買取速報

本日は、カルティエ パシャC ダイバー W31077U2の買取事例をご紹介いたします。パシャシリーズはカルティエの中でも独自の存在感を持つラインで、時計としての完成度とデザイン性が評価され続けています。

今回お持ち込みいただいたお客様は、「昔購入した時計で、今価値があるのか知りたい」というご相談でした。廃盤モデルで探されている方が一定数いることもあり、状態次第ではしっかりと評価できる一本です。

カルティエ パシャC ダイバー W31077U2について

W31077U2は、パシャのクラシックな印象を残しながら、ベゼルや視認性の高いデザインでスポーティーな印象を併せ持つモデルです。パシャらしい丸型ケースやリューズカバーはそのままに、防水性能や使用感のバランスの良さが特徴です。機械式時計が好きな方はもちろん、ファッション視点で選ばれる方も多いモデルです。

現在では廃盤となっているため、国内外市場では「探している方は探している」という状態が続いています。需要がゼロではなく、むしろ安定している点が、このモデルの価値が残り続ける理由のひとつです。

最新の買取参考価格帯

今回の査定目安は以下のレンジとなります。

• 付属品完備・状態良好：〜180,000円前後

※査定価格は付属品、状態、相場状況、問合せ量などで変動いたします。

カルティエは製造時期が古いモデルでも、「デザインが廃れない」「中古市場で流通する量が少ない」ことから、安定した取引がされています。

査定時に確認するポイント

パシャシリーズは個体差が大きいため、査定では以下の点を丁寧に確認します。

• ケース・ガラスの傷や打痕の深さ
• ブレスやバックルの使用感（ヘタリ）
• リューズカバーの状態や動作感
• オーバーホール履歴（OH歴）の有無
• 箱・ギャランティカード等の付属品

とくにパシャCは、リューズカバーやブレスの摩耗など使用感が出やすい部位があります。状態が良いものは市場での評価が高くなります。

カルティエ時計が再評価されている背景

2024〜2025年にかけて、カルティエ全体の中古需要が高まってきています。要因のひとつに、「ファッション時計ではなく、資産価値のある腕時計として認識され始めた」という市場の変化があります。

特に、タンクやサントス、バロンブルーなどの人気モデルを中心に注目されており、それに伴いパシャシリーズも再び評価対象として動き始めています。

ロレックスほど相場変動は大きくありませんが、動きが穏やかで読みやすい分、売却タイミングを見極めやすいカテゴリーです。

売却を迷われている方へ

時計を所有している方の多くが、「まだ動くから置いておこう」「売るタイミングが分からない」と感じています。今回のお客様も同じお気持ちでしたが、実際に査定額を知ることで、今後どうするか判断しやすくなったとお話しされていました。

時計は放置している間も、「メンテナンス費用」や「環境の影響」が価値に影響を与える場合があります。動いているうちに査定をしておくことは、損を避ける意味でも有効です。

査定後のキャンセルや比較検討ももちろん問題ありませんので、ご安心ください。

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査定担当：鑑定士 千藤
ブランドレックス銀座