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カテゴリー
ブランド名
モデル
ゴールデンエリプス
型番
3846J
付属品
無し
買取店舗
銀座本店
ブランドレックスなら
550,000円 ~ 700,000円で買取!
※年式、状態で変動いたします。ご了承ください。
パテックフィリップのゴールデンエリプス 3846Jを買取させて頂きました。
買取方法は店頭買取です。
早速、査定ポイントから見ていきましょう。
査定ポイントは全部で3つです。
1.状態
2.付属品
3.年式
最初に、今回買取した時計はアンティークの時計ですので傷がついているのは仕方がない物になります。
その為、今回の状態確認では腐食と経年劣化を中心に確認いたしました。
腐食に関しては文字盤に染み、針やインデックスに錆がついていることが多いので念入りにチェックしていきます。
経年劣化には水分が影響していることが多く、長年使っていると水分の侵入を防ぐ役割を持つゴムパッキンが劣化してしまい、内部に水分が侵入して錆やシミが起きてしまうのですが、
「オーバーホール」と呼ばれる分解洗浄をする事で軽度の錆は取り除くことが出来ます。
しかし、重度の錆になるとオーバーホールをしても取り除くことは難しいです。
定期的なメンテナンスを怠っていたアンティークウォッチは、
重度の錆が内部に付いていることが多い為、査定で大きくマイナスになりますのでご了承ください。
余談なのですが、パテックフィリップはどんなに時計が破損していても約10%パーツが残っていれば、修理や修復を行うことが可能です。
なぜなら、パテックフィリップはどんなに昔のパーツでも当時の方法で作る事が出来るからです。
パテックフィリップの修理は綺麗にする事はもちろんなのですが、
発売された当時のオリジナル状態に戻す修理を行います。
他のブランドは最新のパーツへ変更して修理するという方法をとることが多いのですが、
パテックフィリップは発売した当時の時計を気に入って購入してくれたのだから、
その当時のオリジナルの状態に修復するのがカスタマーへの誠意だと考えています。
莫大な時計情報をきちんと管理・保管しているパテックフィリップは、例え創業当時の時計であっても時計がどのようなパーツで当時制作して組み上げられたのかを把握しています。
そしてそのパーツを作る技術を現代の職人が受け継いでいるのでオリジナルに戻す修復を可能にしているのです。
パテックフィリップはブランドが続く限り作った時計は必ず修理、修復する事を約束している唯一の時計ブランドで、この信念をとても大事にしているブランドでもあります。
パテックフィリップの付属品は箱や保証書の他に説明書を保管するためのレザーケースがあります。
このレザーケースも本革で作られた物ですので査定に入ってきます。
時計の付属品では保証書が一番大事とされていますが、
パテックフィリップは収納箱も大事になります。
パテックフィリップの収納箱は高級木箱を使用しており、
収納箱だけでも市場価格で「2~5万円」ほどで取引されています。
ロレックスなどでは箱は重要視されることが少ないのですが、
パテックフィリップの場合は査定の際に箱が無いと市場価格ぐらいのマイナス査定になってしまいます。
今回、付属品は何もなかった為、査定としては大きなマイナスとなりました。
今回の時計は「ゴールデンエリプス」の中でも古いモデルで今から約40年前に製造されたモデルです。
時計は車と同じで年式によって同じモデルでも査定額が変わります。
ですが、今回の時計はアンティークの部類に入る物なので年式による査定額の変動はありません。
現在、アンティークウォッチは非常に人気で、一定以上古い腕時計はその時計が存在している事自体に価値があります。
その為、年式での査定では無く、時計自体の価値として査定致します。
改めて、今回の腕時計はアンティークウォッチに入る腕時計でした。
まとめ
今回は上記3つを見て査定させて頂きました。
査定に関しては革ベルトの劣化や付属品が無かった為に相場の真ん中あたりでの買取となりました。
付属品は査定額を上げる為に非常に大事になりますので、購入したら付属品も大切に保管しておくようにしましょう。
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鑑定士からのコメント
パテックフィリップのゴールデンエリプス 3846Jを買取させて頂きました。
買取方法は店頭買取です。
早速、査定ポイントから見ていきましょう。
査定ポイントは全部で3つです。
1.状態
2.付属品
3.年式
1.状態
最初に、今回買取した時計はアンティークの時計ですので傷がついているのは仕方がない物になります。
その為、今回の状態確認では腐食と経年劣化を中心に確認いたしました。
腐食に関しては文字盤に染み、針やインデックスに錆がついていることが多いので念入りにチェックしていきます。
経年劣化には水分が影響していることが多く、長年使っていると水分の侵入を防ぐ役割を持つゴムパッキンが劣化してしまい、内部に水分が侵入して錆やシミが起きてしまうのですが、
「オーバーホール」と呼ばれる分解洗浄をする事で軽度の錆は取り除くことが出来ます。
しかし、重度の錆になるとオーバーホールをしても取り除くことは難しいです。
定期的なメンテナンスを怠っていたアンティークウォッチは、
重度の錆が内部に付いていることが多い為、査定で大きくマイナスになりますのでご了承ください。
余談なのですが、パテックフィリップはどんなに時計が破損していても約10%パーツが残っていれば、修理や修復を行うことが可能です。
なぜなら、パテックフィリップはどんなに昔のパーツでも当時の方法で作る事が出来るからです。
パテックフィリップの修理は綺麗にする事はもちろんなのですが、
発売された当時のオリジナル状態に戻す修理を行います。
他のブランドは最新のパーツへ変更して修理するという方法をとることが多いのですが、
パテックフィリップは発売した当時の時計を気に入って購入してくれたのだから、
その当時のオリジナルの状態に修復するのがカスタマーへの誠意だと考えています。
莫大な時計情報をきちんと管理・保管しているパテックフィリップは、例え創業当時の時計であっても時計がどのようなパーツで当時制作して組み上げられたのかを把握しています。
そしてそのパーツを作る技術を現代の職人が受け継いでいるのでオリジナルに戻す修復を可能にしているのです。
パテックフィリップはブランドが続く限り作った時計は必ず修理、修復する事を約束している唯一の時計ブランドで、この信念をとても大事にしているブランドでもあります。
2.付属品
パテックフィリップの付属品は箱や保証書の他に説明書を保管するためのレザーケースがあります。
このレザーケースも本革で作られた物ですので査定に入ってきます。
時計の付属品では保証書が一番大事とされていますが、
パテックフィリップは収納箱も大事になります。
パテックフィリップの収納箱は高級木箱を使用しており、
収納箱だけでも市場価格で「2~5万円」ほどで取引されています。
ロレックスなどでは箱は重要視されることが少ないのですが、
パテックフィリップの場合は査定の際に箱が無いと市場価格ぐらいのマイナス査定になってしまいます。
今回、付属品は何もなかった為、査定としては大きなマイナスとなりました。
3.年式
今回の時計は「ゴールデンエリプス」の中でも古いモデルで今から約40年前に製造されたモデルです。
時計は車と同じで年式によって同じモデルでも査定額が変わります。
ですが、今回の時計はアンティークの部類に入る物なので年式による査定額の変動はありません。
現在、アンティークウォッチは非常に人気で、一定以上古い腕時計はその時計が存在している事自体に価値があります。
その為、年式での査定では無く、時計自体の価値として査定致します。
改めて、今回の腕時計はアンティークウォッチに入る腕時計でした。
まとめ
今回は上記3つを見て査定させて頂きました。
査定に関しては革ベルトの劣化や付属品が無かった為に相場の真ん中あたりでの買取となりました。
付属品は査定額を上げる為に非常に大事になりますので、購入したら付属品も大切に保管しておくようにしましょう。