買取速報

オーデマピゲの中でも唯一無二の存在感を放ち、世界中のコレクターから愛され続けているロイヤルオーク オフショア クロノグラフ。その中でも26470STは近年相場の上昇が特に著しく、2025年に入ってからもお問い合わせと査定依頼が非常に多いモデルです。「ロイヤルオークとは違う無骨さが好き」「スポーツラグジュアリーの頂点だと思う」「一度所有してまた買い戻したくなる」という声が多く、ただの時計ではなく“感情”や“美学”に訴えかけるモデルであることを改めて感じます。投機的な理由ではなく、心から惚れ込んだオーナー様が多いからこそ、売却時にも強い思いを持たれているケースが特に多い1本です。

オフショア クロノ 26470STとは｜歴史・特徴・人気の理由

ロイヤルオーク・オフショアは1993年の誕生以来“挑戦”を象徴するシリーズとして愛されてきました。その中で26470STは42mm径のボディにラバーまたはステンレススチールブレス、メガタペストリーの文字盤を備え、スポーティーさとラグジュアリーさを完璧に両立しています。「大きさ」「重厚感」「存在感」を求める方にとって理想形であり、オンオフどちらでも主役になる一本。さらにカラーバリエーションによって印象が大きく変わるため、“色違いでも欲しくなる”魅力があります。著名人の着用やメディア露出によって人気が再燃したことも、近年の相場を押し上げる要因となっています。

2025年最新相場｜高騰が続く背景

2025年の高級時計市場では、希少性とデザイン性の両立したモデルが強く評価される傾向にあります。オフショア26470STは生産変遷が複雑で供給量が限られており、さらに海外市場ではアメリカ・香港・中東で非常に強い需要があります。そのため国内相場より海外相場が上回ることも多く、最適な販路を持つ店舗と持たない店舗で査定額に大きな差が出やすいのが特徴です。またロイヤルオークの価格上昇により“オフショアに回帰する流れ”が生まれ、特に美品・付属品完備の個体は動きが早い状態が続いています。為替・需要・販売先が相場に直結するモデルであるため、売却先選びがもっとも重要と言えます。

査定額を左右するポイント

・付属品（箱／保証書／タグ）・外装コンディション（ベゼル傷・ケース打痕）・ストラップの状態・人気の文字盤色かどうか・生産年・バックルの使用感・オーバーホール履歴・並行品／正規品の違い（正規は高水準）・為替と海外需要のタイミング

より高く売るためのコツ

オフショア26470STは「査定する店舗によって査定額が大きく変わるモデル」の代表と言えます。①海外販路を持つ店で査定する②保証書と箱は必ず一緒に提示する③ベゼル傷の磨き依頼は査定前にしない（減額になるケースがある）④複数ストラップがある場合は全て一緒に提出⑤写真だけでの概算ではなく相場根拠を説明する店を選ぶ、の5点がポイントです。特に海外販売ルートで強い店舗の場合、国内基準では提示できない金額になることもあり、まさに“売る店で差が出る時計”です。大切に所有されてきた時計だからこそ、しっかり比較して納得してから進めていただくことが一番です。

今回の査定コメント｜鑑定士としての所感

オフショアは時計というより“人生の相棒”として購入された方が多いと感じています。今回拝見したお品物も、丁寧に大切に扱われていたことがすぐに伝わり、思いを汲み取るような気持ちで査定させていただきました。このモデルは査定額が大きく割れる傾向が強いため、相場・為替・海外需要がどのように影響しているかを丁寧にお伝えし、ご不安が残らないように心がけました。売却は“感情の整理”が必要になる時計でもあるため、無理にお勧めすることはせず、ご希望に合わせて最良の選択ができるよう寄り添うことを最優先にしております。

まとめ｜売却を迷っている方へ

オフショアクロノ26470STは2025年も世界的に人気が続いており、高い資産価値が維持されている時計です。急いで売る必要はありませんが、「相場が良いタイミングで正しく査定に出す」ことが一番大切です。査定だけでも、比較だけでも、相談だけでも問題ございません。必要な瞬間が来たときに、ご負担なく連絡できる存在でいられたら嬉しく思います。一点一点、誠実に拝見いたします。ブランドレックス 鑑定士 千藤