買取速報

モデル紹介｜サブマリーナー Ref.116610LNの特徴と魅力

サブマリーナーは1953年に誕生したダイバーズウォッチの原点とも言える存在で、Ref.116610LNは2010年から2020年まで製造された一世代前のモデルにあたります。ケース径40mmながら、セラミック製ベゼルの採用や、ケースのボリューム感が増したことで、現代的な存在感を持つデザインに仕上がっています。ブラックベゼル×ブラックダイヤルの組み合わせは、最も王道かつ完成度の高い仕様として、時代を問わず支持され続けています。搭載ムーブメントはCal.3135で、ロレックスの名機として長年にわたり高い信頼を得てきました。堅牢性・防水性能・視認性のいずれも優れており、日常使いから資産時計まで幅広く評価されています。

最新相場動向｜2025年のサブマリーナー市場

2025年現在、サブマリーナー Ref.116610LNの相場は非常に安定しており、大きな下落は見られません。現行モデルがRef.126610LNへ移行したことで、40mmケースの最終世代としての評価が定着し、生産終了モデルとしての価値が明確になっています。海外市場では特に安定した需要があり、ドバイ・香港・アメリカを中心に常に一定数の買い手が存在します。為替が円安に傾く局面では、国内買取相場が上昇しやすく、タイミング次第では想定以上の条件になることもあります。短期的な相場変動に左右されにくい点は、このモデルの大きな安心材料です。

査定額を左右するポイント

サブマリーナー Ref.116610LNの査定では、以下の要素が重要になります。

• ケース・ブレスレットのコンディション
• ベゼルや風防の傷・欠けの有無
• 過度な研磨の有無（ケース形状の保持）
• 付属品（箱・保証書・冊子）の有無
• 保証書の日付・購入国

特に保証書の有無は査定額に影響しやすく、完品に近い状態ほど高水準でのご案内が可能です。一方で、日常使用に伴う小傷があっても、需要が非常に高いため、大きなマイナス評価になりにくいのも特徴です。

より高く売るためのコツ

少しでも良い条件で売却するためには、純正状態を保つことが重要です。自己判断での研磨や、社外パーツへの交換は評価を下げてしまう可能性があります。また、付属品が手元にある場合は、必ず一緒にお持ちください。売却タイミングについては、相場の急騰を待つよりも、世界需要と為替が安定している今のような時期に動かれる方が、結果的に納得感のある売却につながるケースが多い印象です。迷われている段階でも、まずは相場確認だけでも問題ありません。

今回の査定コメント

今回お持ち込みいただいたサブマリーナー Ref.116610LNは、全体的にバランスの取れたコンディションで、日常使用による自然な使用感はあるものの、大切に扱われてきたことが伝わる個体でした。市場での需要も非常に高く、複数の販路を比較した結果、現行相場の中でも高水準でのご提案が可能な状況でした。お客様が売却に迷われていたため、相場背景や今後の見通しも含めて、丁寧にご説明させていただきました。

まとめ｜売却を迷われている方へ

サブマリーナー Ref.116610LNは、今後も価値が大きく崩れにくいモデルであり、「持ち続ける安心感」と「売却時の安定感」の両方を備えています。だからこそ、無理に決断する必要はありません。ブランドレックスでは、その時点での相場と市場状況を正確にお伝えし、お客様が納得できる形で判断していただくことを大切にしています。売る・売らないに関わらず、まずはお気軽にご相談ください。ブランドレックス 鑑定士 千藤