今回買取させて頂いたヒナPMは、マチの部分を広げたり畳んだりすることで見た目も変わる飽きのこないバッグで、入れる物の量や場面によって使い分けることも出来ます。
ショルダーストラップを付ければ両手がフリーになるので、買い物行く際にも非常に便利です。
小分けするためのポーチも付いており、取り外し可能の為、
バッグは車に置いてポーチだけ持ってちょっとした買い物などもできるので、
日常生活に非常にフィットしたバッグです。
今回買取したのはマグノリアと言われる濃い目のピンク色ですが、カラーバリエーションも5色展開しておりシンプルなブラックからパステルカラーのヴェールラグーンと言われる淡いグリーンのような色などもあります。
鑑定士からのコメント
ルイヴィトンのヒナPMを買取させて頂きました!
買取方法は店舗での買取です。
査定ポイントを一緒に見ていきましょう。
査定ポイントは全部で3つです。
1.状態
2.年式
3.付属品
1.状態
バッグは、状態が査定金額の8割を決めると言って良いほど大事な物です。
今回のヒナPMは、マヒナと言われる非常に柔らかい革を使用しており、擦れや型崩れが出やすいバッグです。
まちを広げてハンドバッグとして使用したり、付属のストラップを付けてショルダーバッグにしたりと、用途が広い分様々な場所に傷がつきやすいバッグでもあります。
今回のバッグは、ほとんど使用していない物で、外側は非常に綺麗な状態でした。
ですが内側の金具に擦れが何か所かありました。
マグネットの部分は閉める際にぶつかる事になるのでしかないですが、
未使用というのは難しい物でした。
新中古品というランクです。
2.年式
次は年式です。
ルイヴィトンは車と同じで年式によって同じモデルでも査定額が変わります。
ルイヴィトンの製品はシリアルを確認する事で製造年式や週、月、製造国を確認することが出来きます。
車や時計なども製造年式が古い物は評価が低くなるのですが、
それと同じです。
次に年式ですが、ルイヴィトンはシリアルを見る事で製造年式を把握することが出来ます。
ルイヴィトンのシリアルはアルファベット2文字に数列が4桁で構成されていて、「AB1234」のようになっています。
最初のアルファベット2文字は「生産国」
後ろの数字4桁が「生産年」と「生産週」を表しています。
例を出しますと、「SF1034」というシリアルがあったとします。
「SF」はフランスで作られたことを表します。
「1034」は崩す事で製造年と製造週を把握でき、
左から1番目と3番目の数字を組み合わせて「13」とう数字になりますが、
これで13週目を表します。
13週目は3月末の週ですね。
次に、2番目と4番目の数字を組み合わせて「04」という数字になり、
これは「2004年」を表します。
つまりこのシリアルだった場合は「フランスで2004年の13週目に作られたバッグ」と把握することが出来るという事です。
今回のバッグは2019年に製造された物でした。
3.付属品
最後に付属品です。
今回のバッグは、2WAYバッグという2種類の使い方が出来るバッグです。
トートバッグとショルダーバッグとして使用することができ、
ショルダーにする為のショルダーストラップと、小物を入れるポーチが付属します。
この2つがあって初めて一式なので、どちらかが欠品していると査定額はガクッと落ちてしまいます。
ストラップなどは使用していると劣化が目立つため査定に響いてしまうと思い、
持ち込まれない方もたまにいらっしゃるのですが、付属していない方が査定金額が下がりますので注意してください。
購入した際にもらった付属品は売却の際は全て持ってきていただくのが得策です。
まとめ
本日のバッグはこのようなところを確認しながら査定させて頂きました。
ルイヴィトンのバッグは他のブランドに比べて中古の物でも値段が付きやすい物ではありますので、売却をお考えの方は是非お早目の査定をして頂ければと思います。