ブランドレックス銀座
鑑定士 千藤
買取速報
鑑定士プロフィール
- 鑑定士
- ブランドレックス千藤
- ブランド査定歴
- 20年以上
長年、銀座を拠点にロレックス・高級時計・ブランド品の買取査定に携わってきました。
これまで数万点以上の査定経験をもとに、実際の買取現場の相場感や査定のリアルを分かりやすくお伝えしています。
多くの現場を経験する中で、莫大な広告費や一等地の家賃が「買取価格」を圧迫している現状に疑問を感じ、現在は固定費を極限まで削った『鑑定特化型オフィス』を運営しています。
削ったコストはすべて査定額に上乗せし、大手チェーンには真似できない「直通の最高値」をご提示します。
「まずは相場だけ知りたい」「売るか迷っている」という段階でのご相談も大歓迎です。
無理な勧誘は一切ございませんので、プロの視点が必要な際はお気軽にお声がけください。
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実際に成立したブランド品の買取事例を公開しています。
ロレックスを中心に・時計・バック・ジュエリーなどの査定現場の価格感を知りたい方は参考にしてください。
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鑑定士からのコメント
5桁リファレンスの至高、サブマリーナー 16610 が放つ不変の美学
1980年代後半から2010年頃までという、ロレックスの歴史の中でも屈指の長期にわたって製造された傑作「Ref.16610」。現行モデルよりも一回りスリムな40mmのケースに、アルミ製のベゼルインサートを配したその佇まいは、現代の時計にはないクラシカルな実用美を宿しています。ヴィンテージとモダンの中間に位置する「5桁リファレンス」の代名詞として、世界中のオールドロレックスファンから今なお圧倒的な支持を得ているタイムピースです。
現在、当店ではオールドスポーツモデルのコレクションを大々的に強化しており、とりわけ日常使いとして安定した実需を持つ本機を弊社の顧客様へ即座にご案内したいという背景があるため、通常の買取相場を意識しつつも限界まで引き上げた特別な価格設定を行っております。製造年代ごとの細かな仕様変更(マイナーチェンジ)を完璧に見極め、その個体が持つ本当の価値を見落とさずに評価いたします。
さらに、こちらのコラムを経由して買取予約をいただいたお客様限定で、通常より高く査定させていただきます。お手元の16610が持つ現在の資産価値を知る材料として、ぜひ以下の推移をお役立てください。
2026年6月〜1月 買取相場推移
2026年6月
買取最高値目安: 1,230,000円 〜 1,680,000円
平均相場指数(該当モデルの平均値): 1,455,000円
前月比(推移幅): +30,000円
市場の主なトピックス: 初夏の到来に伴い、アルミベゼル特有のレトロな風合いを持つ5桁スポーツへの愛好家からの指名買いが表面化。自社の買取基準を強気に底上げしたことでコンディションの良いワンオーナー品が相次いで集まり、今期最高値を記録しています。
2026年5月
買取最高値目安: 1,200,000円 〜 1,650,000円
平均相場指数(該当モデルの平均値): 1,425,000円
前月比(推移幅): +60,000円
市場の主なトピックス: 外国為替市場での執拗な円安基調が追い風となり、日本のセカンドマーケットに眠る「付属品完備の5桁モデル」をターゲットにした海外ディーラーの入札額が上昇。国内の流通量が引き締まったことで相場を後押ししました。
2026年4月
買取最高値目安: 1,140,000円 〜 1,590,000円
平均相場指数(該当モデルの平均値): 1,365,000円
前月比(推移幅): +95,000円
市場の主なトピックス: 新年度を契機とした資産ポートフォリオの再編において、現行品のような激しい乱高下が少なく、安定資産として定評のある「ディスコン後15年超の定番クラシック」へ買いが集中。確固たるベースアップを果たしました。
2026年3月
買取最高値目安: 1,045,000円 〜 1,495,000円
平均相場指数(該当モデルの平均値): 1,270,000円
前月比(推移幅): -15,000円
市場の主なトピックス: スイスでの世界的な新作時計見本市を前に、時計市場の関心が一時的に現行最新型モデルの動向へとシフトしたため微減を記録。しかし、5桁サブが誇る強固な実需層に支えられ、下値は非常に強固でした。
2026年2月
買取最高値目安: 1,060,000円 〜 1,510,000円
平均相場指数(該当モデルの平均値): 1,285,000円
前月比(推移幅): +110,000円
市場の主なトピックス: メディアやSNS等で「後期型ランダムシリアル」や「最終ルーレット刻印」を施された個体の希少性が改めて特集され、コレクターの間で警戒感が浮上。急な駆け込み需要が発生したことで、一段の続伸を見せました。
2026年1月
買取最高値目安: 950,000円 〜 1,400,000円
平均相場指数(該当モデルの平均値): 1,175,000円
前月比(推移幅): +50,000円
市場の主なトピックス: 新年のスタートに伴うブランド全体の正規店定価改定の動きが波及し、二次流通市場の旧型モデルにも「割安感」から上昇圧力が作用。年明けの取引開始時から堅調な右肩上がりのトレンドが形成されました。
16610 買取相場表(120万〜165万円基準)
160万〜165万円(最高水準)
最終仕様(ルーレット刻印あり、V番・ランダム番)
傷がほぼない極美品、または未使用級
箱・国際保証書(ギャランティ)など付属品が完全完備
140万〜155万円(優良・高年式)
後期型(2000年代後半製造、M番・Z番など)
日常使用による微細な擦れ程度
保証書あり
130万〜139万円(標準的な中古品)
中期型(2000年代前半製造、横穴なしケースなど)
一般的な使用感(小傷あり)
箱・保証書あり
120万〜129万円(使用感強め / 付属品欠品)
初期型(1990年代製造、横穴ありケースなど)
目立つ傷やブレスレットの伸び(ヨレ)がある
保証書なし・本体のみ。
プロの鑑定士による市場動向・査定コメント
Ref.16610のマーケットは、近年のセラミックベゼル世代とは異なり、「製造年式ごとのパーツのオリジナル性」という5桁特有の深い鑑定基準で動いています。ドル円為替の変動にも素直に追従しますが、それ以上に個体の希少性と状態が最終的な買取提示額の主導権を握る、非常にプロフェッショナルな市場です。
査定における実務的な精査ポイントとして最も金額を左右するのは、「夜光塗料の仕様(トリチウム・ルミノバ)と、ケース・ベゼルのオリジナルコンディション」です。1990年代後半までの初期個体で、文字盤と針の「トリチウム夜光」が綺麗にクリーム色へエイジング(変色)しているものは、愛好家間で特別な価値として査定額が大きく跳ね上がります。
また、長年の実用で外装研磨(ポリッシュ)が繰り返され、ラグの肉厚が痩せてしまっている個体は敬遠されがちですが、逆に「ケースエッジが切り立った未研磨に近いノンポリッシュ状態」であり、ベゼルインサートに目立つ線傷がない個体であれば、上限の限界を突破する卓越したプライスをお約束いたします。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 「トリチウム仕様(初期)」と「ルミノバ仕様(後期)」では、具体的な査定額の幅はどのくらい変わりますか?
A. はい、5桁スポーツにおいては夜光の風合いが評価に直結します。基本的にはインデックスや針のトリチウムが美しく均一に焼けている初期個体の方がヴィンテージとしての付加価値が高くなり、経年変化の見られない後期ルミノバ仕様と比較して、タイミングや保管状態により「約10万円〜25万円」ほどの具体的なプレミアム(価格差)が上乗せされるケースが多く見られます。
Q. 文字盤の内周に「ROLEX」の文字が刻まれた「ルーレット刻印」があるモデルは高く売れますか?
A. はい、非常に高く評価されます。ルーレット刻印(インナーリング刻印)は2007年頃のM番以降の最終製造期にのみ採用された仕様であり、生産終了直前の希少な高年式個体である証です。それ以前の刻印なしの個体と比較すると、最終型のランダムシリアルやM番の個体は、査定額の幅として「約20万円〜45万円」ほど高値で取引される傾向にあります。
Q. 昔に購入したもので国際保証書を紛失してしまいました。メーカーのオーバーホール(OH)明細書があれば減額は防げますか?
A. メーカーの正規修理明細書(国際サービス保証書)は、その時計が本物であるという強い証明になるためプラス査定の要素となります。ただし、Ref.16610のようなコレクター性の高い名作において、当時のオリジナル保証書(パンチングギャラ等)の有無は極めて重要です。保証書が欠品している場合、査定の幅として「約15万円〜30万円」のマイナス評価を考慮せねばならない場合がございますが、修理明細を合わせてお持ちいただくことで、その減額幅を最小限に抑えることが可能です。
ロレックスのリセールや価格について
ロレックス全体の買取相場
サブマリーナの買取相場
また、スポーツロレックスの資産性を知りたい方は
・サブマリーナの資産性解説
サブマリーナー デイト Ref.16610 買取に関するよくある質問(FAQ)
Q. 約20年間も製造されたロングセラーですが、製造年式によって買取価格は変わりますか?
A. はい、後継モデルと比較しても、16610は製造年式や仕様の違いによる査定額の差が比較的大きいモデルです。基本的には年式が新しい個体ほど高く評価される傾向があります。特に2007年頃以降に登場したインナーリング刻印入りの「ルーレット仕様(M番・V番など)」は、旧型らしいデザインと現代的な要素を兼ね備えており、高い人気を集めています。
Q. ケースの「横穴」がある初期型や、傷だらけの古い個体でも高く売れますか?
A. もちろん買取可能です。ケース側面にブレスレット脱着用の穴がある「横穴あり」仕様の個体は、現在ではネオヴィンテージモデルとして評価されることが増えています。また、多少の傷や使用感があっても、信頼性の高いCal.3135を搭載していることから需要は根強く、状態に応じた適正な査定が期待できます。
Q. 「文字盤の夜光塗料」が査定額に影響を与えるというのは本当ですか?
A. はい、重要な査定ポイントの一つです。1990年代後半頃までの個体に採用されていたトリチウム夜光は、経年変化による自然な色味の変化が評価される場合があります。針やインデックスが美しく焼けた個体は、ヴィンテージとしての付加価値が認められることもあります。一方で、交換履歴によってオリジナル性が失われている場合は評価に影響することがあります。
Q. サブマリーナー 16610の「今後の価格予想」と資産価値を教えてください。
A. 生産終了から年月が経過し、状態の良い個体が減少していることから、今後も安定した資産価値を維持すると考えられています。現行モデルにはないアルミベゼル特有の風合いを好むファンも多く、世界的な需要は継続しています。ロレックス全体の相場変動の影響は受けるものの、すでにネオヴィンテージモデルとしての評価が確立されているため、資産性の高いモデルとして注目されています。
Q. 他の型番と比べて、16610の「売り時」はいつが良いでしょうか?
A. 状態の良い個体や付属品が揃った個体への需要が高まっている現在は、売却を検討しやすいタイミングです。16610は長年実用時計として使用されてきた背景があるため、国際保証書や余りコマなどが完備された個体は特に高く評価される傾向があります。相場が安定した高値圏で推移している今は、高額査定が期待できる時期の一つといえるでしょう。
買取した商品の査定ポイントを解説
状態の確認をしていきます。
今回の時計の状態確認ポイントはキズとブレスレットのヨレ、機械(ムーブメント)の状態です。
キズ
まずはキズの確認をしていきます。
時計は使用していると大なり小なりキズが付いてしまいます。
使用キズといわれる細かな浅いキズであればポリッシュ(研磨作業)をする事でキレイに取り除く事が出来ます。
買取査定の際、使用キズがある場合はポリッシュ代だけマイナスになります。
ポリッシュ代は通常2万~3万円程です。
凹みキズがあるとポリッシュをしても跡が残ってしまう為、査定に大きく影響します。
凹みキズがあると5万円以上マイナスになる事もありますので、ご使用の際はお気を付け下さい。
今回の時計は全体的にキレイでしたが裏蓋とバックル部分に使用キズが複数付いていました。
ですが、この程度の使用キズであればポリッシュをすればキレイにする事が出来るでしょう。
今回は凹みキズは見当たらなかったのでポリッシュ代だけのマイナスです。
ブレスレットのヨレ
次にブレスレットのヨレを見ていきます。
今回の時計に使われているステンレススチールは硬く丈夫な素材ですが、使用頻度が高くなると徐々に伸びてヨレが出てしまいます。
ブレスレットのヨレは修理する事が出来ません。
ブレスレットのヨレがひどくなると、ブレスレット自体を交換する事になります。
ブレスレットの交換は非常に高額になってしまいますので、ある程度のヨレであれば、そのまま販売に出す事がほとんどです。
ブレスレットのヨレは程度にもよりますが2万円以上マイナスになります。
上記画像のように時計を横にして持つことでブレスレットのヨレ具合を確認する事が出来ます。
今回の時計もブレスレットのヨレが出ていました。
機械(ムーブメント)の状態
最後にムーブメントの状態確認をしていきます。
ムーブメントの状態確認は裏蓋を開けて直接確認するわけではなく、正常に作動しているか、機械内(ローター)に異変が無いか、リューズ操作が正常に出来るかというポイントを確認していきます。
上記ポイントのうち一つでも異常があればオーバーホールが必要になりますので、5万円以上のマイナスになります。
今回の時計は正常に作動していましたが、機械内(ローター)の動きが悪く、異音もしていました。
またリューズでの巻き上げも重くなっていたのでオーバーホールが必要になります。
オーバーホール代金は通常3万~5万円程ですが、機械内の消耗品の交換や、劣化したパーツの交換が多くなると金額もあがり10万円近くかかる事もあります。
2.付属品
付属品の確認をしていきます。
ロレックスの時計の付属品は箱と保証書、取り扱い説明書、調整したコマがセットになっています。
上記付属品の中でも特に重要なものが保証書です。
保証書以外の付属品は後からでもオークション等で手に入れる事が出来ますが、保証書に関しては唯一無二の物ですので、一度紛失すると二度と手に入れる事が出来ません。
特にロレックスのスポーツモデルは保証書の有無で査定金額が大きく変動します。
モデルによって様々ですが、20万円以上査定額が変動する事もありますので、現在ロレックスのスポーツモデルの売却を検討されている方は、一度付属品の確認をしておく事をおススメします。
今回の時計は保証書も箱も付いていたのでマイナスはありませんでした。
16610買取した商品の査定ポイントを解説
ポイントは本体ステンレス部分とベゼル部分です。 傷が付きやすく目立ちます。
ステンレスは多くの時計に使われている素材ですが、
裏蓋とバックル部分に傷が確認できました。
ベゼルの傷を見ていきます。
ベゼルの黒い部分はベゼルディスクと呼ばれる物で、
取り外しが出来るので交換も可能です。
査定品にベゼル傷の確認できました。
ブレスレットの状態
長年の着用でステンレスが変形したりコマが削れてブレスが垂れます。
垂れは最低でも2万円以上の減額対象です。
画像は査定品のブレスレットの状態です。
バックルに行くにつれて下がっています。
2.付属品
ロレックスの付属品は箱と保証書、取扱説明書がセットです。
特に重要なのが保証書です。
欠品は大きく査定額は下がります。
上記グラフが過去相場~現在の相場を示したものです。
2015年以前は30万円程でしたが、その後年々相場が上昇し続け、今の相場に至ります。
今後の相場動向ですが、今の相場は当分続くと思われますが、ここからさらに上昇するのか、落ち着くのかは全く予想が出来ない状況です。
現在サブマリーナデイト16610をお持ちで売却を考えられている方は、売却のタイミングが重要ですね。
個人的意見だと現在の相場は非常に高く、今後下がる可能性もあるので今の高相場の内に買取査定に出す事をおススメします。
なお、同ブランド全体のリセール傾向や、どのモデルが評価されやすいかについては、別記事で詳しくまとめています。
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まとめ
以上、査定ポイントと市場相場動向をお伝えさせて頂きました。
今回の時計は、使用キズとブレスレットのヨレ、ムーブメントがオーバーホールが必要な状態だった点が査定に響いてしまいました。
ロレックス全体の価格帯を知りたい方は、最新の価格一覧もぜひご覧ください。
ブランドレックス鑑定士:千藤