買取速報

モデル紹介｜ロレックス エクスプローラーII Ref.16570の歴史と魅力

エクスプローラーIIは1971年に誕生したモデルで、洞窟探検家や極地探検といった過酷な環境下での使用を想定して開発されました。Ref.16570は1989年頃から2011年まで生産されたモデルで、現代的なサイズ感とクラシックな雰囲気を併せ持つ世代として高い評価を受けています。40mmケースに固定ベゼル、24時間表示針を備え、昼夜の判別が容易な設計はエクスプローラーIIならではの特徴です。ブラックダイヤルとホワイトダイヤルの2展開があり、いずれも視認性に優れ、派手さよりも機能性を重視する方から長く支持されてきました。

最新相場動向｜2025年のエクスプローラーII Ref.16570市場

2025年現在、エクスプローラーII Ref.16570の相場は安定した推移を続けています。後継モデルが大型化したことにより、40mmサイズの16570が「ちょうど良いサイズ感の最終世代」として評価される傾向が強まっています。海外市場でも需要は底堅く、特にアメリカやヨーロッパを中心に安定した取引が続いています。為替が円安方向に振れた局面では、国内買取相場にも好影響が出やすく、条件が整えば高水準でのご案内が可能です。急激な価格上昇はないものの、値崩れしにくい堅実な相場形成が特徴です。

査定額を左右するポイント

エクスプローラーII Ref.16570の査定では、以下のポイントが重要になります。

• ケースやブレスレットの傷・打痕の有無
• 過度な研磨の有無（ケースラインの残り方）
• ダイヤルや針の状態（夜光の変色など）
• 24時間針やGMT機構の動作状況
• 付属品（箱・保証書・コマ）の有無

16570は製造年が幅広いため、年式や仕様の違いも評価に影響します。特に外装のオリジナル性が保たれている個体は、市場でも安定して高く評価される傾向があります。

より高く売るためのコツ

売却を検討される際は、無理に研磨や修理を行わず、現状のまま査定に出すことが基本です。エクスプローラーIIはケースラインの美しさが評価に直結するため、過度なポリッシュはかえってマイナスになることがあります。保証書や箱、余りコマが揃っている場合は必ず一緒にお持ちください。また、売却を迷われている段階でも現在の相場を確認しておくことで、判断のタイミングを逃しにくくなります。

今回の査定コメント

今回拝見したエクスプローラーII Ref.16570は、年式相応の使用感はあるものの、ケースラインが比較的しっかり残っており、実用時計として丁寧に使われてきた印象を受けました。市場での需要とモデル特性を踏まえ、現行相場に基づいた高水準でのご提案が可能でした。お客様が「長く使ってきた時計だから、雑に扱われたくない」とお話しされていたこともあり、その思いを大切にしながら査定を進めています。

まとめ｜売却を迷われている方へ

ロレックス エクスプローラーII Ref.16570は、流行に左右されにくく、今後も安定した需要が見込まれるモデルです。売却を急ぐ必要はありませんが、現在の相場を知ることで、より納得した判断がしやすくなります。ブランドレックスでは、モデルの背景や市場動向を踏まえた誠実な査定を心がけています。売却を前提としないご相談でも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。ブランドレックス 鑑定士 千藤