時計 リセール率ランキング|1年・5年の価格推移でわかる“本当に強いモデル”5選
高級時計を売却する際に「どのモデルが本当に強いのか」「過去と比べてどれくらい価値が伸びているのか」を正確に把握している方は、実は多くありません。ネット上では“人気モデル”“高値維持”といった言葉が並びますが、重要なのは印象ではなく、実際の価格推移とリセール率です。本記事では、国内中古市場の平均販売価格を基準に、1年・5年という時間軸で比較しながら、今も評価が安定している高級時計モデルをランキング形式で整理します。
ページコンテンツ
時計のリセール率は「価格推移」で見ると本質が分かる
時計のリセール率とは、購入時や過去の市場価格と比べて、現在どの水準で取引されているかを示す指標です。単に高額で売れるかどうかではなく、時間の経過に対して価値がどれだけ維持、あるいは上昇しているかを見ることが重要です。特に高級時計では、短期的な相場変動よりも、1年・5年といった中期スパンでの安定性が、買取評価に直結します。
ロレックス全体の資産性を知りたい方は、モデル別のリセール傾向も参考になります。
リセール率が高いロレックスランキングはこちら
高級時計 リセール率ランキング(国内相場・1年/5年推移)
第1位:ロレックス サブマリーナ デイト(Ref.126610LN)
5年前(2020年前後)の国内中古平均販売価格は約120万円前後でしたが、現在は約175万円前後で安定しています。価格上昇率は約45%に達し、直近1年でも160万円前後から175万円前後へと約9%上昇しています。リセール率は非常に高く、買取価格も販売価格に近い水準で成立しやすいモデルです。需要の裾野が広く、状態や付属品が揃っていれば評価が大きく崩れにくい点が特徴です。
第2位:パテックフィリップ ノーチラス(Ref.5711/1A-010)
5年前の国内中古平均販売価格は約380万円前後でしたが、現在は約520万円前後で推移しています。価格上昇率は約36%となり、高級時計市場の中でも資産性が語られることが多いモデルです。ノーチラスはパテックフィリップを代表するスポーツモデルであり、生産数が多くないことから中古市場でも流通量が限られています。
パテックフィリップは世界三大時計ブランドの一つとして知られ、時計コレクターからの評価も高いブランドです。特にノーチラスやアクアノートなどのスポーツモデルは世界的な人気を持ち、中古市場でも安定した需要があります。
第3位:ロレックス GMTマスターII(Ref.126710BLNR)
5年前の国内中古平均販売価格は約135万円前後でしたが、現在は約185万円前後で推移しています。約37%の上昇率となり、1年前と比較しても170万円前後から約9%上昇しています。スポーツロレックスの中でも実需と資産性のバランスが良く、為替や市場環境の影響を受けにくいモデルとして評価されています。
第4位:オーデマピゲ ロイヤルオーク(Ref.15500ST.OO.1220ST.01)
5年前の国内中古平均販売価格は約210万円前後でしたが、現在は約300万円前後で推移しています。価格上昇率は約43%となり、高級スポーツウォッチの中でもリセール率が高いモデルとして知られています。ロイヤルオークは1972年に誕生した高級スポーツウォッチの代表的なシリーズであり、時計市場でも象徴的な存在です。
オーデマピゲは世界三大時計ブランドの一つであり、ロイヤルオークシリーズは中古市場でも安定した需要があります。ブランド価値とデザイン性の高さから時計愛好家からの評価も高く、資産性という観点でも語られることが多いモデルです。
第5位:ロレックス デイトナ(Ref.116500LN)
2020年頃の国内中古平均販売価格は約250万円前後でしたが、現在は約360万円前後で推移しています。5年間で約44%の上昇となり、直近1年では相場が落ち着きつつも340万円前後から約6%上昇しています。価格変動はありますが、依然としてリセール率は高水準で、買取価格も市場実力値を反映した水準になりやすいモデルです。
第6位:オメガ スピードマスター プロフェッショナル(Ref.310.30.42.50.01.001)
5年前の国内中古平均販売価格は約55万円前後でしたが、現在は約85万円前後まで上昇しています。上昇率は約55%と高く、直近1年でも80万円前後から約6%の上昇が見られます。ロレックスほどの爆発力はありませんが、安定した評価と実需の強さがあり、買取市場でも堅実なリセールを維持しています。
【オメガ買取相場】
第7位:カルティエ サントス ドゥ カルティエ(LMサイズ)
2020年前後の国内中古平均販売価格は約60万円前後でしたが、現在は約95万円前後で推移しています。5年間で約58%の上昇となり、1年推移でも88万円前後から約8%上昇しています。ファッション性と資産性のバランスが評価され、近年は買取市場でも評価が安定しています。
数字で見ると「強い時計」の共通点が見えてくる
今回のランキングを見ると、単に定価が高いモデルではなく、需要が継続し、流通量と買い手のバランスが取れているモデルほど価格推移が安定していることが分かります。相場は感覚ではなく、実際に売れている価格帯と、その推移を見ることで初めて正確に判断できます。
ロレックス全体の価格帯を知りたい方は、最新の価格一覧もぜひご覧ください。
リセール率が高くても「買取価格」は別物として考える
注意すべき点は、販売価格の上昇がそのまま買取価格に反映されるわけではないことです。販売手数料、在庫リスク、市場変動を考慮したうえで、買取価格は「実際に成立している価格」から逆算されます。そのため、数字を正しく理解していないと、提示額が低く感じてしまうケースもあります。
なお、実際の買取相場がどの水準で成立しているのかを知りたい方は、こちらも参考になります。モデルごとの評価のされ方や、ブランド別の資産価値・人気モデルと売却ポイントが分かりやすい内容です。
ランキング外でも注目される高級時計ブランド
今回のランキングでは価格推移が特に強いモデルを中心に紹介しましたが、高級時計市場にはランキング上位ブランド以外にも中古市場で安定した評価を受けているブランドが存在します。リセール率という観点ではロレックスやパテックフィリップなどのブランドが注目されやすい一方で、実際の中古市場ではブランドの認知度、流通量、実需のバランスによって評価が安定している時計も少なくありません。ここではランキングには含めていないものの、中古市場で継続的な需要が見られる代表的なブランドを紹介します。
グランドセイコー
グランドセイコーは日本を代表する高級時計ブランドとして世界的に認知が広がっているブランドです。スプリングドライブや高精度クォーツなど独自技術を持ち、海外市場でも評価が高まっています。モデルによって価格差はありますが、国産高級時計として中古市場でも安定した需要が見られるブランドです。
IWC
IWCはスイスの老舗時計ブランドとして知られ、パイロットウォッチやポルトギーゼなどの人気シリーズを持つブランドです。特にパイロットウォッチ系モデルは中古市場でも認知度が高く、時計ファンからの支持が安定しています。ブランド力と実用性のバランスが取れた時計として評価されています。
【IWC買取相場】
ブライトリング
ブライトリングは航空時計ブランドとして知られ、クロノグラフモデルを中心に人気があります。ナビタイマーやクロノマットなどのシリーズはブランドを象徴するモデルとして認知されており、スポーツウォッチとしての実用性も高いブランドです。中古市場でも一定の需要があるブランドとして知られています。
タグホイヤー
タグホイヤーはスポーツウォッチブランドとして広く知られており、カレラやモナコなどの人気シリーズを展開しています。価格帯が比較的幅広く、時計初心者から時計愛好家まで購入層が広いブランドです。中古市場でも流通量が多く、知名度の高いブランドとして認知されています。
チューダー
チューダーはロレックスの姉妹ブランドとして知られ、近年人気が高まっているブランドです。ブラックベイシリーズなどのスポーツモデルは時計ファンからの評価も高く、海外市場でも需要が拡大しています。価格帯とブランド力のバランスが良く、中古市場でも安定した流通が見られるブランドです。
まとめ:相場は「推移」と「構造」をセットで見る
高級時計を高く、納得して売却するためには、現在の価格だけを見るのではなく、過去から現在までの価格推移と、買取価格が決まる構造を理解することが重要です。数字を知ることで、判断は感覚から根拠あるものに変わります。売却を検討されている方は、ご自身の時計がどの位置にあるのかを冷静に見極めたうえで判断されることをおすすめします。
ブランドレックス
鑑定士 千藤
相談料・査定料が無料!
はじめての方でもお気軽にご連絡ください!
お電話でお問い合わせ
03-6361-1433

