ルイヴィトンを売却する際、「ヴィトンは数が多いから安い」「昔より高くなっているらしいが実感がない」といった声をよく耳にします。確かに流通量は多いブランドですが、近年は度重なる価格改定と需要の安定により、中古相場の前提自体が大きく変わっています。ただし、すべてのモデルが同じように評価されるわけではなく、ライン・型番・状態・付属品の違いによって成立価格には明確な差が出ます。当店では、現在の相場水準だけで判断するのではなく、過去との比較や成立している価格帯を整理したうえで、納得感のある買取をご提案しています。

なぜルイヴィトンは中古市場でも相場が底堅いのか

ルイヴィトンの買取相場が崩れにくい理由は、ブランドの強さだけではありません。定価改定が継続的に行われていること、定番ラインの需要が国内外で安定していること、そして中古市場での取引量が非常に多く「成立価格のデータが豊富」な点が大きな要因です。モノグラムやダミエといった定番ラインは流行に左右されにくく、多少の相場変動があっても、一定のレンジに収まりやすい特徴があります。一方で、トレンド性の高いモデルや限定色などは、時期によって評価が大きく動くため、売却タイミングの見極めが重要になります。

数字で見るルイヴィトンの価格推移とリセール率(1年・5年)

具体的な数字で見ていくと、ルイヴィトンの相場変化はより現実的に理解できます。例えばスピーディ25(モノグラム)の場合、5年前の中古販売価格は約80,000円前後が一つの目安でしたが、現在では約130,000円前後で取引されるケースが多く見られます。金額にすると約+50,000円、率にして約+62%の上昇です。直近1年で見ても、1年前に約120,000円だった水準が、現在約130,000円前後で成立しており、約+10,000円、約+8%前後の推移になります。

もう一つ代表的なモデルとして、ネヴァーフルMM(モノグラム)を見てみます。5年前の中古相場が約100,000円前後だったものが、現在では約160,000円前後で取引されるケースもあり、約+60,000円、率にして約+60%の上昇です。直近1年では、約150,000円だった水準が約160,000円前後となり、約+10,000円、約+6〜7%程度の動きになります。こうした数字から分かるのは、ルイヴィトンは「急騰する資産」ではないものの、定価改定を背景に、成立レンジが着実に切り上がってきているブランドだという点です。

ルイヴィトン買取価格を左右する実務上のポイント

ルイヴィトンの買取では、モデル名以上に「状態」と「仕様」が評価を左右します。実務で特に重視されるのは、・ライン(モノグラム、ダミエ、エピなど)・型番やサイズ・使用感(角スレ、ヌメ革のヤケ、型崩れ)・金具やファスナーの状態・付属品の有無(保存袋、箱)といった点です。特にヌメ革の状態は評価に直結しやすく、シミや強いヤケがある場合は、相場が高水準でも評価が伸びにくくなります。一方で、使用感が少なく、全体のバランスが良い個体は、成立レンジの上側で評価されやすくなります。

ルイヴィトンを売るタイミングの考え方|定価改定と流動性を見る

ルイヴィトンの売却タイミングを考える際、「もっと値上がりするまで待つべきか」と迷われる方もいますが、実務では必ずしもそれが正解とは限りません。定価改定が行われた後は、中古相場も一段切り上がりやすくなりますが、その後は需要と流通量のバランスで落ち着く傾向があります。重要なのは、今の成立レンジと売却のしやすさです。特に定番モデルは流動性が高いため、相場が安定している局面で売却した方が、条件交渉が少なく、結果的に納得感のある取引になりやすくなります。

鑑定士としての見解

ルイヴィトン買取で大切なのは、「数が多いから安い」という先入観を持たないことです。確かに流通量は多いブランドですが、その分、成立価格のデータが豊富で、評価の基準が明確です。相場、価格改定の影響、個体条件を整理したうえで判断すれば、売却は決して不利なものではありません。当店では、現在の相場水準と過去との比較を踏まえ、条件に応じた誠実な査定を行っています。

なお、実際の買取価格がどの水準で成立しているのかを知りたい方は、直近でお取扱いした買取事例も参考になります。モデルごとの評価のされ方や、査定時に重視されたポイントが分かりやすい内容です。

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鑑定士 千藤