受付時間/10:00~19:00

銀座ブランドレックス > 買取速報 > 時計 > ブルガリ ルチェア LU28S を買取させて頂きました!!

買取速報

ブルガリ ルチェア LU28S を買取させて頂きました!!

  • カテゴリー

  • ブランド名

  • モデル

    ルチェア

  • 型番

    LU28S

  • 付属品

    箱 コマ

  • 買取店舗

    銀座本店

ブランドレックスなら

190,000 ~ 230,000で買取!

※年式、状態で変動いたします。ご了承ください。

鑑定士からのコメント

ブルガリ ルチェア LU28Sを買取させて頂きました。
買取方法は店頭での買取です。

早速、査定ポイントを一緒に見ていきましょう。

ルチェアは、ブルガリが創業130年を迎えたアニバーサリーイヤーの2014年に発表されました。
名前はイタリア語で光を意味する「ルーチェ」からとっており、
太陽のような丸いラウンドケースでデザインされた女性モデルらしい小ぶりな時計です。

査定ポイントは全部で2つです。

1.状態
2.付属品

 

1.状態

今回買取させて頂いたルチェアは、ブレスが特殊な形をしています。
ケースはラウンド型のシンプルなつくりですが、ブレスは波打つように1コマ1コマ凹凸があり、
傷を磨く際には熟練の技術が要求されます。
特殊な形状をしている物は、傷を治す際に特殊な技術が必要になる事があり、
シンプルなつくりの物より傷を治すためのコストが余計にかかる事があります。
薄い線傷である使用傷はポリッシュといわれる研磨作業をすることで綺麗にすることが出来ますが、複雑な形をしているモデルですと、
落としきれない部分もでてくる為、シンプルなモデルより査定金額がマイナスになる事もありますので、ご了承ください。

今回のルチェアは使用傷や凹みの傷が多数あり、特にブレス部分に集中して傷がありました。

ルチェアのもう1つの特徴は竜頭です。
竜頭には、ピンクの石が採用されていて、この石が傷ついてしまっていたり欠けていることがあります。
そうなると竜頭交換になるので、大きく査定金額から引かれてしまいます。
竜頭交換の場合はメーカー修理になる為、長い期間と修理費がかかってしまう為です。

今回の時計は竜頭の石には傷はありませんでした。

 

2.付属品

次に付属品です。
今回のブルガリやカルティエなどの時計ブランドでは、
付属品がすべて揃っていることが最も高い評価を受けます。
理由としては、ご自分で買われる方ももちろんいらっしゃいますが、プレゼントとして購入する方が多いからです。
現在、スマートフォンが普及している為、時間は簡単に確認することが出来るようになりました。
機械式はもちろん、電池式の腕時計を自分で購入する方は減ってきており、
特に女性は減少しています。
購入したとしても、安価な価格帯の物をビジネス用として使用しているという印象です。
男性は、ステータスや趣味として現在も腕時計を買われる方は多いですが、
女性は極端に減っていて高級ブランドの腕時計を売却に来る女性の方などにお話を聞くと大体がプレゼントでもらった物というのが多いです。
プレゼントで箱が無かったり、付属品が無かったら、不格好になってしまいます。

需要としてそういった傾向が多いブランドの為、付属品が揃っている方が再販しやすくなるので査定額も上げることが出来るという事です。

中古品をプレゼントで渡す事は抵抗がある方も多いと思います。
しかし、現在は技術が発展している事もあり、中古品でも非常に綺麗な状態に直す事も可能になっています。
現行品だと相手に合う物が見つからないという方は、中古品であればすでに廃盤になってしまった物も購入する事が出来るので、
選択肢を広げて相手に似合う物を探す事も出しますよ。

今回の時計には保証書が付属していませんでした。
保証書は再発行出来ない唯一無二のアイテムなので、査定としてはマイナスになります。

 

まとめ

今回は上記2点を主に確認させて頂き、査定いたしました。
傷と保証書が付属していなかった事が、査定額をマイナスにする要因となりました。

 

 

査定のプロが、ためになる話をご紹介

査定に関しては以上なのですが、修理と保証書の関係性について少しお話しさせて頂ければと思います。

・国際保証書と、並行輸入店などが独自で発行している保証書の違いと修理に対する注意点

メーカーが発行する国際保証書は、
世界中の正規店やブティックで対応することが出来るもので、メーカー保証期間内なら、時計と国際保証書を持っていくことで、
自然故障であれば無償で修理してくれます。

しかし、落とした・ぶつけた・水没させたなどの故障した原因が明白な物に関しては、
保証対象外で、無償で修理することが出来ませんので注意してください。

次に、並行輸入店などが独自に発行している保証書です。
同じように、修理に対するものでは有るのですが、
対象はそのお店だけ、もしくはグループ会社でのみ適応する保証書で、
その保証書をもってメーカーに行っても修理保証は適応されません。
メーカーだけでなく、まったく関係ない時計屋持っていっても同じです。

並行輸入店や中古屋は、自社で修理機関を持っている事が多く、
そこで時計を修理しています。
メーカーに出すより低コストで修理する事が出来る為です。

ここで修理について一番注意して頂きたいことがあります。
それは、メーカー以外で修理をしてしまうと、メーカー修理に次だした際に
受けてくれなくなることがあるという事です。

メーカー以外で研磨やパーツ交換などを行ってしまうと、基準と違う状態になっていると判断され、
これは弊社の時計ではありませんと判断されてしまう事があります。
メーカー以外でも、確かな技術を持っている修理業者なら、そのようなことには滅多になりませんが、コストを抑える為に良くわからない修理業者に頼んでしまうと
折角の時計の価値を落としてしまう事になる事もありますので、ご注意ください。

 

相談料・査定料が無料!

はじめての方でもお気軽にご連絡ください!