エルメス バーキン35の現在価値|資産性が分かれる理由とサイズ評価の現実
エルメスのバーキン35は、かつて主流サイズとして高い支持を集めてきたモデルです。現在では25・30と比較されることが多くなり、資産性という観点では評価が分かれるサイズとなっています。本記事では、バーキン35が現在どのような価格帯・需要で評価されているのかを、市場の実態に即して整理します。
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バーキン35が主流だった時代背景
バーキン35は、収納力と存在感を兼ね備えたサイズとして、長年エルメスの中心的モデルでした。仕事用・旅行・日常使いまで幅広く対応でき、実用性を重視する層から高く評価されてきた経緯があります。
特に以前は、25や30よりも35を選ぶユーザーが多く、流通量・販売実績ともに安定していました。
定価改定による価格推移
バーキン35も他サイズ同様、定価改定の影響を受けています。過去には定価がおおよそ130万円前後で案内されていた時期がありましたが、現在では200万円前後まで引き上げられています。定価ベースでは約1.5倍前後の上昇です。
ただし、この定価上昇がそのまま中古市場価格に反映されているわけではない点が、35サイズの特徴でもあります。
中古市場での現在の価格帯
中古市場におけるバーキン35は、素材・色・状態にもよりますが、概ね160万円前後から190万円前後で取引されるケースが多く見られます。定価との比較では、条件によっては定価割れ、もしくは横ばいでの推移となることもあります。
25や30と比べると、価格の上昇率は緩やかで、需要は限定的になりつつあるのが現状です。
なぜバーキン35は資産性が分かれるのか
バーキン35の評価が分かれる最大の理由は、ライフスタイルと市場需要の変化です。近年はコンパクトなバッグへの需要が世界的に高まり、25・30に需要が集中しています。
35は実用性が高い一方で、「重さ」「サイズ感」が敬遠されるケースも増えており、結果として買い手層がやや限定される傾向にあります。
素材・カラーによる評価の差
バーキン35でも、ブラック・ゴールド・エトゥープなどの定番カラー、トゴ・トリヨンクレマンスといったベーシック素材は安定した評価を維持しています。これらは一定の需要があり、価格の大きな崩れは起きにくい傾向があります。
一方、明るいカラーや個性的な素材の場合は、需要が限られるため、相場が下振れしやすい点には注意が必要です。
資産として見たバーキン35の立ち位置
バーキン35は、短期的な価格上昇を狙う資産というより、「大きく値崩れしにくい実用型」としての位置づけが強いモデルです。定価改定によって一定の価格帯は保たれていますが、25のような継続的な上昇トレンドとは性質が異なります。
そのため、資産性を重視する場合は購入時の価格・条件が非常に重要になります。
鑑定士としての見解
バーキン35は、今も確かな価値を持つモデルではありますが、市場では役割が明確に変化しています。実用性と安定感を求める方には適したサイズである一方、価格の伸びを期待する場合は慎重な判断が必要です。
サイズごとの特性を理解したうえで選択することが、後悔のない売却・保有につながります。
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鑑定士 千藤
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