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チューダー ペラゴス FXD 25707B/24買取|軍用設計が相場に与える影響と評価が割れる理由 NEW

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※年式、状態で変動いたします。ご了承ください。

鑑定士からのコメント

チューダー ペラゴス FXD 25707B/24は、一般的なダイバーズウォッチとは明確に異なる立ち位置を持つモデルです。発売当初から「使うための時計」「軍用由来の実用時計」として語られることが多く、ロレックス直系ブランドでありながら、いわゆるラグジュアリー路線とは距離を取った設計思想が特徴です。その結果、中古市場では評価が極端に割れやすく、「高く評価する業者」と「慎重に見る業者」がはっきり分かれるモデルでもあります。本記事では鑑定士の立場から、ペラゴス FXD 25707B/24がどのような思想で作られ、なぜ相場形成にクセがあり、どの条件で評価が伸びやすいのかを、モデル特性に焦点を当てて詳しく解説します。

モデル紹介:ペラゴス FXD 25707B/24の成り立ちと立ち位置

ペラゴス FXD 25707B/24は、フランス海軍(Marine Nationale)との共同開発を背景に持つ特殊なモデルです。最大の特徴は、一般的なペラゴスと異なり、ラグが固定式(FXD)である点にあります。これはバネ棒を使わず、過酷な環境下でもストラップが外れないことを前提とした設計で、完全に実用性を最優先した構造です。ケース素材は軽量かつ耐食性に優れたチタン製で、逆回転防止ベゼルはナビゲーション用途を意識した特殊な目盛り構成になっています。ムーブメントには自社製キャリバーMT5602をベースとした仕様が採用され、高い耐久性と約70時間のパワーリザーブを確保しています。これらの要素から、ペラゴス FXDは「ファッションとしてのダイバーズ」ではなく、「道具としての時計」という位置付けが明確であり、この思想そのものが中古市場での評価に直結しています。

最新相場の傾向と市場評価

ペラゴス FXD 25707B/24の相場は、発売直後と現在とで大きく性質が変わっています。発売当初は供給量が限られていたこともあり、国内では定価(約52万円前後)を上回る60万円台で取引されるケースも見られました。しかし流通量が安定するとともに、相場は実需ベースへと収束していきます。2024年〜2026年初頭時点では、買取相場は状態良好・付属品完備で~45万円前後が中心です。一見すると定価比で大きな上昇は見られませんが、重要なのは「大きく崩れていない」という点です。軍用由来モデルは流行に左右されにくく、急落しにくい傾向があります。一方で、一般的なチューダーのスポーツモデルと比べると、万人受けしない設計のため、評価が伸び切らない側面もあります。海外市場では欧州を中心に評価が安定しており、為替が円安方向に振れた局面では国内相場が下支えされやすい構造です。なお、同ブランド全体のリセール傾向や、どのモデルが評価されやすいかについては、別記事で詳しくまとめています。→ リセール率ランキングはこちら

査定額を左右するポイント

ペラゴス FXD 25707B/24の査定で最も重要なのは、「使用感の出方」です。実用を前提に購入される方が多いため、ケースやベゼルに細かな傷が入りやすく、特にチタン特有の擦れ跡が評価を分けます。深い打痕やエッジの潰れがある場合は、数万円単位での減額につながることがあります。また、固定ラグ仕様のため、ストラップの状態も重要です。純正ファブリックストラップの劣化や欠品は評価を下げやすく、替えストラップが未使用に近い状態で残っている場合はプラス評価になりやすい傾向があります。付属品については、箱・保証書の有無が必須条件です。とくに保証書欠品の場合、軍用モデルであっても評価は一段下がり、買取価格に明確な差が出ます。ムーブメント自体は非常に堅牢ですが、過酷な環境で使用されていた個体は、防水チェックや内部状態の確認が慎重になるため、その点も査定に影響します。

より高く売るためのコツ

ペラゴス FXDを有利に売却するためには、モデル特性を理解した準備が欠かせません。まず重要なのは、売却前に過度な研磨を行わないことです。チタンケースは研磨による質感変化が出やすく、無理なポリッシュは逆に評価を下げることがあります。次に、付属品の整理です。購入時のストラップ類、替えストラップ、保証書をすべて揃えることで、評価ゾーンが一段上がります。また、売却先選びも重要です。ペラゴス FXDは販路によって評価が大きく変わるモデルのため、軍用モデルやツールウォッチの需要を理解している業者を選ぶことで、相場上限に近い条件が出やすくなります。単純なチューダー相場だけで判断する店舗では、評価が保守的になるケースが多いため注意が必要です。相場が安定している現在は、状態が良いうちに動くことで、納得感のある売却につながりやすいタイミングと言えます。

今回の鑑定士コメント

ペラゴス FXD 25707B/24は、「理解される場所で評価されるモデル」です。万人向けではない分、モデルの背景や設計思想を理解した市場に出せるかどうかが、査定結果を大きく左右します。派手なプレミアは期待しにくい一方で、実用時計としての完成度が高く、価格が大きく崩れにくい点は強みです。現場では、状態が良く付属品が揃った個体であれば、相場上限を狙いやすいモデルとして扱っています。ブランド品全体の買取相場がどのように形成されているかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。→ ブランド品の買取相場について

まとめ

チューダー ペラゴス FXD 25707B/24は、流行や派手さとは無縁の「本質重視モデル」です。そのため相場の動きは緩やかですが、安定感があり、売却判断を誤りにくい時計でもあります。使用頻度が高くなる前、また付属品が揃っているうちに相場を確認することで、納得感のある売却が可能になります。売るか持つか迷われている方は、ご自身の個体がどの評価ゾーンにあるかを把握したうえで判断することをおすすめします。ブランドレックス 鑑定士 千藤

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