ブランド時計の中でも圧倒的な人気を誇る「ロレックス」。長年にわたって安定した相場を維持し、むしろ年々上昇しているモデルも少なくありません。なぜここまで価値が落ちにくいのか。その理由を、買取現場の視点から3つのポイントに分けて解説します。

1. 世界的なブランド力と供給バランスの絶妙さ

ロレックスは単なる高級時計ブランドではなく、世界中で“資産時計”としての地位を確立しています。生産数をあえてコントロールしており、需要に対して供給が常に少ない状態を維持。そのため、人気モデルが市場に出るたびにプレミア価格がつく傾向があります。特にデイトナやサブマリーナなどは「正規店で買えない時計」の代表格であり、中古市場の価値が自然と底上げされる構造になっています。

2. 円安と海外需要の高まり

ここ数年は為替の影響も大きく、円安が進むことで海外バイヤーが日本の市場から仕入れを強化しています。特にアジア圏ではロレックス=ステータスシンボルとしての人気が高く、国内の在庫が減るほど価格は上昇。実際、銀座や新宿の買取相場は為替に連動するように微上昇を続けています。ロレックスを“資産分散の一部”として持つ富裕層も増えており、金や株と同じように価格変動を見ながら取引されています。

3. モデルチェンジと限定性が生むリセールプレミア

ロレックスは定期的にモデルチェンジを行いますが、旧モデルが市場から消えることで“中古でも価値が上がる”現象が起きます。代表的なのがデイトナ116500LNやエクスプローラーIIの226570。新旧モデルの仕様差がわずかでも、希少性やデザインの好みで旧型を求めるコレクターが増え、結果的に相場が維持されるのです。

まとめ:ロレックスは「使える資産」

時計としての機能性はもちろん、ブランド力・希少性・相場安定性を兼ね備えたロレックスは、まさに“使える資産”といえます。売るタイミングを見極めれば、購入時より高く売却できるケースも珍しくありません。ブランドレックス銀座店では、最新相場を踏まえた誠実査定でお客様の大切な資産価値をしっかり評価いたします。