皆様は販売している時計が全て1000万を軽く超えるという時計ブランドはご存じですか？

そのブランドは「リシャールミル」

1000万で買えるのはほんの一部で、億を超える時計も数多くあるこのリシャール・ミルですが、なぜこんなに高額な時計しか販売していないブランドが人気なのか、その魅力について触れていきましょう。

リシャールミル本人

リシャールミルの歴史について

まずはリシャール・ミルの歴史から見ていきましょう。

創業は2001年、ブランド名と同じリシャールミル氏が時計業界にとんでもない発表をしてデビューしました。

それが、超複雑機構であるトゥールビヨンを搭載しているにも関わらず、投げても強い衝撃を与えても壊れない衝撃に強い時計という今までの常識をぶち壊す発表したからです。

トゥールビヨンはフランス語で「渦」を意味している機構で、最初は懐中時計用として開発され、いつも定位置で固定される懐中時計のムーブメントの重力の偏りを均一化させて時計の制度を保つために時計の機構である脱進機全体を回転させることで制度を保つことが出来る機構の事で（超簡単に抜粋して説明していますので時計好きの方申し訳ありません）

時計の歴史を200年早めたフランス時計技師で有名なアブラアム＝ルイ・ブレゲによって開発されました。

まず第１に機械式時計を扱う注意点として強い衝撃を与えてはいけないというのがあります。ほぼすべてのパーツが歯車によってできている機械式時計にとって、振動は歯車の噛み合いをずらしてしまったり故障の原因になるからです。

超複雑機構となればより衝撃に弱くなるのです。

 

そんな今まで何百年と積み上げてきた機械式時計の常識をリシャール・ミルはファーストモデルの発表でぶち壊しました。

この発表に世の時計愛好家は大注目し、一気に知名度を上げました。

この衝撃的なデビューからやく20年という時計ブランドとしてはまだまだ短い期間なのに対し、百何十年と歴史を紡ぐ時計ブランドと肩を並べるブランドに急成長しました。

 

 

ファーストモデル

先ほど歴史の中でお話ししたリシャール・ミルのファーストモデルについて触れていきましょう。

モデル名は「トゥールビヨンRM001」ファーストモデルからトゥールビヨンてだけでも驚くべきものですが、この時計はそれだけじゃありませんでした。

異常に軽かったのです。

基本的に時計は機構が増えるもしくは複雑になるほどパーツ数が増えるため重量は増えます。ですがこのRM001はとにかく軽かった。

そのうえ衝撃に強いんですから良いとこだらけなんです。

2001年の初お披露目になったバーゼルワールドでは強度を証明するために折角作った時計をリシャール・ミル本人が地面にたたきつけるという衝撃的なパフォーマンスまでしてるぐらいです。

そしてこの時計は日本では未発売でしたが、少ない数ではありましたが1000万を超える時計が完売するという驚異的な記録も作りました。

 

リシャールミルの魅力

 

リシャール・ミルの魅力としては発表当時から言われている「耐久性」と「軽さ」というのがあります。

特にこの特徴からアスリートに愛される時計ブランドでもあります。

有名選手ですとテニスのスペイン出身選手のラファエル・ナダル選手

テニスの世界ランキングであるATPランキングは常にTOP10の中に入り、

「赤土のナダル」と異名を持つアグレッシブなプレーが人気なプレイヤーですが、

このナダルが試合中に着けている時計こそがリシャールミルです。

私も小さいころから大学まで硬式テニスをやっていたのでわかりますが、試合中はとにかく腕を動かします、右腕も左腕もナダルは左利きなので時計は右に着けているのですが、バックハンドは両手で打つこともあるので、インパクトの振動などもダイレクトに時計にも伝わります。

トッププロの試合ですからその衝撃は普段の生活ではまずない衝撃でしょう。

そんな環境でもリシャールミルの時計は耐えてしまうのです。

そして動いている選手が気にしないほどの軽さ、テニスは特に神経質になりやすいスポーツでも有名ですが、そんな環境下でも気にならない軽さがあるんです。

実際にナダルは試合しながら付けていますから、もう誰もリシャールミルの性能を疑わないでしょう。

 

そんなナダルとリシャールミルがタイアップしたモデルも何本かあります。

このナダルモデルはリシャール・ミルの中でも大変人気が高いモデルとしても知られていて、毎回即完売してしまいます。

今年新しく発表されたパートナーシップ10周年を記念して作られたナダルモデルも即完売、テニスプレイヤーが使う時計という事で

ラケットのガットのようなデザインがまた良いですね。しかもこのモデルはトゥールビヨンが付いているモデルで冒頭でもお伝えしましたが、超複雑機構が付いた機械式時計をプロの試合で使われてるというのは本当に驚きです。

 

※リシャールミルとラファエル・ナダルのコラボレーション※

 

リシャールミルの資産価値

 

 

そんな数々の伝説を作るリシャール・ミルですが、リシャール・ミルに限らず、腕時計は今資産価値や投資としての対象にもなっています。

特にリシャール・ミルは生産本数が極端に少ない為か

その為希少性も高まり、市場価格が定価より高くなることがざらに起きている。

例として「RM055バッハワトソン　白」というモデルで見てみたいと思います。

 

 

2020年11月現在での定価

￥12,960,000-

2020年11月買取相場

￥～￥26,500,000-

 

これが今のリシャール・ミルの時計の価値です。

買取でも定価から約200万以上も上なんです。弊社でも同じモデルを買取させて頂いたことがありますが、状態等で大きく左右されますが同じぐらいの価格帯で買い取らせて頂いています。

定価よりも大幅に高い価格で買取屋で売ることも可能です。

※モデルによっては定価を下回るモデルもございますのでご注意ください。※

 

 

このように資産価値や投資として見たときにも価値としては申し分ない物なのです。

そして資産という面では、腕時計は基本的に相続税がかからない為車や家、土地などを買うより後に残す人たちに対してもとても扱いやすい物でもあります。

なので今腕時計はセレブなどの間でも非常に注目されています。

こんな状況になっているので今正規店やブティックでは品薄状態が続いています。

どのモデルがというよりもリシャールミルは全体的に品薄状態が続いてるという状態で店舗に行ってもほとんど時計がおいていないといったこれまたリシャール・ミルらしい状況になっています。リシャールミルは年間生産本数も数千本と言われており、プレミアム価格が付く条件の1つである「需要と供給」が完全に合っていない状況になっています。

数千万以上の時計しかないブランドでこの状況は本当にすごい事です。

単価が高いという事は買える方も限られるわけですから、需要と供給が崩れることはあまりないのですが、それが起きているリシャールミルは本当に化物ブランドですね。

 

まとめ

 

今回はリシャールミルについて触れていきました。

今後どんな事をしてくれるのか時計好きとしては本当に楽しみなブランドです。

資産価値という面では間違いなくあるでしょう。

買えるチャンスがあるのでしたら是非1本買っておきたいブランドですね！

弊社では高額なリシャール・ミルも店頭買取でしたら即現金で買取いたしております！

買取実績も何本もございますので、査定だけでも無料ですので是非ご来店いただければと存じます。