買取速報

ロレックスのサブマリーナデイトを買取させて頂きました。

買取方法は店頭での買取です。

 

早速、査定ポイントを見ていきましょう。

査定ポイントは全部で3つです。

1.状態

2.年式

3.付属品

 

1.状態

今回の時計で大事なポイントは傷です。

傷に関しては大きく分けて２つ「使用傷」と「凹み傷」があります。

・使用傷

使用傷は、薄い線状の傷で服の袖口に擦れたり、机などに擦れたりすることで付き、着用していたらどこかしらについてしまう傷です。

この傷は、ポリッシュと言われる研磨作業をすることで綺麗に取り除くことが出来ますが、ポリッシュするにはコストがかかるので、査定額からポリッシュ代がマイナスされます。

傷が付く個所によっては使用傷であってもメーカー修理じゃないとポリッシュが出来ない箇所もあり、代表的なのが裏蓋です。

裏蓋は特殊な技術で研磨されている為、メーカーでないと研磨することが出来ません。

 

・凹み傷

凹み傷は深く凹んだような傷で、落としたり、ぶつけてしまったりすることで付く傷です。

 

先ほどの使用傷と違い、ポリッシュをしても完全に綺麗にすることが出来ない為、

商品ランクが下がってしまいます。

査定額はポリッシュ代とは別に下がりますのでご了承ください。

 

 

今回の時計では、全体的に使用傷と凹み傷があった為、

商品ランクはＢランクにないります。

ベゼルにも少し傷がありました。

ベゼル表面部分は金属ではない為、使用傷のような細い傷だとしても評価が下がってしまいます。

傷がひどい場合はベゼル交換になり、大きく査定額が下がる事もありますので注意してください。

 

傷に関して査定額がどのように変わるのかを別コラムでまとめておりますので、是非チェックしてください！

時計の傷は買取価格にどう影響する？時計査定のポイントを教えます

 

 

2.年式

今回の時計の年式では、製造年を確認して査定していきます。

ロレックスの時計は、2010年まで製造された物であればシリアルを確認する事で製造年を把握することが出来ます。

今回の時計はシリアルを確認したところ2003年から2004年頃に製造された物でした。

16610は1988年から2010年までと非常に長い期間販売されていたロレックスの看板モデルです。

現在もモデルチェンジをして型番は変わっていますが販売されていて、

高い人気をずっと保ち続けています。

 

16610で2004年というと最後に製造された2010年が1番新しい年式と考えると少し古い年式になります。

時計は車と同じで年式によって同じモデルでも査定額が変わります。

その為、16610全体の評価としては中間あたりの評価になります。

 

3.付属品

最後は付属品です。

ロレックスの付属品は箱、保証書、取扱説明書が基本セットです。

その中でも、査定で一番影響するのは保証書です。

保証書はメーカー保証の修理を受ける際に使用される物なので、メーカー保証が終われば役目は無くなります。

しかし、メーカー保証が終わってからでもその時計が本物である判断をするのに非常に大事なアイテムであるのと同時に、再販の際には保証書が付いている物の方が売れやすくもなります。

その為、保証書が付属している時計の方が高い金額で買取が出来るという事です。

モデルの違いや保証書の種類によっても査定金額は変わってきます。

 

今回の時計では、残念ながら保証書は有りませんでした。

 

まとめ

今回は上記３つを確認して査定させて頂きました。

保証書が無かった為、査定額は上がりませんでしたが、

当時の購入した定価に比べれば、現在の相場は非常に高くなっています。

昔サブマリーナを購入したけど、今はもう使ってないなというユーザーがいらっしゃいましたら、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。