ブランドレックス銀座
鑑定士 千藤
買取速報
鑑定士プロフィール
- 鑑定士
- ブランドレックス千藤
- ブランド査定歴
- 20年以上
長年、銀座を拠点にロレックス・高級時計・ブランド品の買取査定に携わってきました。
これまで数万点以上の査定経験をもとに、実際の買取現場の相場感や査定のリアルを分かりやすくお伝えしています。
多くの現場を経験する中で、莫大な広告費や一等地の家賃が「買取価格」を圧迫している現状に疑問を感じ、現在は固定費を極限まで削った『鑑定特化型オフィス』を運営しています。
削ったコストはすべて査定額に上乗せし、大手チェーンには真似できない「直通の最高値」をご提示します。
「まずは相場だけ知りたい」「売るか迷っている」という段階でのご相談も大歓迎です。
無理な勧誘は一切ございませんので、プロの視点が必要な際はお気軽にお声がけください。
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鑑定士からのコメント
鑑定士 千藤コメント(2026年4月 買取実績、相場状況)
エクスプローラーI 14270は、査定の現場でもよく目にするロレックスのクラシックモデルです。5桁リファレンスのエクスプローラーとして知られており、現在のモデルと比べるとケースの雰囲気や文字盤デザインにも独特の落ち着きがあります。時計好きの方からは「この世代のエクスプローラーが一番好き」という声もよく聞きます。
実際の査定では、このモデルは長く使われている個体が多いです。1990年代のモデルということもあり、ブレスレットの伸びやケースの使用感が見られる時計も少なくありません。ただ、それでも中古市場ではしっかり需要があるのがロレックスの強さだと感じます。状態が良い個体や付属品が揃っている時計は特に動きが早い印象があります。
以前査定させていただいたお客様は「若い頃に買った最初のロレックスでした」と話されていました。時計を拝見すると長年使われていた痕跡はありましたが、全体的には非常に丁寧に扱われていて、大切にされてきた時計だということが伝わってきました。査定結果をお伝えすると「長く使っていた時計なので嬉しいですね」とおっしゃっていたのが印象的でした。
査定士として感じるのは、14270は“ロレックスらしいシンプルさ”を体現したモデルだということです。派手さはありませんが、その分長く使われている時計が多く、実際の査定でも様々なお客様の思い出が詰まった一本として持ち込まれることが多いです。こうした背景を聞くたびに、時計というものの価値は数字だけでは測れないものだと感じます。
査定ポイントを見ていきましょう。
今回の査定ポイントは3つです。
1.状態
2.付属品
3.年式
1.状態
まず状態を見ていきます。
今回状態を確認する上で重要なのが、キズと腐食です。
キズ
時計のキズには大きく分けて2種類あり、「擦りキズ」と「凹みキズ」です。
「擦り傷」とは使用に伴う細かな線状のキズです。
机との接触や衣類の袖との接触でも付く場合がある細かなキズです。
擦り傷はポリッシュと言われる研磨作業でたいていのキズはキレイに取り除く事が出来ますが、ポリッシュ代金が別途かかってきますので、その分マイナスになります。
「凹みキズ」とは深く凹んだキズで、ぶつけてしまったり、落としてりいた際に付いてしまうキズです。
凹みキズは擦りキズと違いポリッシュでキレイに取り除く事が出来ません。
ポリッシュとは、表面を薄く削ってキズをわからなくする作業で、凹みキズのような深いキズに合わせて研磨してしまうと、時計本来のフォルムが崩れてしまったり、耐久性、防水性が確保できない可能性がある為、メーカーでも対応してくれません。
今回の時計は細かな擦りキズはありましたが、深い凹みキズは無かったので、ポリッシュ代だけのマイナスになります。
腐食
次に文字盤の腐食を見ていきます。
腐食は経年劣化の一つで、主に時計内への水気の侵入が原因です。
通常ロレックスの時計は水気の侵入を防ぐゴムパッキンが数か所に使われていますが、このゴムパッキンの劣化が原因で水気が侵入してきます。
水気の侵入を防ぐには、定期的なメンテナンスで劣化したゴムパッキンを交換する必要があります。
また一度腐食が発生してしまうと、メーカーでは修理対応しておらず、文字盤交換になります。
文字盤全体に腐食が広がっており、針にも腐食が見られます。
文字盤の腐食は大きく査定に響いてしまいますのでご注意下さい。
2.付属品
ロレックスの付属品は箱、保証書、取り扱い説明書が基本付いています。
中でも保証書の有無は査定金額に大きく影響します。
保証書は通常メーカーの修理保証を受ける際に必要な物で、保証期間が過ぎれば必要なくなるものです。
ですが、中古市場では保証書がある物と無い物では販売価格に大きな差が生まれます。
差が生まれる要因として、外国人の日本旅行ブームで中古ロレックスを購入する際、保証書が付いていないものは売れにくい為、保証書の有無で価格に差が生まれてしまいました。
モデルにもよりますが、保証書の有無で10万~30万円程価格が変動します。
今回の時計は保証書を含め付属品が何も付いていませんでした。
3.年式
ロレックスの買取査定では年式で査定額に差が出るため、年式の確認は非常に重要になります。
今回の14270は1990年~2001年頃まで製造されていたモデルです。
この役10年間の製造期間中に2度マイナーチェンジで仕様が変わっています。
1995年にバックルの形状が変更になり、シングルロックバックルからダブルロックバックルに変更になりました。
こちらがシングルロックバックルです。
ここ数年シングルロックバックルの個体数が減少しているせいか、人気が上昇しています。
1997年に夜光塗料がトリチウムからルミノバに変更になりました。
6時の下に「T SWISS-T<25」と記載されていますが、このTがトリチウムを使用しているという証になります。
トリチウム塗料を使用している個体が希少になってきた為、価格が上昇しています。
今回の14270は「X番=1991年」製造のものですので、シングルロックバックル+トリチウムという希少性があり人気の年式になります。
同モデルの買取した商品の査定ポイント
状態の確認をしていきます。
今回の時計はあまり使用していなかったのか状態が良いものでしたが、若干キズが付いていたので、他の確認ポイントと併せてお伝えしていきます。
キズ
キズの確認です。
時計は使用しているとキズが付いてしまうものですが、深い凹みキズでなければポリッシュをすることで新品のようにキレイにする事が出来ます。
買取査定ではポリッシュ代のマイナスになりますのでご了承下さい。
ポリッシュ代はおおよそ~3万円程です。
今回の時計は裏蓋部分に若干のキズがありましたが、その他の箇所には目立つキズも無くキレイな状態でした。
ブレスのヨレ
ブレスのヨレ具合を見ていきます。
ブレスのヨレは使用していると必ず出てきますので、使用頻度を見る上で重要なポイントになります。
例えばキズが全くない状態でもブレスがヨレていると、ポリッシュをしてキレイにしたという事がわかってしまいます。
今回の時計はキズがほとんど無かったので、ブレスのヨレが無ければ、ほとんど使用していなかった物だという事です。
上記画像を見て頂くとわかると思いますが、ブレスにほとんどヨレが見られませんでした。
このことから、今回の時計はほとんど使用されていなかった物だという事がわかります。
2.付属品
付属品の確認をしていきます。
ロレックスの特にスポーツモデルは保証書が欠品していると査定に大きく影響してしまいます。
今ロレックスの時計の売却を検討されている方も、今は売却を考えられていない方も一度保証書を含めた付属品の確認をしておいた方がいいでしょう。
まとめ
以上、査定ポイントを3つお伝えさせて頂きました。
今回の時計は年式的に希少なモデルでしたが、文字盤の腐食と付属品が何も付いていなかった点が査定に響いてしまいました。
査定では最大限できる努力をいたしますのでお気軽にご連絡くださいませ。
千藤