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カテゴリー
ブランド名
モデル
X-33 スカイウォーカー
型番
318.90.45.79.01.001
付属品
箱 保証書 コマ
買取店舗
銀座本店
ブランドレックスなら
280,000円 ~ 320,000円で買取!
※年式、状態で変動いたします。ご了承ください。
オメガのX-33スカイウォーカーを買取させて頂きました。 買取方法は出張買取です。
早速、査定ポイントを一緒に見ていきましょう。 査定ポイントは全部で3つです。
1.状態 2.機構 3.付属品
1.状態 まずは状態です。 今回の時計で需要になるのは傷です。
今回買取させて頂いたX-33スカイウォーカーは、ケースとブレスに「チタン」が使用されています。
チタンと言う素材は、ステンレスよりも傷つきづらく、重さは約1/2で腐食しないという現代素材といわれる、まだ世に出て新しい素材です。
チタンは、メリットしかないと思われている方も多いのですが、 実はデメリットも存在します。 それが「研磨をする際にステンレスよりコストがかかる」という事です。 研磨と言うのは、時計に付いた傷を文字通り磨くことで傷を無くす事なのですが、ステンレスは時計の歴史の中でも長年使われていた加工しやすい素材なので、そこまでコストがかからずに研磨することが出来ます。
しかし、今回使用されているチタンは、非常に扱いづらい素材で、ステンレスを研磨する機械でもし磨いてしまうと、チタンはステンレスより固い為、研磨する刃がすぐにダメになってしまい最悪故障してしまいます。
しかも、チタンを削った際にでるチタン屑は、発火性があり取り扱いが難しい為、 きちんと申請を出さないと取り扱うことが出来ない素材でもあります。
街中の時計屋さんではまず取り合ってくれない素材でメーカーでないと基本的には磨くことが出来ません。
そんな特殊素材が使われている今回の時計には傷が薄く付いていました。 その為、研磨するのにコストがかかるので査定ではマイナスになります。
2.機構
次は機構です。 今回のX-33は「マルチファンクション」というクロノグラフやアラーム、カウントダウン、パーペチュアルカレンダーなどの機能を指針表示と電光板を使ったデジタル表示の2つで表示する超多機能時計です。 特に、パーペチュアルカレンダーは年・月・曜日・日付を動き続けていれば2100年まで狂わず表示してくれるというとんでもない機構で、腕時計では超複雑機構と呼ばれる物になります。
しかし、技術の発展で、今回のような電池式の時計の場合は、そこまで高額になることなく作ることが出来るとの事です。 機械式といわれる手巻きや自動巻きの物であれば、歯車のみでそれをプログラムしなくてはいけないので、ブランドにもよりますが、平均500万円はする時計がほとんどです。 今回の時計は定価は65万ほどで、超複雑機構のパーペチュアルカレンダーが搭載されている有名時計ブランド腕時計の中では非常にお手頃な価格帯です。
機構が沢山あると便利ではありますが、リスクもあります。 複雑機構を何個も積んでいると起きるのが、故障のリスクです。 複雑になればなるほどちょっとしたことでも故障してしまう事があり、 しかも故障を直すとなるとコストが結構かかってしまいます。
電池式式だとしてもそれは一緒で、デジタル表記の電池式で有名なGショックなどと比べても治すコストは大分違います。 便利な物にはその分リスクも実はあるという事です。
今回の時計は故障などはしていなかった為、機構でのマイナスはありませんでした。
3.付属品
最後に付属品です。 今回のX-33には、専用の収納箱が付属しています。 その為、箱の価値と言うのが付属品の中でも高い物になり、 箱がの有無で査定金額は大きく変わります。 限定モデルや特別なモデルに付属する事が多い専用収納箱ですが、 中古屋などで購入するとこの箱が通常の箱になっていることがたまにあり、購入する前にメーカーサイトなどで確認してから購入するようにしましょう。
今回買取した物はオリジナルの付属品が全て揃っており、マイナス面はありませんでした。
まとめ
今回は上記3つを確認して査定させて頂きました。 今回の査定で、一番査定金額に影響したのは傷です。 チタンが使われている時計は、傷がつきづらい物にはなりますが、 付いてしまうと直すのにコストがかかりますのでお気を付けください。
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鑑定士からのコメント
オメガのX-33スカイウォーカーを買取させて頂きました。
買取方法は出張買取です。
早速、査定ポイントを一緒に見ていきましょう。
査定ポイントは全部で3つです。
1.状態
2.機構
3.付属品
1.状態
まずは状態です。
今回の時計で需要になるのは傷です。
今回買取させて頂いたX-33スカイウォーカーは、ケースとブレスに「チタン」が使用されています。
チタンと言う素材は、ステンレスよりも傷つきづらく、重さは約1/2で腐食しないという現代素材といわれる、まだ世に出て新しい素材です。
チタンは、メリットしかないと思われている方も多いのですが、
実はデメリットも存在します。
それが「研磨をする際にステンレスよりコストがかかる」という事です。
研磨と言うのは、時計に付いた傷を文字通り磨くことで傷を無くす事なのですが、ステンレスは時計の歴史の中でも長年使われていた加工しやすい素材なので、そこまでコストがかからずに研磨することが出来ます。
しかし、今回使用されているチタンは、非常に扱いづらい素材で、ステンレスを研磨する機械でもし磨いてしまうと、チタンはステンレスより固い為、研磨する刃がすぐにダメになってしまい最悪故障してしまいます。
しかも、チタンを削った際にでるチタン屑は、発火性があり取り扱いが難しい為、
きちんと申請を出さないと取り扱うことが出来ない素材でもあります。
街中の時計屋さんではまず取り合ってくれない素材でメーカーでないと基本的には磨くことが出来ません。
そんな特殊素材が使われている今回の時計には傷が薄く付いていました。
その為、研磨するのにコストがかかるので査定ではマイナスになります。
2.機構
次は機構です。
今回のX-33は「マルチファンクション」というクロノグラフやアラーム、カウントダウン、パーペチュアルカレンダーなどの機能を指針表示と電光板を使ったデジタル表示の2つで表示する超多機能時計です。
特に、パーペチュアルカレンダーは年・月・曜日・日付を動き続けていれば2100年まで狂わず表示してくれるというとんでもない機構で、腕時計では超複雑機構と呼ばれる物になります。
しかし、技術の発展で、今回のような電池式の時計の場合は、そこまで高額になることなく作ることが出来るとの事です。
機械式といわれる手巻きや自動巻きの物であれば、歯車のみでそれをプログラムしなくてはいけないので、ブランドにもよりますが、平均500万円はする時計がほとんどです。
今回の時計は定価は65万ほどで、超複雑機構のパーペチュアルカレンダーが搭載されている有名時計ブランド腕時計の中では非常にお手頃な価格帯です。
機構が沢山あると便利ではありますが、リスクもあります。
複雑機構を何個も積んでいると起きるのが、故障のリスクです。
複雑になればなるほどちょっとしたことでも故障してしまう事があり、
しかも故障を直すとなるとコストが結構かかってしまいます。
電池式式だとしてもそれは一緒で、デジタル表記の電池式で有名なGショックなどと比べても治すコストは大分違います。
便利な物にはその分リスクも実はあるという事です。
今回の時計は故障などはしていなかった為、機構でのマイナスはありませんでした。
3.付属品
最後に付属品です。
今回のX-33には、専用の収納箱が付属しています。
その為、箱の価値と言うのが付属品の中でも高い物になり、
箱がの有無で査定金額は大きく変わります。
限定モデルや特別なモデルに付属する事が多い専用収納箱ですが、
中古屋などで購入するとこの箱が通常の箱になっていることがたまにあり、購入する前にメーカーサイトなどで確認してから購入するようにしましょう。
今回買取した物はオリジナルの付属品が全て揃っており、マイナス面はありませんでした。
まとめ
今回は上記3つを確認して査定させて頂きました。
今回の査定で、一番査定金額に影響したのは傷です。
チタンが使われている時計は、傷がつきづらい物にはなりますが、
付いてしまうと直すのにコストがかかりますのでお気を付けください。