シャネル その他人気モデル買取|2.55・復刻トート・ドーヴィル・カンボン・ガブリエルの資産価値と今売る判断
シャネルのバッグはマトラッセ(クラシックフラップ)を中心に資産価値が語られますが、実際の買取現場では「その他の人気モデル」も安定して動きます。ただし、その他モデルは“定番の強さ”がモデルごとに違い、相場が強いもの/落ち着きやすいものがはっきり分かれます。さらにシャネルは定価改定の影響が大きく、数年前の感覚で相場を判断するとズレやすいブランドです。本記事では、その他モデルの中でも問い合わせが多い 2.55(マトラッセの原型)、復刻トート、ドーヴィル、カンボンライン、Gabrielle(ガブリエル)を順に取り上げ、過去定価→現在定価の推移(円×%)と、中古相場の“帯”がどう決まるかを文章で分かりやすく整理します。
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対象を「モデル名+代表仕様」に固定する
その他モデルは、サイズ・素材・年式・付属品で価格差が大きく、同じモデル名でも別物になることがあります。本記事は「相場の比較がしやすい代表仕様」を固定して説明します。実際の査定では、お持ちのサイズ・素材・色・状態に合わせて帯が上下する前提で読み進めてください。
2.55(マトラッセの原型)|“定番寄り”で評価が安定しやすい
2.55は、いわゆるマトラッセの原型として位置づけられ、シャネルの中でも“歴史と文脈”が評価に乗りやすいモデルです。特徴は、マドモアゼルロック(回転式ロック)と、クラシックフラップとは違うチェーンの雰囲気にあります。相場としては「マトラッセほどの絶対王道ではないが、定番寄りで落ちにくい」モデルです。代表仕様として、2.55のミディアム相当(ブラック/レザー)を基準に見ると、過去に定価が約600,000円前後だった時期があり、現在は約1,100,000円前後〜約1,300,000円前後が基準線になりやすい価格帯へ移行しています。過去約600,000円→現在約1,200,000円前後で見れば、差額は約+600,000円、上昇率は約100%前後です。中古相場は、状態が良い個体ほど“現在定価を基準にした高い帯”で成立しやすく、逆に角スレや金具傷が強いと帯が一段下がります。
復刻トート|“実用モデル”だが条件次第で評価が残る
復刻トートは、実用性とアイコン性が両立しているモデルですが、クラシック系ほどの定価上昇が相場に直結しにくいタイプでもあります。理由は、流通量と年式差が大きく、個体差(角スレ・型崩れ・ハンドル劣化)が価格に強く出るためです。代表仕様として、復刻トート(ブラック/キャビア系の定番仕様)を基準に見ると、過去に定価が約250,000円前後〜約300,000円前後だった時期があり、現在は同系統の“定番トートの価格帯”自体が上がったことで、中古も底が押し上げられています。過去約280,000円前後→現在の前提帯約450,000円前後で見ると、差額は約+170,000円、上昇率は約60%前後です。復刻トートは「資産価値で持つ」というより、状態の良い個体を“損をしにくい価格帯”で売却するモデルです。角の擦れとハンドル周りの劣化が出る前に判断すると評価が安定します。
ドーヴィル|素材と状態で帯が割れやすいが“人気は強い”
ドーヴィルは、キャンバス系(布系)でありながら、シャネルの中では人気が強く、サイズ・色次第で相場が安定しやすいモデルです。一方で、布素材ゆえに汚れや擦れが出やすく、状態差が査定差になりやすい点が特徴です。代表仕様として、ドーヴィルのミディアム相当(ブラック系)を基準にすると、過去に定価が約350,000円前後だった時期があり、現在は約600,000円前後〜約750,000円前後が基準線になりやすい価格帯へ移行しています。過去約350,000円→現在約650,000円前後で見れば、差額は約+300,000円、上昇率は約85%前後です。中古相場は「きれいな個体は評価が残るが、汚れ・角スレ・持ち手の擦れで帯が落ちる」モデルです。布素材は無理な洗浄で風合いが変わることもあるため、売却前は軽い拭き取り程度に留める方が安全です。
カンボンライン|“当時人気”の代表。評価は落ち着くが需要は残る
カンボンラインは、当時の人気を象徴するモデルで、今でも一定の需要が残ります。ただし、現行の定番モデルのように定価上昇が相場の底を押し上げ続けるタイプではなく、相場は比較的“落ち着いた帯”で安定する傾向があります。代表仕様として、カンボンラインのトート(ブラック系)を基準に見ると、過去の定価水準は約200,000円前後〜約300,000円前後のレンジでした。現在は新品定価という基準線がない分、中古相場は「状態と需要」で決まりやすく、過去の相場ピークと比べると安定帯に収束しています。目安として、過去の前提帯約250,000円前後→現在の成立帯約180,000円前後〜約260,000円前後で動くケースが多く、上がるというより“状態で取りこぼさない”ことが重要です。角スレ、内側汚れ、持ち手の劣化が強いと帯が下がりやすいので、状態が良い個体ほど評価が残ります。
Gabrielle(ガブリエル)|“刺さる人に刺さる”モデル。条件で帯が決まる
ガブリエル(Gabrielle)は、デザイン性が強く、好きな層には強く刺さる一方、万人向けの定番とは少し違うモデルです。そのため相場は「定番色・定番素材・状態良好」に寄せるほど安定し、素材や色が変化球になるほど帯が割れやすい傾向があります。代表仕様として、ガブリエルのホーボー(ブラック/レザー系)を基準に見ると、過去に定価が約400,000円前後だった時期があり、現在は約700,000円前後〜約850,000円前後が基準線になりやすい価格帯へ移行しています。過去約400,000円→現在約780,000円前後で見れば、差額は約+380,000円、上昇率は約95%前後です。中古相場は、金具の擦れや角スレ、型崩れが見た目の印象に直結しやすく、状態差が帯の差になりやすいモデルです。
査定額を左右する共通ポイント
・モデル(定番寄りか、トレンド寄りか)・サイズ(需要が集中するサイズか)・素材(レザーは安定、布系は状態差が出やすい)・色(ブラックは最も安定)・金具の状態(擦れ、小傷、変色)・状態(角スレ、型崩れ、内側汚れ、チェーン擦れ)・付属品(ギャランティ関連、箱、保存袋)
今回の鑑定士コメント
その他モデルは「全部が資産になる」わけではありませんが、定価改定で前提価格帯が上がったことで、状態が良い個体ほど評価が残りやすくなっています。特に2.55やドーヴィル、ガブリエルは、過去定価から現在の基準線が大きく上がっており、相場の底が押し上げられています。一方で復刻トートやカンボンラインは、価格が跳ねるより“状態で取りこぼさない”ことが重要です。売却判断は、モデル名だけでなく、サイズ・素材・色・状態・付属品を整理し、現在の成立帯で冷静に判断するのが最も確実です。
なお、実際の買取価格がどの水準で成立しているのかを知りたい方は、直近でお取扱いした買取事例も参考になります。モデルごとの評価のされ方や、査定時に重視されたポイントが分かりやすい内容です。
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まとめ
シャネルのその他人気モデルは、マトラッセほどの絶対的資産モデルではないものの、定価改定によって相場の前提帯が上がり、状態が良い個体ほど評価が残りやすくなっています。2.55は定番寄りで安定、ドーヴィルとガブリエルは条件次第で強く、復刻トートとカンボンラインは“状態で取りこぼさない”ことが重要です。売るか持つかを迷う場合は、モデル名だけで判断せず、サイズ・素材・色・状態を固定し、成立帯で判断することが最も後悔の少ない選択につながります。ブランドレックス 鑑定士 千藤
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