ロレックス偽物本物の見分け方法をプロ鑑定士が伝授【最新】
誰もが憧れるブランドの一つであるロレックスですが、偽物も多く市場に出回っているのが実情です。
しっかりと真贋を見極めないと、偽物を掴まされてしまう可能性があります!
正規店で購入すれば手堅いですが、例えば中古品を購入しようとしたときにどのようにして本物と偽物を見極めればよいのでしょうか?
ここでは、ロレックスの本物と偽物を見極める方法について伝授します。
わたくしブランドレックス鑑定士千藤です。
わたしもロレックスが好きで何本か持っているのですが、やはり人気があるブランドだけにコピーが沢山存在します。
ロレックスをお持ちの方であればためになる記事ですので、是非参考にしてみてください。
ページコンテンツ
本物を見てチェックするとよい!
まずはじめに、具体的な見極め方法を解説する前に、本物をしっかりとチェックすることの重要性について紹介します。
偽物であるかをチェックする際に、実際に本物を自分の目で確認することが重要となります。
偽物の場合、パッと見ると確かに本物っぽいのですが、細かな造りをチェックすると明確な違いが生まれます。
よって、本物をまずはチェックしてチェックした方が、より正確な判断を下せるのです。
ただやみくもにチェックしても効果がないので、具体的には次のポイントを確認することをお勧めします。
重厚感について
高級な腕時計ほど、精密なパーツを組み合わせて一つの作品を作り上げるものです。
よって、重量感という面ではとても重く、ずっしりとくるものがあります。
その重さから、腕が疲れてしまうと思えるほどなのですが、この重さが格式の高さに比例すると言っても過言ではありません。
本物のロレックスを実際に手に取ってみて、どれだけ重厚なのかをチェックするようにしてください。
※ただしアンティークロレックスは現行ロレックスと比べるとかなり軽さがあります。年代事で重量感を確認するのがよいでしょう※
細かなディテールについて
先に紹介した通り、偽物のロレックスであってもファーストインプレッションでは本物と大差ありません。
ただ、実際に手に取ったときの手触りやエッジの立ち具合などは全く異なるものです。
特に、手触りという要素はとても大きく、本物の場合は艶やかで頬ずりしたくなるほどの魅力があります。
また、メリハリのついたエッジで、しっかりと凹凸を表現しているのがうかがえます。
その他では、バランスの良し悪しもしっかりチェックしておきたいポイントです。
見た目は本物に近くても、実際にベルトに手を通してはめてみた時に、ぱちんと閉まらなかったり着け心地がしっくりこないという場合は偽物の場合が多いです。
本物をはめてみて、実際にどのような着け心地であるかをチェックすることでその違いを明確にできます。
刻印や印刷の具合について
ロレックスの時計には、ブランドロゴや文字盤などで刻印やプリントが施されています。
ロレックスの場合は、刻印やプリント一つとっても一切の妥協を許さずクオリティの高さを求めています。
本物を手に取って、刻印やプリントもしっかり確認してその精巧さを目の当たりにすることで偽物との違いを明らかにできます。
↑のこれが本物の刻印です。
こちらが偽物刻印です。
見ると文字も太く王冠も全く違うのが確認できると思います。
これは刻印になりますが、左の画像はレザー刻印になっています。
ところどころに点が確認できます。
本物は右のようにドットがありません。
ただし新型ロレックスの場合は多少ドットがある場合があります。
ただし偽物は深さがないのが特徴です。
旧型は絶対にこのようになっていません。
複数の時計をチェックすることも重要
通常は、購入予定の時計のみをチェックすればよいと考えがちですか、可能
であればロレックスのあらゆるモデルを手に取って確認することも重要です。
理由としては、多くの時計を見ることでロレックスの特徴が分かるためです。
ロレックスの場合、このポイントまでこだわっているんだ…などの共通項が見極めることができます。
その共通項をチェックポイントとして、偽物をチェックすることでより正確に真贋を判断することができるのです。
偽物にもランクがある!
偽物とひとくくりにしていますが、実際には偽物にもいくつかの種類があります。
ロレックスだけではないのですが、ブランド品一般的に大きくランクとしてN、SS、Sなどがあります。
Nとは、偽物の中でも最も精巧に作られているものであり、素人では見極めできないレベルのものも多数あります。
その理由として、本物と同じ材料を使用して作られているためです。
細かな点を見ていけば違いが明らかになっていくのですが、しっかりとチェックすることが重要です。
Nよりも少し劣りますが、レベルの高い偽物の場合にはSSが付けられています。
使用している材料も、本物とは違うのですがなるべく近いものを選んでおり、なかなか見極めることができないレベルのものが多くなっています。
比較的雑な造りになってくると、Sランクが付けられて初心者でも違和感を感じるレベルのものが多く見受けられます。
ロレックスの偽物を見極める方法は?
では、ここからは具体的にロレックスの偽物を見極めるポイントについて紹介します。
刻印が微妙に違う
ロレックスでは、シリアルナンバーなどがすべて時計に刻印されています。
また、大事なブランドロゴもベルト部分などに刻印されており、一目でロレックスの腕時計であることが把握できます。
ただ、偽者の場合は刻印が本物と大きく異なる場合が多いです。
主な違いとしては、刻印のフォントや彫り方です。
基本、ロレックスではひとつの腕時計で複数のフォントは使用せず、同じものを使用するのが一般的です。
それに対し、同じ文字内でも複数のフォントが用いられている場合は偽者と判断することができます。
また、彫りこみ状態についても本物の場合は均一で美しい形状をしているのに対して、偽物の場合は彫りこみが雑で不均一なものが多いです。
中には、しっかり彫られておらず視認できないケースもあるので、比較的容易に見極めできます。
例えばこのベルトの王冠マークに違いがあります。
こちらは偽物です。
こちらは本物です。
見るとわかりますが偽物に立体感はありません。
本物は立体的になっています。
カラーリングのパターンが異なる
複数のカラーリングを用いているモデルの場合、配色についても容易に偽物と判断できるものがあります。
代表例として、ヨットマスターIIのベゼル部に取り付けられた宝石があります。
本物でも、カラフルな宝石をちりばめてデザインしているのですが、その配色パターンが偽物の場合は異なるのです。
また、デイトジャストII においては文字盤内にあるロレックスのロゴのカラーリングが微妙に異なっている偽物が存在しています。
そもそも、ロゴ自体が異なるデザインとなっている場合も多いのです。
インデックス板の内容が異なる
時計の核ともいえる場所としてインデックス板があります。
今何時であるかを表示する場所ですので、目に付きやすいのですが意外と偽物の場合は雑な作りになっているものが多く見受けられます。
インデックスの場合、夜でも見やすくするために蛍光塗料が用いられていることが多いのですが、偽物の場合は蛍光塗料が塗られていないもしくはカラーリングが異なっている場合が多いです。
他にも、インデックスの9時部分を示す箇所のサイズ感であったりデザインが本物と偽物で異なるケースがあります。
デイトジャストIIの偽物では、その傾向が顕著に見られます。
但し、ルーペなどで拡大しないと判別できない場合が多いので注意が必要です。
リューズのデザイン
リューズは、時間を調節したり手動巻きの場合はぜんまいを巻く重要な調整を行う箇所です。
そのリューズには、巻きやすいようにギザギザがつけられているのですが、偽者の場合は丸みを帯びたデザインとなっています。
単純に考えて、ギザギザが多い方が引っ掛かりがあって回しやすいということになりますが、偽物の場合はそこまで精巧に作ることができないのです。
また、リューズにブランドロゴが刻印されているのですが、丸い点があることに気づきます。
実はこの点が3つの場合はトリプルロック、2つですとツインロック、1つの場合はプラチナ素材を意味しています。
点の数と材質などに相違がある場合、偽物ということになります。
画像の箇所を触ればすぐにわかります。
画像の左が本物で右が偽物です。
偽物は触ると少し痛いです。
プロの鑑定士にお任せください!
今回はロレックスの偽物を見分ける方法について紹介しました。
ただ、N品クラスの精巧な出来栄えの偽物ですと、なかなか素人では見分けることが困難です。
もし鑑定が必要である場合、ブランドレックスにお任せください。
適正なスキルを保有している鑑定士が、親切丁寧に鑑定させていただきます。
相談料・査定料が無料!
はじめての方でもお気軽にご連絡ください!
お電話でお問い合わせ
0120-038-581