中心となります。
最新相場|マキシ以外でも評価は十分に成立する
現在の市場では、マキシダイヤルを除く5513であっても、状態が良好でオリジナリティが保たれている個体は安定した相場を形成しています。特にケース痩せが少なく、文字盤や針の焼けが自然な個体は評価が下がりにくい傾向があります。一方で、過度な研磨や交換パーツが多い個体は、同じ5513でも評価に大きな差が出ます。ヴィンテージ市場全体の流れとして、派手さよりも「整合性」を重視する動きが強まっており、マキシ以外でも条件次第で十分な評価が得られる状況です。
査定額を左右するポイント
より高く売るためのコツ
マキシダイヤル以外の5513を売却する際は、無理に「希少性」を強調するよりも、現状のコンディションを正確に伝えることが重要です。過去に行ったオーバーホール履歴や、交換されたパーツの有無を把握しておくことで、査定時の評価がスムーズになります。また、ヴィンテージは写真だけで判断しにくいため、現物確認を前提とした提案ができる店舗を選ぶことで、適正な評価につながりやすくなります。
今回の査定コメント
マキシダイヤルではない5513であっても、全体のバランスが良く、当時の雰囲気をしっかり残している個体は高く評価しています。特にケースとダイヤルの整合性が取れているものは、数字以上に市場評価が安定しやすい印象です。ヴィンテージロレックスは一点一点個性が異なるため、画一的な相場ではなく、現物を拝見したうえで最大限の評価を行います。
なお、同ブランド全体のリセール傾向や、どのモデルが評価されやすいかについては、別記事でランキング形式でまとめています。
→ リセール率ランキングはこちら
まとめ
ロレックス サブマリーナー 5513は、マキシダイヤル以外であっても評価が成立するヴィンテージモデルです。重要なのは希少性の有無ではなく、個体としての完成度と整合性です。売却を迷われている場合でも、まずは現状の評価を知ることで判断材料が明確になります。
ブランドレックス
鑑定士 千藤