エルメス ボリード買取|定価推移と中古相場から見る資産価値と判断基準
ボリードは、バーキンやケリーほど“資産価値の象徴”として語られにくい一方で、実はエルメスの中でも非常に現実的で、売却判断がしやすいモデルです。理由は、定番として長年販売されていることに加え、ライン(ボリード/ボリード1923)とサイズが整理しやすく、条件によって価格帯が読みやすいからです。エルメスのバッグは近年、定価改定の影響が非常に大きく、数年前の感覚で「このくらい」と判断するとズレやすくなっています。本記事では、ボリードの中でも問い合わせが多いサイズを中心に、過去定価と現在定価の差(円×%)と、中古市場で成立しやすい価格帯の考え方を、文章で分かりやすく整理します。
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ボリードが「崩れにくい」モデルである理由
ボリードの価値が崩れにくいのは、エルメスの中でも実用性が高く、買い手が常に一定数いるためです。ファスナー付きで中身が見えにくく、日常使いしやすいことから、再販市場では「欲しい人が一定いる=成立しやすい」モデルとして扱われます。バーキンやケリーのように“条件が揃えば定価超えが起きやすい”タイプではありませんが、定価改定が続くことで中古相場の底が押し上げられ、結果として「落ちにくい帯」が作られやすいのがボリードの特徴です。
ボリードとボリード1923は別物として見る
ボリードは、同じ「ボリード」という名前でも大きく2系統に分かれます。ひとつは一般的に流通する「ボリード(27、31など)」で、もうひとつが「ボリード1923(25、30など)」です。1923はディテールや展開サイズの考え方が異なり、定価も相場も別の帯で動きます。ここを混ぜて語ると、定価も中古相場もズレてしまい、判断が崩れます。売却のときは必ず「ライン名+サイズ」を固定して考えることが重要です。
現在定価の基準線(サイズ別の目安)
定価は相場の基準線です。ボリード27(エプソン)は現在定価が約1,155,000円の水準です。ボリード1923 25(エプソン)は約1,199,000円、ボリード1923 30(エプソン)は約1,419,000円が基準になります。ボリードは素材で定価が変わるため、本記事は「エプソン素材」を基準に整理しています。素材が変わる場合は、定価も相場も帯が変わる前提で見てください。
定価推移(過去→現在の上昇幅を円×%で整理)
ボリードは直近の定価改定の影響が分かりやすいモデルです。ボリード27(エプソン)は、過去に約1,063,700円の定価水準だった時期があり、現在は約1,155,000円です。差額は+91,300円で、上昇率は約8.6%になります。ボリード1923 25(エプソン)は、過去に約941,600円だった水準から約1,100,000円へ上がった局面があり、差額+158,400円、上昇率は約16.8%です。その後さらに定価改定が入り、現在は約1,199,000円となっています。1,100,000円から1,199,000円への差額は+99,000円で、上昇率は約9.0%です。数字で見ると、ボリード1923は短い期間で段階的に定価が押し上げられていることが分かります。
中古相場の考え方(ボリードは「状態」で帯が分かれる)
ボリードの中古相場は、「定価を上回るかどうか」よりも「状態でどの帯に入るか」が重要です。状態が良い個体(角スレが軽微、型崩れが少ない、内側が綺麗、付属品が揃う)は、現在定価に近い帯で成立しやすくなります。逆に、角スレが深い、底面の擦れが強い、型崩れが目立つ、内側の汚れや匂いが強い個体は、帯が一段下がります。ボリードは“跳ねるモデル”ではなく、“条件で取りこぼさないモデル”です。ここを理解すると、売るタイミングの迷いが減ります。
査定額を左右するポイント
・ライン(ボリードかボリード1923か)・サイズ(27/25/30で需要が異なる)・素材(エプソンは型崩れしにくく評価が安定しやすい)・色(ブラック、ゴールド、エトゥープなどの定番色は需要が厚い)・状態(角スレ、底面の擦れ、型崩れ、ハンドルのクセ、コバ割れ、内側の汚れ)・付属品(箱、保存袋、ショルダーストラップ。揃うほど成立帯が安定)
より高く売るための考え方
ボリードは、値上げ局面で“持っていれば勝手に上がる”というより、状態の維持で差が出るモデルです。特に角と底面は使用で劣化が進みやすく、ボリードはファスナー付きで使いやすい分、日常使いのダメージが出やすい傾向があります。使っていない場合は、型崩れや湿気で状態が落ちる前に判断した方が、結果として評価が安定します。また、ボリード1923は直近で定価上昇が段階的に入っており(約16.8%→約9.0%という上昇局面があった)、数年前の感覚で安く見積もると判断を誤りやすいモデルです。売却前に「ライン名・サイズ・素材」を固定し、現在定価を基準線にして、状態で帯を決める。この順番が最も確実です。
今回の鑑定士コメント
ボリードは、エルメスの中では「資産価値」と「実用性」のバランスが良く、売却判断がしやすいモデルです。定価推移を数字で見ると、ボリード27(エプソン)は約8.6%、ボリード1923 25(エプソン)は過去の改定局面で約16.8%、その後も約9.0%上がっており、定価が継続的に押し上がっていることが分かります。この定価上昇が相場の底を作るため、状態が良い個体ほど評価が安定します。迷う場合は、まずライン・サイズ・素材を固定し、次に状態と付属品で帯を決める。これだけで判断がブレにくくなります。
なお、実際の買取価格がどの水準で成立しているのかを知りたい方は、直近でお取扱いした買取事例も参考になります。モデルごとの評価のされ方や、査定時に重視されたポイントが分かりやすい内容です。
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まとめ
ボリードは、バーキンやケリーほど極端に跳ねるモデルではありませんが、定価上昇が中古相場の底を押し上げ、条件が揃うほど評価が安定するモデルです。ボリード27(エプソン)は過去定価約1,063,700円→現在定価約1,155,000円で約8.6%上昇。ボリード1923 25(エプソン)は過去の改定局面で約16.8%、その後も約9.0%上昇しており、定価が段階的に上がっています。売るか持つかを判断する際は、ライン・サイズ・素材を固定し、状態と付属品を整えたうえで、現在定価を基準に成立帯で考えることが最も確実です。ブランドレックス 鑑定士 千藤
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